見出し画像

【メンバーシップ】成長するために必要な「変化」と「苦しみ」の力

思い起こせば、「新しい教育を共に語ろうプラン」が立ちあがったのは、2021年のこと。

もうすぐ4年目を迎えます。

教育現場で感じたもやもやをもやもやのままにするのではなく、「できることは少なくても自分ができることをしよう!」と思い立ち、「第3の居場所」が立ちあがっていく様子を書き留めてきました。

もちろん、「『学校』、『家庭』ではない『第3の選択肢』を作る!」という目標はまだ夢半ば。

正確には半ばというよりも、スタート地点といったところでしょう。

ただ、スタート地点に立つまでも、そこまでには様々な出会いとストーリーがありました。

人生の主人公として、その輝かしいストーリーを自分に刻み付けつつ、自分にできることに対して貪欲にチャレンジを続けてきました。

もちろん、このnoteもそのチャレンジの一つです。

「子どもたちが知っておいた方がよい知識」を中心に情報収集を続ける中で、ぼくの「価値観リスト」にも入るくらい、強く心に留まった情報がたくさんあります。

その一つとして「変化を続けること」は、子どもたちに教えるだけでなく、ぼくの人生のテーマとなりました。

昨日もこんな記事を書いたくらい。

そして、このメンバーシップも「変化の時なのかなぁ。」と、これまでずっと考えてきました。

ただ、具体的にどのような「変化」に可能性を見出すのかは、ぼく自身が全然分かっていません。

やはり、中心に噛り付いていると客観的な部分が見えにくくなってしまうという課題はずっと感じていたのです。

だからこそ、いったん立ち止まり、変化の方向性を真剣に考えた方が良いのではないかと思い至りました。

ということで、メンバーシップは、2023年をもっていったん終了とさせていただきます。

これからは、「子どもたちに教えてあげたいこと」の情報収集を続けつつ、「変化」を意識しながら発信していこうと考えています。

メンバーシップ当初からずっと応援いただいたみなさま。

「第3の居場所づくり」に対して理解を示してくれたみなさま。

メンバーシップのみなさまには、諦めそうになった時、心折れた時、何度も救われてきました。

これからは、何かしら「新しいかたち」で、「第3の居場所づくり」をさらに盛り上げていけたらと思います。

約4年間、応援ありがとうございました(^^♪

▼「成長」するために必要な「苦しみ」の力

終わります~と言っておきながら記事は続きます。

ここからは「成長」を求めるのなら「変化」だけでなく「苦しみの力」も必要なのだ!という内容を書いていきます。

「苦しみとの付き合い方」もぼくの人生において最大のテーマ。

お時間がありましたら、読んでみてくださいね。


「未来を思い描いてください」と言われると、ほとんどの人は、「今よりもよりよい未来」を思い描くのが人間の特性です。

自由に想像を膨らませることができるのに、わざわざ、「辛く苦しい未来」など想定しないでしょう。

実は、この人間としての特性が、「夢」や「目標」をもつことの「デメリット」でもあります。

こんな記事も書きましたが、

無責任に広げてしまった「夢」や「目標」に対して、達成までのハードルが高くゴールまでの距離が遠ければ遠いほど心は折れていく。

だからこそ、大きな「夢」や「目標」だけを立てるのではなく、「小さな目標」をいくつも設定して、「今すべきこと」を明確にするのが、達成するためのコツなのです。

しかし、達成までの道のりの中で確実に出合うのは、「予想外の展開」。

時には「苦しみ」となる出来事に遭遇するかもしれません。

出来ればとんとん拍子で進んでほしいところですが、実はこの「苦しみ」こそ、あなたの成長の一助となるのです。

▼「苦しみ」と出合って気づくこと

苦しみを最大化したときに生まれるのが「トラウマ」。

この「トラウマ」ですが、「トラウマを解消した先で大きく成長することがある」と知られています。

「PTSG」なんて言われますが、辛く悲しい経験を乗り越えたからこそ得られた成長のことを意味しています。

とすると、「苦しみ」という経験は、一概に「悪」とも言い切れません。

例えば、「悲しみ」という感情は、人間関係の大切さに気づいたり、信頼できる人との絆を深めたりすることが分かっています。

もちろん、苦しみの渦中にいるときは、そのメリットなんて考える余裕はないかもしれません。

ただ、「苦しみの先には成長が待っている」と知識として蓄えておくと、その苦しみに対して、

・なぜ、苦しんでいるのか?
・何が苦しいのか?
・苦しみを抜け出すためにどのような行動が必要なのか?
・自分は実際にどのような行動をしたのか?

などなど、ただ嘆き悲しむだけでなく「苦しみの意図を発見しよう!」と、もがくことができるでしょう。

そんな「苦しみの意図」を感じ取れた時、あなたは過去の自分よりも間違いなく成長しているはず。

神学者のパウル・ティリッヒさんは、

「大きな苦しみに見舞われた人は、それまでの日常生活ではほとんど顧みなかった自分の内面に目を向ける。そして、自分という人間が、今まで信じていた自分とは大きく異なった人間だと気づく。」

と書いています。

そんな体験を、「#あなたの人生の意味」では、「底が割れる」と表現されています。

誰しも苦しみの渦中にいるときは、「なぜ、こんなに辛いんだろう。」と思うでしょう。

ただ、人間はどんな苦しみに襲われても立ち直る力をもっています。

そんな立ち直る力を発揮した時、あなたは、過去の自分よりも確実に魂のレベルが上がっている。

きっと、世界に対する関わり方に余裕が出て、視野も広くなっているはず。

もちろん、耐えられる苦しみのレベルも上がっています。

しかし、人生は時に残酷です。

そんなレベルが上がったあなたを絶望の底へ突き落すような「さらに大きな苦しみ」を人生は準備している。

その時、あなたがそれまで「人生の一番下」と思っていた底が割れ、「さらに下がある」ということに気づく。

そして、再び「苦しみ⇔立ち直り」のループに行きつくのです。

このようなループを繰り返すことにより、あなたは「あなた」という存在の小ささを実感するでしょう。

そして、「あなた」という存在が「できること」と「できないこと」があることにも気づくでしょう。

だからこそ、「力を合わせないとできないこと」にも気づくでしょう。

このように「苦しみ」は、「あなた」という存在を他者と明確に切り分けて捉える力となるだけでなく、「他者」の存在の価値にも気づく”きっかけ”をくれるのです。

▼「苦しみ」からもらえるもの

ここまで、「苦しみと出合うことで成長するよ!」という内容を書いてきました。

ただ、「何を成長として捉えるか」は、あなた次第。

「成長」を「苦しみを受け入れる力」とするか「苦しみから立ち直る力」とするか、はたまた「自分はちっぽけな存在である」と気づくことも、間違いなく成長なのです。

幸福度を上げるために必要不可欠な「コントロール感」

「自分が自分の選択で行動している」という感覚のことを指しますが、この世界で「全てを自分の思い通りに動かすことができる人」は、それほど多くありません。

「あぁ、こんなに頑張ってきたのに、最後はこうなるのね…」と報われない結果にたどり着くこともあるでしょう。

ただ、自分が思っていた通りの結果にならなかったとしても、それを現実として受け止め、次に向かって動き始めることが「成長」なのです。

人生の成功法則を上げると、「チャレンジ回数」「努力の継続」そして、最後のピースは、「運」です。

みなさんもご存じの通り「運」を操ることはできません。

しかし、「運」を味方につけ、引き寄せたいのであれば、

「常に『運』が舞い込んできそうな場所にいる」

ということが必須。

そのためには、「苦しみ」に押しつぶされて立ち止まっている訳にはいきません。

「苦しみ⇔立ち直り」ループを制し、自分のキャパを広げて「いつでもこい!」とどっしり構えておく必要があるのです。

行動してもしなくても「苦しみ」というのは降ってわいてくるもの。

折角ですから、その「苦しみ」は、自分の成長につなげようではありませんか。

▼まとめ

本記事では、「成長するために必要なのは『変化』と『苦しみ』である!」という内容をまとめました。

みなさんの人生において何かの役に立つことを心から願っています。

ここから先は

0字

この記事は現在販売されていません

いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!