052 パーソナルカラー
先日、ちょっとしたきっかけがあって、"パーソナルカラー講座"なるものに参加した。以前から興味はあったので、自分のパーソナルカラーの確認がてら参加することにしたのだ。
というのも、自分のカラーがこれだろうという目星はついていた。ネット上で多くの診断チェッククシートなるものがあり、すべての項目でイエローベースを示していたからだ。
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と雰囲気が調和する色(=似合う色)のことです。 人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。 イエローベース、ブルーベースのおおまかな分類と、色相/彩度/明度を軸に{春・夏・秋・冬}の4つのタイプに分かれます。
講座では、パーソナルカラーについてのレクチャーとともに、診断も行われ、参加者全員に、実際にさまざまな色の布によるカラーチャートを当て、その時の見え方を視覚的に確認していった。
布によるカラーチャートを当てることで、まず、顔と布両方に目がいくという事が似合うという判断基準になる。さらに肌がより綺麗にみえることや、アラが目立たない、華やいでみえるほうがその人のパーソナルカラーに近いという。
チェックシートだけではわからなかった、色による見え方の違いには驚きとともに、目を見張るものがあった。
布によるカラーチャートを替える事で、肌の色味が変わって見えたり、印象が全く変わるのだ。パーソナルカラーが、錯視を利用して人を美しく見せる色である事を認めざるをえない実験になる。
そしてこの日、一番の驚きはなんといっても、実は自分のパーソナルカラーがブルーベースであったことだ。
これには動揺した。私は、服もメイクカラーも揃いも揃ってイエローベースで統一されていたからだ。実際自分に布のカラーチャートを当てた時、イエローベースの物を当てる時よりも、ブルーベースの方が華やかに見えたことは認めざるえおない。
ただ、私の中で、ちょっとしたパニックとともに、新たな発見に心が踊るという反する感情が芽生える。一辺倒だった自分の見せ方に可能性が広がったように感じた。
講師の方も言っていたが、パーソナルカラーは色による見せ方の使い分けのヒントにすれば良いというものらしい。私の場合、華やかに装いたい時や印象付けたい時はブルーベースの色を選び、周りに同調したり、アクティブに行動したい時はおなじみのイエローベースを選べばいい。
パーソナルカラーが分かればより美しく見せたり、健康的にいきいきと見せたりすることが可能。さらにしっかりとした印象や清潔感のある印象、好感度の印象をつくり出すことも可能。自分を最大限に魅力的にみせてくれる。
この講座に参加することで、色の持つ力を知るという新たな発見があった。
とりあえずは、ブルーベースの小物やメイク道具あたりから日常に取り入れて行こうとワクワクしながら家路に着いた。
先日、服の断捨離をし、現在ラックに並ぶスタメンの服たちを見て、ここに新メンバーが入ってくる事を創造する。もしかしたら、そのためにラックにスペースをつくるという行動をとったのか?と妙な繋がりにワクワクする。
とはいえ、”服を買う時は慎重に”を踏まえつつ、楽しみたいと思う。
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