ひろ野

一般人のエッセイ

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最近の記事

緊張する

今年も九州地域を中心に水害が起こった。 年々、スポットでの降水量が増えてきていて、冠水被害や土砂崩れなど目に見えて大変な災害が起こっている。 もし自分の住む地域でも起こったら、と思うととても怖いし、九州の方々にはなるべくはやく安全で過ごしやすい日々が戻ることをお祈りすることしかできない。 わたしにお金があれば、義援金など送ったり、実際に力になったりすることができるのに。 でも、無職で生きるのギリギリの私には何もできない。ごめんなさい。だからお祈りだけはちゃんとします。

    • 午睡

      今朝はとても雨が強く降った。 東側の窓を開けて寝ていたので、寒くて起きた。 仕舞おうと思っていた羽毛布団をまた引っ張り出してしまった。 今日は午前に用事があったので、社会人らしく8時に起きた。 最近は専らニートだったので、11時だとか、酷い時は正午過ぎに起きていた。 元々、朝は苦手で用事がある時や仕事で朝が早い時は早朝に何度も起きてしまうことがある。 ズボラな性格のくせに小心者なのである。 そう睡眠の質が悪いと、用事を終えたあとの午後がとてもつらい。 吐き気を覚えるほど

      • 思っていたことと違う

        GW、とはいっても外出自粛の身なので、4月と大差ない生活を送っている。 本当なら今頃、忙しくはないものの、仕事に勤しんでいたはずで想像していた未来とは異なる連休を送っている。 今朝は雨が降っていた。 最近はどうも初夏の色が強く、春なのに30度を超える気温で汗も滲むようになっていたが、昨晩から明朝にかけて小雨が降ったからなのか、今日はとても過ごしやすい一日だった。 わたしは元より春も夏もそんなに好きじゃないが、初夏は好きだ。 過ごしやすいし、何より新緑が美しいし、藤の

        • 今朝は10時ごろ起床。 午前に起きることができてよかった。 昨晩は8時に起きようと図ったが2時間の寝坊。 それでも、わたしのお部屋の木々に新鮮な午前の光を与えることができた。 よかった。 この自粛姿勢になってからというもの、日々がゆったり落ち着いている。 これがあるべき人間の時間。 私たちは仕事に追われすぎていると思う。 日々、仕事に行って疲れてしまい、なんの達成感もない。 学生と違って成長を肌で感じることができない一般社会人は働きすぎる傾向にあると感じる。 とはいっ

        緊張する

          散歩譚

          名古屋は、緊急事態宣言が発令されて5日が経った。 例に漏れなく、私は自宅待機となった。 昨日までは従兄弟に借りた『テイルズ オブ ベルセリア』を必死にやり、ようやくラスボス直前となった。 毎日のように妹が、母が電話をくれる。 うちの家族は電話が好きで、一度電話をはじめると3時間ほど経ってしまう。 昨日、妹は「今から運動するから。」といって電話を放置したまま運動を始めた。 「なんの運動?まだ筋トレみたいな体操みたいなやつやってるの?」 「今はね、ダンスをやってるんだ

          4月8日

          はリモートワークや臨時休業など、雇用が荒れている。現在、わたしの職場も水面下で近況が変わり、不穏な実情。抜き捨てならない状態が続いている。 正直、もうテレビは観たくない。 生死に携わる話だというのはわかるけれども、不安を煽られるばかりの世俗についていけない。 今、急にダメになってしまったわけではないが、2月からじわじわとメンタルが削られ、今はもう人と話をするだけでストレスを感じて無なわたしになるように変わってしまった。 仕事はもういい。 もう離れてしまうのだし。 社

          絞る

          今朝、東京からそのまま仕事に行った。 家に着いたのは21時すこし前。 1月31日に僕のマリさんのネットプリントがあがったので、セブンで印刷してから帰宅したかった。プリンターの前で財布を開いたら、五千円札と4円しか無かったため、食べ物は要らなかったのに冷凍のあんかけ焼きそばを買って小銭を作った。 そのあんかけ焼きそばは元々美味しいのでよく食べる。レンチンするだけだから楽だし、身体も温まる。 食べ物は自宅にあったので困ってなかったが、ついつい無駄遣いをしてしまった。 でも2

          決断をするとき

          わたしは今、決断の狭間にいる。 だから、とても苦しい。 だからこそ眠れずにいて、人の文章を読んでは「わたしとちがう」とアプリを閉じたり開いたりしている訳だが。 決断の時というのは、時間が不思議に流れる。 機転がなかった日々は、止めどなく慌ただしく流れており、仕事が嫌だとか、嫌な人がいただとかで怒ったり苛立ちながらも翌日は容赦なく始まっていった。 しかし、わたしの時の流れは今唐突に変化している。 この度、わたしは退職する運びとなった。 理由は転居だ。 造作もなく、強制的

          決断をするとき

          デブ

          太った。かなり重量オーバー。 10キロくらい痩せたくて、ダイエットを始めた。 本日から。 カロリー計算、数学は死ぬほど苦手だけど痩せるためだし始めた。 二週間で5キロ痩せたくて、頑張ることとした。 早速今朝からレタスサンド。190kcalくらいだった。 昼休憩は今だけど、ローソンでサラダとブランパン。サラダは美味いのにブランパンがめちゃくちゃまずい。105kcalと66kcal。 味しない、ふわふわなだけ。 バイトがクソなわたしにとっては食事と飲酒しか楽しみがないのだけれ

          田舎

          地元が嫌い。 実家は好き。 地元の風景は好き。 青々した草木やひび割れたアスファルト。 水たまりに張る謎の水草。 なにかはわからないけど小さな花。 自由奔放な虫。 地元の風景は本当に好き。 だけど、嫌い。 自然に反して息苦しい。 逃げることを許してはくれない。 放っておいてほしい。 定期的に会うなんて、わたしはやだ。 わたしをしばらないで。 だからわたしは名古屋に住む。

          じかん

          久々に一人の時間を過ごしている。 実はりんりんが家出をして来ていて、わたしは最近二人暮らしをしている。 ただこの二人暮らしは期限付きで8月いっぱいまで。 わたしは今、ひとときの甘い時間を過ごしている。孤独な夜のココアの碧のように幸せに溺れている。 そうとは言っても8月は終わる。 あと2日。 2日したら、りんりんはわたしの家から去る。 自分で新しく借りた家に住む。 すっきりとした自分の時間を楽しむことができる。 それは彼がずうっと望んでいたことだ。 会社に近くなるので通

          ふね

          明日は12時、犬の楽園に集合。 大好きな友だちと遊ぶ。 なのに今日も「消えたい」が襲う。 なんかもうおかしいと思う。 客観的におかしいと思うけど、主観的に消えたいと思う。 病気のせいにして逃げて、保っている。 ほんとうは病気ではないと思うし、病気でなくていい。ただ病気だからと、だから消えたいのだと戦っているのだ。じぶんなりの折り合いをつけようと踏ん張っている。 あとちょっとで勝てそうな気がする。でも負ける。でも死にたくはない。痛いのは無理だから。だからだんだん黒くて重い泥

          今日は本当に悪いことばかり起こる。 早く今日を終わらせたい。 第一に今日は4連勤中日。 遅番であった。他の4日は通し番。 つまり明日は通しなのである。 第二に今日は監査の日だった。 知らないおっさんが来訪し、ぐるぐるぐるぐる店内を巡り、お芋のお菓子を置いてった。 精神的に疲れた。 第三にレジミスをした。 相手は連絡が取れそうで取れない方だった。 明日以降もその方の連絡先を探さねばならない。 第四に今日はパン屋で携帯を落とし、アイホンの液晶が割れた。 かなり傷が入った。

          ゆめ

          小学生の頃、わたしの夢はふしぎ発見のミステリーハンターになりたかった。 寒暖差がつらい異国で山々をくぐり抜け絶景を見つけたり、現代人とは離れた思想の古代人の実跡に想いを馳せたりしたかった。 小学校の卒業文集にはその思いの丈を熱烈に書いた。恥ずかしかったのでたった3行ほどだったけれど。 中学校の頃、わたしの夢は教員だった。 中学時代は先生運に恵まれ、素敵な先生にたくさんお会いした。あの方々と一緒に仕事がしたいと思った。中学校の卒業式で、生徒会長でもないのにある先生の一任で答辞

          「ヒトリ」

          ひとりは好きだ。一人は平気。独りは苦手。 わたしは、おひとりさまである。 ひとりでスーパー銭湯へ行ったり、カラオケに行ったり、外食したり、水族館へ行ったりすることがよくある。 ひとりは気が楽だ。自分のペースで、誰も気にかけなくていいし、時間もお金も自由に使える。 一人は平気。 誰かと一緒じゃなきゃ何かができないということはない。一人で生活しているし、一人で生計を立てている。 大学時代も一人で受講することもなんら不自由はなかった。一人でいるということはわたしにとっては難儀で

          「ヒトリ」

          SHAKALABBITS

          わたしが彼女たちを知ったのは中学生になってから。ちょうど「walk over the rainbow」がリリースになったとき。 まだわたしはパンクやロックはまだ知らず、たまたま深夜番組でやってた彼らの格好良さに痺れた。 それからというもの、TSUTAYAに行ってはシャカラビのCDを借りていた。わたしはzipperを買ってキラキラした女の子をみるのが好きだったんだけど、UKIちゃんのことは全く存ぜず、初めて彼女がイカしたバンドマンであると知ったときは衝撃的だった。 可愛いと

          SHAKALABBITS