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皮膚むしり症という病

https://news.yahoo.co.jp/articles/1cec100ec34a0fdefca6bd2b24b618cabd84c4a0

 有村藍里、“皮膚むしり症”対策のテープ購入 同じ悩みを持つ人に向けて発信(ABEMA TIMES)
#Yahooニュース


 この記事を読んで皮膚むしり症というものを初めて知った。
 自分もこの病気なのかどうかは今のところなんとも言えないが、それでももしかしたらと覚えがある。
 中学生ぐらいの頃から、右手の人差し指の皮膚のささくれをはがしてしまう癖があった。
 右手の人差し指は、点字を読む人間としては1番よく使う指なのに、それでも何回も繰り返し剥がしてしまう。点字を読む時はもちろん、何かに触る時など、人差し指の皮膚がはがれた状態では痛くて辛いのは分かっているのだけれど、気がつくとはがしてしまっているという感じ。
 もともとアトピー持ちで皮膚が弱いこともあって、点字を読んだりしてその部分だけ皮膚が薄くなってしまうからはがれやすいのではと、かかりつけの皮膚科で言われていたのだが・・・。
 ちなみにささくれがはがれた後点字を読む時には中指を使って読んでいる。だからそこまで生活に支障をきたしているかといわれたらそうでもないのだが。

 記事に出てきたテープも試してみる価値はあるかもしれないが、それこそ点字を読んだり、指先の感覚を頼りに生活していることが多い全盲者にとってはちょっと不便かなあとも思い使用を躊躇っている。
 それにしても、いろんな病があるものである。
 ほんのささいなことでも、自分の状況に名前がつくのは気が楽になる時もあるけど、もしかしたら自分もこの病気なのかもと逆に不安になるのも事実かもしれない。なんとも悩ましいことである。

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