hanauta
私 心の内
朝 一日の始まり
夕暮れ~夜 思いにふける
恋模様 儚さ
雨舞う月のカレンダー 散るように 過ぎて行く毎日を 日付に触れて確かめる 経った時間の冷たさに 驚いた指先が 心の扉をノックする 思い描いた日々には遠く やって来る次…
国道を車が流れている そんな音さえ拾うほど 心静かな夜 穏やかさが時間を緩め 私の赴くままに 時を過ごす 心を覆う慌ただしさも 心を乱す寂しさも 今日は少し距離がある…
裾を濡らす梅雨の道 傘を回して雨粒を 沈む気持ちを飛ばしてみる 飛ばせないのは涙だけ 心と深く繋がって 流しきるまで離れない そんな姿を見せたくなくて あなたが背…
切り取られた青空が 狭いベランダに 浮かんでいる 慣れてしまった心が 小さくまとまって 仰ぎ見る このままの満足と このままの寂しさが 風に揺られて行き来する 諦めた…
開けた扉が窓からの 風を受けて揺れている 爽やかが舞っている 巻き戻るような午後の時間 行きつく先は 今も心揺さぶるあの笑顔 時が無限にあった頃 いつまでも そばに…
特別が普通になっていく 切なさがやさしくなっていく 痛みまでが苦笑い 増えていくのは懐かしさだけ とうとう思い出になっていく 過ぎた時間の長さではなく 生きた時間の…
今日が長くなりそうな 朝の扉が重い日は 少しの期待とあきらめと 同量ぐらいがちょうどいい どこかで混ざってしまわぬように 仕切りをそっと大切にして 期待は小さな喜…
初夏の日差しと春の風 行ったり来たりを繰り返し 季節が少しずつ歩んでいく 思い出すには近すぎて まだ今の中 振り返るには早過ぎて まだ今の中 心には居るのに もう居…
雨上がり 透き通った青色が 眩しそうに広がって 空が穏やかな顔になる 泣いた後にやって来る 笑顔がとても美しいのは 持ちきれなかった 思いをすべて 流した心が無垢だ…
桜色から新緑へ 季節の中を生きている 見事に変化を生きている 変われないのは人ばかり 願うだけでは迷いの中 歩いてみるのは勇気の中 私らしくありたいなら 選ぶ明日は…
はしゃいでいる新緑の 清々しい声が降って来る 明日への清い思いが 香るようで 見なくなった夢見ることが 眩しくなる 時間と共に 遠くなるのが夢ならと 手離して来た…
暑さを纏って流れゆく 変わり始めた風の香が 早く行こうと耳を過ぎる 遅れがちな朝支度 止まったような午後の時計 過ごせば長い毎日も 過ぎる季節の一瞬の中 抱えきれな…
通りの影に映るのは 明日は必ず来るものと 前だけ見ていたあの頃の 笑い声と明るい足跡 似た風景に足を止め 目を細めて時を見る 数多あった道の中 今を歩く今の私 数多…
振り向いて ガラスに映った背中を伸ばす 視線を上げれば 街が一回り大きくなる 知らないことを見つけることは 知らない私を見つけること 過ぎる春を追い越すくらいに こ…
刻んで流した淋しさが 風に吹かれてきらきらと 鳴るように舞って行く うずくように痛むのは 往こうとしている春の余韻 もう揺らさずに 春と閉じる思い出は ずっと花の香…
夕暮れ後の空の色 交わる群青の濃淡が 一重では伝わらない 心の内を語るようで 目を伏せる 次第に降り始める夜が 誰のものでもないはずの 私を包み広がっていく 色のな…
2024年6月19日 22:53
雨舞う月のカレンダー散るように過ぎて行く毎日を日付に触れて確かめる経った時間の冷たさに驚いた指先が心の扉をノックする思い描いた日々には遠くやって来る次の日を目を瞑って迎えるのがいつしか当たり前になっていた確かにあったはずの一日に確かな私は無かったと明日をそっと触っては目を開けて見つめてみるもっと生きてみようと見つめてみる
2024年6月18日 21:42
国道を車が流れているそんな音さえ拾うほど心静かな夜穏やかさが時間を緩め私の赴くままに時を過ごす心を覆う慌ただしさも心を乱す寂しさも今日は少し距離があるこんな日は前を見ず後ろを見ずに今だけを刻みたい更けゆく夜に寄り添いながら
2024年6月17日 19:35
裾を濡らす梅雨の道傘を回して雨粒を沈む気持ちを飛ばしてみる 飛ばせないのは涙だけ心と深く繋がって流しきるまで離れない そんな姿を見せたくなくてあなたが背中を向けれるように笑って隠した雫の雨が 今も心の中で降っている 雨の日は傘に甘えて流れてしまう
2024年6月16日 14:41
切り取られた青空が狭いベランダに浮かんでいる慣れてしまった心が小さくまとまって仰ぎ見るこのままの満足とこのままの寂しさが風に揺られて行き来する諦めた日常ではない毎日を見つけながら行くことがきっと上手な生き方と不器用に手すりにもたれ空を見るその先にその奥にもっと広がる空を見る
2024年6月13日 15:31
開けた扉が窓からの風を受けて揺れている爽やかが舞っている巻き戻るような午後の時間行きつく先は今も心揺さぶるあの笑顔時が無限にあった頃いつまでもそばにあると思っていた時には限りがあるのだと知って大人になるのなら失くした笑顔が私の大人の境界線ふと風に乗り幼かった後悔に少し揺れた今日の午後
2024年6月10日 15:57
特別が普通になっていく切なさがやさしくなっていく痛みまでが苦笑い増えていくのは懐かしさだけとうとう思い出になっていく過ぎた時間の長さではなく生きた時間の長さでしか変わらないとうとう思い出になっていく降りる当てを失くした駅も早く過ぎてと祈った日々も今は昔 そっと降り立ち振り返る私の生きた時間を確かめるため
2024年6月5日 21:28
今日が長くなりそうな朝の扉が重い日は少しの期待とあきらめと同量ぐらいがちょうどいいどこかで混ざってしまわぬように仕切りをそっと大切にして期待は小さな喜びをあきらめは大きな絶望を丁度いい大きさにしてくれるから少しの期待とあきらめと決して混ぜてしまぬように何も感じなくなってしまうから
2024年6月1日 17:08
初夏の日差しと春の風行ったり来たりを繰り返し季節が少しずつ歩んでいく思い出すには近すぎてまだ今の中振り返るには早過ぎてまだ今の中心には居るのにもう居ないあいまいさが涙で潤みそこに見えそうな寂しさの中きっと行ったり来たりを繰り返し心も少しずつ歩むはず思い出すには忘れることが必要だからあなたは今どこにいますか
2024年5月29日 14:42
雨上がり透き通った青色が眩しそうに広がって空が穏やかな顔になる 泣いた後にやって来る笑顔がとても美しいのは 持ちきれなかった思いをすべて流した心が無垢だから 涙を途中で止めないで思いを全て知りたいから 青空のような心の笑顔を見たいから
2024年5月26日 19:08
桜色から新緑へ季節の中を生きている見事に変化を生きている変われないのは人ばかり願うだけでは迷いの中歩いてみるのは勇気の中私らしくありたいなら選ぶ明日はどちらの朝
2024年5月24日 16:05
はしゃいでいる新緑の清々しい声が降って来る明日への清い思いが香るようで 見なくなった夢見ることが眩しくなる 時間と共に遠くなるのが夢ならと手離して来た数々もまだチクチクと懐かしいまた探すところからはじめてみようか明日を夢見る若葉につられて
2024年5月22日 16:18
暑さを纏って流れゆく変わり始めた風の香が早く行こうと耳を過ぎる遅れがちな朝支度止まったような午後の時計過ごせば長い毎日も過ぎる季節の一瞬の中抱えきれなくなる前に時間の不思議が肩代わりだから人は生きていける今日の重い足取りもいつかはきっと過日の事
2024年5月20日 14:40
通りの影に映るのは明日は必ず来るものと前だけ見ていたあの頃の笑い声と明るい足跡似た風景に足を止め目を細めて時を見る数多あった道の中今を歩く今の私数多あった道の中別の景色に会えたなら見てみたかったと思うのはまだ何かを探しているからそんな昔と今に包まれて春特有の悪戯に惑わされては空を見るため息が出ないように空を見る今の私が空を見る
2024年5月19日 12:56
振り向いてガラスに映った背中を伸ばす視線を上げれば街が一回り大きくなる知らないことを見つけることは知らない私を見つけること過ぎる春を追い越すくらいにこころを伸ばしはじめての私を見つけに行くいつかまた私を好きになりたいから
2024年5月17日 14:35
刻んで流した淋しさが風に吹かれてきらきらと鳴るように舞って行くうずくように痛むのは往こうとしている春の余韻もう揺らさずに春と閉じる思い出はずっと花の香りが残るでしょうもう私は息をするどこかであなたも息をするどこかで雲が流れるように
2024年5月14日 22:34
夕暮れ後の空の色交わる群青の濃淡が一重では伝わらない心の内を語るようで目を伏せる次第に降り始める夜が誰のものでもないはずの私を包み広がっていく色のない色が夜だからもう何も見なくていいもう今日を見なくていい誰もが夜になる時間誰もが自由になる時間