かにの

記録

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最近の記事

本を読み、休み、読み、

・ クリスチャン・ザイデル「女装して、一年間暮らしてみました。」訳者 長谷川 圭 を読んだ。 ・斬新なジェンダー表現らしい、と聞いて読み始めた。 ・著者のレポートであり、実話である。脚元から指先、顔まで、少しずつ手入れをしていく中で、女装としてではなく、ファッションの楽しみを見出していく。しかし、女装をすることで初めて男性のもつ独特な空気感や視線に気づくことになり、周囲の男性性にも触れられる。 ・著者はヘテロセクシャルで女性のパートナーと結婚している。特に誰にも伝えずに始めた

    • 好きな食べものと、その理由について述べる、回

      ・セロリ 硬くて歯応えが強いのに、味は薄くてさっぱりしているので好きだ 夜中に小腹がすいて睡眠がままならなくなった時のらめに、よく野菜スティックを食べるが、セロリは切らずともそのまま食べられるので優秀である 野菜スティックのTiar1がセロリ、次点はキャベツのかたいところ、食感が強く、食べている感覚が強く出るのでありがたい ・パセリ 香りが強くて好き 食感はもしゃもしゃしていて、森を食べているような気分になる ・セリ科 上2つ含まれるセリ科であるが、パクチーやにんじんの葉

      • もーっと!読書習慣

        ・プロジェクトヘイルメアリーの下巻を読み終えた。ロッキー、愛おしすぎる。熱すぎて抱擁できないのが何よりも悲しい。 ・地球が最後どうなったのかはすごく気になる。結果的には助かっていることは太陽の明るさが元通りになっていることからもわかっていたけど、その間に戦争が起きて滅びた小国も無数にあるのかと考えると、少し悲しい気持ちもある。ヘイルメアリーが発射されて、残された地球側の人々の暮らしについて、考えている。 古本屋さんで「バッタを倒しにアフリカへ」を買った。前から気になっていた

        • 国民 読書習慣

          「読書習慣」ってなんか響きがいいな 他人から強制されるべきものでもないから習慣化させようとは全く思わないけど… ・オルダス・ハクスリー 素晴らしい新世界 黒原敏行 訳 子どもを機械的に生産する国家が舞台のディストピア小説。ヒト胎児をビンの中身を操作して作成する職員の男が主人公。 全ての庶民は様々な洗脳教育を通して国家に対する敵対意識を失っており、妊娠を目的としないフリーセックスが奨励されており、セックスという行為と出生という行為を繋げること自体が禁忌とされている。「母親

        本を読み、休み、読み、

          読 読

          ・安部公房 他人の顔 ・アンナカヴァン 氷 ・図解中毒マニュアル1、2 ・他人の顔 科学者の主人公が、実験中の事故で失った自分の顔を作り直そうとする話。それまでの自分と別に、形成した顔で暮らすための「弟」という人格を作り出したことがきっかけで、自身の「弟」に苦しめられ、最後は自分だったものが破壊されてしまう理不尽な話。面白かった ・氷 核戦争によって急激に気候変動が発生し、世界は巨大な氷の壁によって閉鎖されようとしている。その渦中でとある少女を探す「主人公」、いつも主

          ああ...しっかり食え

          ・誕生日を経たので、家族で食べ放題の焼肉で、たくさんのお肉を食べた。多分2kg弱は食べた。食べ終わった後で「自分ってこんなに食べられたのか…」と驚いた。注文するのが楽しくて、終盤は頼みすぎた分を食べ続ける時間があった。最後まで割と美味しく食べられたので良かった。(焼肉キングにはまた行きたいです) ・たくさん食べるコツを模索しながら食べ進めた。ダイエットや糖質制限で意識される、咀嚼回数を増やして少量でお腹をいっぱいにする技術の逆で、味わったらあまり咀嚼せずに嚥下する。これだと

          ああ...しっかり食え

          organ

          虐殺器官読んだ 面白かったです 次はアニメ版みます ありがとうございます😊 親知らずの抜歯をしてから随分経ちましたが、もう殆ど親知らずの跡も失われていきます 絵を買いました 林清一の複製原画が入った額縁、¥1,000 (意味不明) おやつの梨よ 帰ったら続きをしましょう

          引き裂かれた自己についてなど

          R.D.レインの引き裂かれた自己を読んだ。自我と精神と身体がそれぞれ別なものである、という事実がより感覚的に理解できた気がする。統合失調症と解離性人格障害、いわゆる多重人格についての記述が心理の専門でない一般人からも分かりやすく書かれていた。進行した精神疾患によって廃人になっていく過程が分かりやすく、読みやすかった。 私にとっての意識という存在は、自我の窓であり、自我によって操作される身体を観測するために必要なのぞき穴である(自我→意識→身体という順序)。 レインは、

          引き裂かれた自己についてなど

          読本のターン

          ・容疑者Xの献身 司法の冷酷さと、純愛の恐ろしさなど、重くて暗かったので読んで疲れた。偽装工作の過程からそれを解くまで、読むごとに詳細になっていく展開とか、石神の人間関係が裏で繋がっていくところなど、全体的に暗かったけど、推理が分かりやすい形で全て明かされていくのでとても楽しめた。 ・駈け込み訴え イスカリオテのユダが、どうしてたった銀貨20枚でキリストを裏切ったのか、ユダの視点から語られる話。キリストは気違いで、それを見ていられなくなったユダは、「自分がキリストを殺すべき

          読本のターン

          本読みについて

          読んだ本… ・飛ぶ教室 エーリヒ・ケストナー ・狂人日記・阿Q正伝 魯迅 ・フランケンシュタイン メアリー・シェリー どの本も、教科書やクイズなどでみたことのあるタイトルで、読みたかったというより、ほとんど義務的な気持ちで読み始めた。 ・飛ぶ教室 ドイツの寮に暮らす子どもたちが人生の色んな分岐点を、出会いや闘いを通じて乗り越えていく、子どもには勇気を与える物語であったと思う。世界観は好きだったが、ストーリーはあまり私に刺さらなかった。出版当時がナチスの統治下にあったことを

          本読みについて

          HASAMIgroup を聴いている人はこちらも...

          最近聴いているアーティストの日記、感想、メモなど ・HASAMIgroup Youtubeベストビデオ100で青木龍一郎氏の存在を知って、ハサミグループもそこから知って好きになった。「病気が治ったら」きっかけに聴き始め、最近は「パルコの消滅」をよく聞く。私にとってのパルコは、10年近く前に行ったのが最後で、数ヶ月前にパルコ松本店の閉店をきっかけに思い出してから、独特のセピア色がかった記憶と共に想起される淡いイメージの商業施設だった。記憶の中の商業施設の概念みたいなパルコとい

          HASAMIgroup を聴いている人はこちらも...

          比喩と事実に関する情報についての記述、臀部について、など

          ・腰が重すぎる ・ここ数ヶ月間、ほとんど運動をしていない ・できない、のではなくしてはいけないと思って、ずっと家族の集まるリビングのおおきな炬燵で過ごしている ・下半身に脂肪がつきやすいので、お尻が重すぎる ・ホモ・サピエンス全体のヒップの平均サイズを大幅に底上げする程の巨きな臀部、巨臀(きょでん) (事実) ・数ヶ月間放置して読んでいなかったジョージオーウェル「1984年」を、重い腰を上げて漸く読んだ ・ディストピア小説として有名らしいことだけ知っていたので、途中まで読

          比喩と事実に関する情報についての記述、臀部について、など

          SFめちゃおもしろ週間でした

          ・スタニワフ・レムの「砂漠の惑星」「ソラリスの陽のもとに」を読んだ。 ・SFについて触れた回数が少ないのもあって、最近の作品よりもリアリティを感じたし、そのリアリティをとても怖く、且つ面白く感じた。 ・しかし、読み終わったその日、無限恐怖症や宇宙恐怖症のような感覚に陥って遅くまで眠れなかった。たかが人類、この広大な宇宙に対してこんなにも無力でありながら、こんなにも高慢になれるものか、と勝手にホモ・サピエンスを代表して宇宙に謝罪するターンなどもあった。情緒があまり良くなかったの

          SFめちゃおもしろ週間でした

          コンサータ飲んで躁っぽいけど本は読めたのでよし

          ・コンサータを18mgから始めた。アトモキセチンの効果があんまりだったので止める方向で主治医と相談した結果、徐々に減らして、最大量(朝40mg2個と40mg夜1個)から、夜40mg一回まで減らして、おとといから朝1回飲み始めた。 ・妙な気分の高揚はあるし体も落ち着かないので良くないかとも思ったけど、ここ数ヶ月の継続した抑うつ的な感情があり、それに対する行動力の上昇につながると思えばダメではないかも。躁鬱ではない(診断がないだけなも?)が、これが躁かもしれないという感覚はある

          コンサータ飲んで躁っぽいけど本は読めたのでよし

          風、吹いてきてる 確実に 俺たちのほうに

          などと… 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。私は季節の変わり目だかホルモンバランスの不調だかわからない最悪の風によって精神が抑うつ的になり、起き上がるのが少し難しくなったり、夜に近づくにつれて低下する日照量に比例するように、世界に対して悲観的になって泣くなどをしています。ご飯はたくさん食べているので、ほんとにいい御身分ですが… 最近はほとんど動かなくてもできるので、落書きを繰り返しています。紙にシャーペンで雑に描き殴られた無数の落書きを見て、描いたことを後悔して捨てる、と

          風、吹いてきてる 確実に 俺たちのほうに

          くるしみにWii Fit Uが効くと思っているわけがないだろ

          自己を表現する手段を喪失していくのに伴って苦しみも増加していることにようやっと気づき始めた 自分でなくていいという大きな事実が衝突してしまったので、表現を他人に受け入れられることで承認欲求を満たしたいんですね... あのあたりからユーチューバ〜になってたらなんか変わったのでは←という意見もあるところですが、 本日のアーカイブ、あります。 毎日、それなり 以下にやっていて(なにもやっていなくて)えらいと思います、素晴らしい人生でした… 終わりばかり考えることが流行です

          くるしみにWii Fit Uが効くと思っているわけがないだろ