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好きなことで起業するのは難しい?

こんにちは!

私は大好きな英語と特別支援に関わる仕事ということで、発達障害がある方に英会話指導をするビジネスをしていました。

いわゆる個人事業主ということです。

今は引っ越したので廃業したのですが、またチャレンジしたいと思っています。

よく質問されるのが、

好きなことで起業するのは難しいんじゃない?

ということです。

今日はこちらで、回答したいと思います。

はっきり言います。

簡単です。

理由はいくつかありますが、好きではないことで起業するほうがよっぽど難しいと思います。

1. そもそものやる気が違う

好きなことで起業しようとすると起業に対するモチベーションが変わってくるんです。

好きなことが1日中できる、と思うと多少大変でも頑張ろう、と困難に直面しても前向きに考えることができます。

2. 飽きない

そもそもすぐ飽きるようなことでは、起業しようとは考えないと思います。

飽きないということは、努力の持続が可能ということです。

努力の持続ができるなら何年かかっても準備をし、起業できると思います。

3. 頑張る自分に酔える

頑張る自分と頑張らない自分はどちらが好きですか?

このように聞かれたら、おそらくほとんどの人が頑張る自分とお答えされると思います。

頑張る自分に酔えるということは、幸福度が今より高まるということです。

幸福度が高いと毎日が充実し、一種の自己実現ができます。

やりたくないことを続けるよりも、多少の手間(手続き等)があっても好きなことで起業するほうが簡単かと思います。

というわけで、好きなことで起業するのは簡単です。

ただし注意したいこともあります。

1. 起業はゴールではなくスタート

起業する瞬間のウキウキ感だけを思い描いたり、好きなことが一日中できる薔薇色の人生が待っていると考えたりしているなら、起業しても「こんなはずじゃなかった」という結果になるかもしれません。

起業というのはゴールではなく、自分らしく生きるためのスタートです。

そこには並々ならぬ不断の努力が必要です。

個人事業主なら簿記の知識が必要になることもありますし、効果的な事業のお披露目方法を勉強するなど、何でも貪欲に挑戦していく必要があります。

2. 起業しても、それだけで食べていけるわけではないことも多い

私もそうでしたが、起業しても軌道に乗るまでは、パートタイムの仕事を掛け持ちでやっていました。

結果として、事業のことに専念できる時間は限られるので多少のストレスはありました。

3. ある程度認められるには資格の取得が必要

私自身の経験ですが、これまでのキャリアを強調しても証拠がないので信用してもらえないことが多かったです。

信用を得るために資格試験を受けたりしたので出費もありました。

4. すべて自分の責任になる

当たり前ですが、上司がいないぶん、自分のした失敗などが全部自分に返ってきます。

インフルエンザなどに罹患し、仕事を休まざるを得ないなどのことがあれば、当然収入は減り、信頼も失うことになります。

結論として、個人事業はとてもやりがいがあり、毎日充実していましたが、準備にじっくり時間をかけ、環境整備ができたときに始めることをおすすめします。

急いで始める必要はないし、目先のことだけで動いても成功するのは難しいです。

私は、今は結婚して子どもも欲しいので、また個人事業をするのは15年以上あとにしようと計画しています。

参考になれば幸いです。

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