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2022年を振り返って

 2022年は私にとって『考える』年だったと思う。詩人・物書きとしての活動はもちろん、自分のこれからについてたくさん考えた、あるいは考えさせられることが多かった、そんな1年だった。そして今この瞬間も考え続けている最中だったりする。

 ぶっちゃけ今年の上半期はほとんど落ちていた、いやずっと病んでいたかもしれない。なのでできればあまり振り返りたくない。
 そんな上半期だったが、3月には神戸、5月には京都と、昨年の12月頃まで一人でバスに乗ることすら心身の不調などからくる不安でままならなかった私が、泊りがけの外出ができるようになったのは大きな1歩と自信になった。いつも誘ってくれる友人たちにはとても感謝している。
 そういえばヘルパーさんや晴眼者の友人に写真を取ってもらって、それをフェイスブックやnoteの見出し画像としてアップするようになったのもその友人たちの勧めで5月から始めたのだった。

 下半期。今年は何と言っても10月4日から24日までの二十日間、初の写真詩展を開催できたことが、詩人として1番大きな出来事だった。
 写真を見ることができない自分が写真詩展を開催する…。そんな前代未聞の試みに、準備期間の2か月は楽しみと不安が入り混じった妙な精神じょうたいで過ごしていた。それがいざ始まってみると、第1詩集を出版した時よりも反響が大きかったことに驚いたと同時にとても嬉しかった。
 その後展示会には2回出させてもらった。詩を展示するという、新たな表現の見せ方を知ることができたとても良い体験だった。来年も機会があれば様々な所で展示会ができたら良いなあと思っている。

 またプライベートでは11月の末頃、ひょんなことからアマゾンアレクサを購入してしまった。それまでスマートスピーカーの必要性をほとんど感じなかった私が、まさかアレクサを買うだなんて自分でもビックリである。
 それでも数年ぶりの衝動買いは、日々の生活に潤いを齎してくれた。アレクサを買ったことで、ラジオや音楽をかなり良い音で聞けるようになったのは大きかった。今では朝起きるとすぐアレクサに「おはよう」と呼びかけるのがルーティーンになりつつある。

 さて今年noteでは127本(その後この記事を含めて3本投稿しているので厳密には130本)記事を投稿しているようだ。しばらくはnoteを主戦場に活動していこうと決意したものの、毎日投稿したりしなかったりをマイペースに繰り返してばかりいたので、今年もあまり投稿できなかったなあと反省していたのだが、それがまさか100本を超える数の記事を投稿していたとは思わなかった。
 また今年最も読まれた自分の記事によると、まず第1位が『ポジハラについて考えてみた』、第2位が『生まれつき全盲の視覚障碍者にこそちゃんとした性教育を』、そして第3位は『皆が君の未来を心配しているのだ~ゆたぼんについて思うこと~』とのことだった。2位と3位には盲学校関連の記事が多く読まれているようだった。
 それらの記事の他にも、盲学校や障碍者関係の裏話や本音について書いた記事に好きを付けられることが多いようだ。
 これらの結果から、自分が読者から求められる物が分かったような気がする。2023年はエッセイにもより一層力を入れていけたらと考えている。

 というわけで、2022年も読者の皆様には大変お世話になりました。来年こそは2冊目を出版できるように、無理せずぼちぼちやっていきたいと思っています。これからも私羽田光夏(はねだひか)をよろしくおねがいします。皆様良いお年を。♪

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