「ブレない人生」を実現するために絶対に必要な「価値観リスト」とは
人生は「選択」でできています。
「なぜ、自分がここにいて、こんなことをしているのか分からない…」という人がいるとすれば、いったん受診をおすすめしたいところ。
しかし、多くの人が「こんなはずじゃなかった…」という「結果」にぶちあたり、「人生は不公平だ」とか「思い通りにいかないのは当たり前」という価値観を次世代に伝えてしまう。
もちろん、運命のいたずら的な出来事が人生をひっくり返すこともあるでしょう。
しかし、ほとんどの場合、過去をじっくりと紐解いていくことで「あぁ、ここでこんな選択をしているからじゃん!」と今の状況の根拠が出てくるもの。
ただ、そんなことをしていても生産性は一切ないのでおすすめしません。
何よりも大切なのは「今」なのですから。
もっといえば、「『今』どのような選択をするのか?」が、あなたの「未来」の土台となる。
そうは言っても、一筋縄ではいかないのは、
「自分がどんな人間なのかが分かっていないときにした選択は、未来の後悔につながるかもしれない。」
ということ。
人生の選択というのは、「自分の価値観に基づいて選択する」からこそ、生きてくる。
ここで難しくなるのは、「自分の価値観を自分で理解しておくこと」。
本当は、義務教育で教えられたらよいのです。
残念ながら現代の子どもたちは、周りから与えられた価値観に合わせることに必死のあまり、大切な「自分」を見失いがちなのかもしれません。
しかし、心配することはありません。
人生は、その気さえあれば、いつでも「自分らしいスタート」を切ることができるのです。
そんな「自分らしさ」を見つけるヒントとして役立つのが、本記事で紹介する「マイ価値観リスト」でございます。
価値観リストをいったん作っておけば、様々な選択場面において迷うことなく限りなく正しい選択をすることができること間違いなし。
ぜひぜひ、マイ価値観リストを作ってみてくださいね。
▼あの人も使っていた!「マイ価値観リスト」
価値観リストを作ることを激推ししてきましたが、「イメージがわかない」という方もいらっしゃるでしょう。
ということで、ぼくが敬愛するベンジャミン・フランクリンさんの価値観リストを本人にかわってご紹介させていただきます。
フランクリンさんは、アメリカ創始者の1人で、お札にまでなっている方。
政治家であり、発明家。大荒れの天気にもかかわらず凧あげをして雷をビンにとじこめたかと思うと、「Time is money」という代々受け継がれる言葉を生み出した人でもあります。
こんなスーパーマンですから、さぞかし小さい頃からエリートであったことでしょうと思いきや、結構な苦労人。
10人目の子どもとして生まれ、家庭の経済的な理由から10歳で学校をやめることに。12歳で印刷業をしていた兄に弟子入りするも、厳しすぎて家出。自分で事業を立ち上げるも立て続けに失敗…
なかなかハードモードを生き抜いた方でした。
そんな苦しい時代でも自分を貫き通したところに、彼の成功の秘訣があることは言うまでもありません。
そんな人生のヒントとして、フランクリンさんが、「自分」を着実に成長させていくために利用していた価値観リストは、20歳のときに確立されました。
フランクリンさんは、独自で13の視点を打ち出し、1週間ごとに強化チェック項目を決め、自分自身を振り返っていたのです。
そして、みなさんもご存じの大活躍へつながっていくのです。
さぁ、フランクリンさんの価値観リストを見てみましょう。
さて、いかがでしょう。
#insight
「こりゃ、厳しすぎる」というのは、同意見です。
しかし、ここまで価値観リストをつくりあげてもらうと、お会いしたことのないフランクリンさんの人物像が微かに見えてきませんか?
そう、価値観リストというのは、「こうありたい!」という願望でもあります。
だからこそ、実現したときには自然と「理想の自分になっている」というカラクリ。
もちろん、フランクリンさんのように13項目でなくともOK!
大切なのは、「迷ったときにどのような選択をするのか?」を明確にしておくこと。
「〇〇なときは、◇◇しよう!」くらいの判断基準を明確に書き出してみることで、
「自分って、こういうことを大切に思っているんだ。」
と、自分に気づくきっかけとなるのです。
さらに大切なのは、フランクリンさんのように「しっかりと振り返る」こと。
自分の成長や課題を明確にしつつ、さらなる高みを目指すことができるよう常にバージョンアップを続けましょう。
▼「価値観リスト」ができると活躍できる「環境」が見えてくる
人間には得意・不得意があって当然です。
一人ひとり性格が違うように、自分の力を発揮できる「環境」というのはみんな違います。
ということは、「自分らしさ」を発揮して活躍するには、「自分らしさを発揮できる環境を選ぶ」ことが必要不可欠。
ここで役立つのが「価値観リスト」なのです。
人間が集まって「集団」になることで、そこには「文化」が生まれます。
若干のステレオタイプですが、日本は謙虚で奥ゆかしさをよしとする文化であることから、話合いの場面でも周囲の様子を伺いがち。
一方、アメリカでは「発言しないやつは会議に参加する資格無し」なんて文化があるように周囲を気にかけるよりも自分の意見を堂々と主張することがよしとされるでしょう。
大学生を対象にした調査では、アジア系の学生とアメリカの学生では、「講義に求める内容が違う」なんてことが分かっています。
その調査では、アジア系の学生は「教授から知識を伝達してもらうスタイル」を求めている一方、アメリカの学生は「とにかく討論をするスタイル」を好むと分かったのです。
このように、「集団」によって求められる価値観はそれぞれです。
ということは、「自分らしさ」を発揮して活躍し、人生への満足度を上げたいのであれば、「自分の価値観リストに当てはまる集団を選択する」ことこそ、最重要課題なのです。
「環境」の違いについて深堀りしたい方はこちら👇
▼まとめ
本記事では、「価値観リストを作ることでよりよい選択ができるよ!」という内容をまとめました。
人生の満足度・充実度は、「自分の行動と価値感が結びついているかどうか」で決まります。
ぜひとも、価値観リストを用いて「自己理解」を深め、「自分らしく」人生を楽しみましょう!!
とはいえ、「なんだか難しそう…」という方は、こちらの方法をお試しくださいませ👇
ちなみに、「やらないこと」をリスト化しておくのも、自分づくりには欠かせません👇
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