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【詩】いつかの夏


手をかざす眩しさが
そろそろ傘仕舞いを
告げる頃

また会う夏に
あなたを思う

もう熱くはない
でもまだ暖かい
そんな絞るような切なさも

幾度の夏が過ぎゆく中で
いつか私の花になる

今年の夏は
まだ面影を乞うている






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