![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144603388/rectangle_large_type_2_171eec327ad2510174e5c0abcc7e1c02.png?width=800)
Photo by
ferdinand_ja_jp
【詩】六月
雨舞う月のカレンダー
散るように
過ぎて行く毎日を
日付に触れて確かめる
経った時間の冷たさに
驚いた指先が
心の扉をノックする
思い描いた日々には遠く
やって来る次の日を
目を瞑って迎えるのが
いつしか当たり前になっていた
確かにあったはずの一日に
確かな私は無かったと
明日をそっと触っては
目を開けて見つめてみる
もっと生きてみようと
見つめてみる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?