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【話し合い】「説明しましょう!」と言った時点で冷静ではない理由。

大人になってから、ヒーローよりも敵役に心を奪われるJUNです。

「魅力的な敵役がいるからこそ、ヒーローが輝ける」ということを、しみじみと感じる年ごろになってきました。
#年のせい

本日は、勝ち負けの話。

言うまでもなく、僕たちは、「人間」の集合体である「社会」で生活しています。

その中において、たくさんの出会いと別れを経験するでしょう。

その出会いの中には、「親友」と呼べるまで関係性を深めることができる人もいれば、「なんか、価値観が合わなくて・・・。」という出会いもあるでしょう。

そんな時に、気を付けるべき「コミュニケーションの注意点」をさくっとまとめましたので、新生活に向けて、読んでおいても損はさせませんよ。

▼「説明しましょう!」と言った時点で冷静ではない理由。

冒頭で「ヒーロー」を話題としましたが、ここだけの話、「ヒーローが勝つことができるのは、敵が負けてくれたから」って知ってました?
#急な問いかけ
#ここだけの話

もちろん、「手をつないで一斉にゴール」のような茶番がよいと言っているのではありません。

伝えたいことは、「勝ちがあれば負けもある」ということ。

大げさに言うと、「勝負を挑む」ということは、「自分が勝ちたいのなら、相手を負かさないといけない」ということ。
#当たり前のことを堂々と

だからこそ、人生をかけた「勝負」というのは、やみくもに挑んではいけません。

しかし、そんな大したことのない「勝負」を僕たちはつい挑んでしまいがち。

「そんなに日々勝負の生活ではないけど?」という方も、意外と目立っていない「勝負」をしているかもしれません。

その、「勝敗を決する」ための本日話題とする種目とは。

「話し合い」

なのです。

人間にとって「話し合う」ということは、互いの考えや感情を伝え合い、上手くいけば人間関係を深めることにつながるでしょう。

しかし、全てがスムーズに運ぶとも言い切れません。ときに「全然伝わってないな。」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
#たまにはあるよね

そんなとき、つい「じゃあ、説明するね!」というスタンスに立つことってありません?

もしも、記憶に新しいのであれば、その裏側に「喧嘩上等」が隠れていなかったか振り返ってみてください。

というのも、「説明するね!」の裏側には、

「(あなた、全然分かっていない。しょうがないから、あなたが間違っている理由を教えてあげる。)じゃあ、説明するね!」

というニュアンスは、含まれている可能性があるのです。

もしも、説明された側に↑のような隠し切れない気持ちが伝わってしまっているのであれば、あなたの説明が的を得ていたとしても、相手は、「納得」以上の「憎しみ」を獲得するかもしれません。

そう、相手を「諭す」とか「説得」するということは、ある意味「勝ちにいく」という宣戦布告なのです。

実は、神経科学の分野でも、

「相手の意見に反対するときには、脳の論理性を司る部分がシャットダウンし、かわりに攻撃性に関わる部分が活性化する。」

ということが分かっています。

ここから分かることは、いくらあなたが「相手のためを思って」という善意を訴えたとしても、心は「勝負」をしかけている状態だということ。

ぜひとも、「価値観の違う相手」ほど、自分の気持ちに配慮しながら生産的な「話し合い」を実現できるよう心がけてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「意外と簡単に戦闘モードになるから注意!」という内容をまとめました。

「ムキになる」なんて表現もありますが、人間は「自分の言うことが正しい」と無意識で思い込んでしまうところもあります。
#ムキのむきは向き

ぜひとも、客観的にそして冷静な心で「話し合い」に臨みましょう!


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