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うれしくて、かなしいコト

こんにちは、『ただ話を聞く人』です。

今回は自分の体調についてのうれしいことと、かなしいことのお話です。
治療中の方にとって希望になるかもしれないし、傷つけることになるかもしれないですが、良ければ最後まで目を通してもらえると嬉しいです!


前々から公言しているように私はうつ病罹患者です。
1年半ほど前から通院を始めて、今でも毎日薬を服用しています。


しかし、1年半通院していく中で症状がだいぶ落ち着いてきました。


現在どんな感じかというと、
・朝起きて死にたいと思うことがあまりなくなった。
・たまに病むけど、普通の人の落ち込むがやや重いくらい
・睡眠も薬があれば特に問題がない。


くらいまで回復しました。
通院はじめた時を-100だとすると今は+10くらいまで元気です!
10年近くうつの症状と共に生きてきたので自分がこんなに元気になると1mmも思っていませんでした。



うつの症状が良くなるまでの期間は人それぞれだと思います。
そしてどういう治療がいいのかについても人それぞれだと思います。
なので僕のケースを鵜呑みにして1.5年くらいで元気になるんだ!と思ったりしないでください〜笑


そういう意味で、好きなように自分が動かせて元気!
という点が1つ目のうれしいことです。




もう一方でかなしいことがあります。


それは、



” 死にたい苦しみがわからなくなってきたこと "



です。

イマイチなにがかなしいのかわからない方も多いかと思います。
私は普段様々な人の「話を聞く」という活動をしています。

それこそ最初は自分の体調すらマイナスな時からはじめていて、うつに悩んでる方、治療してないけど今しんどい方とかのお話を聞いてきました。


その頃は、その " 死にたい " 気持ちとか絶望感というものが身に沁みてわかっていました。その人の辛さがどれくらいかわからないけど、その辛い気持ちが体感できるかのようにわかっていました。


それが最近できなくなってきたというのがかなしいわけです。
"死にたい"と毎日思っていたはずなのにそれがどこか遠くに行ってしまった。そして、辛かった気持ちはわかるけど、依頼者さんのお話を聞いてめちゃくちゃ共感できるってことが薄れてきてしまった。


死にたいと思っても実行に移せるほど病めないし、
昔のように死にたくてたまらない境地にも陥れない。


そんな感覚に最近陥っています。


その感覚が身についてきたからこそ、
うつを始めとした精神疾患患者の苦しみも
一般人の死にたいに対する軽率な気持ちも
少しずつ理解できるような気がしています。



なので、うれしいこととしては "元気になってきたこと"
かなしいこととしては ” 死にたい苦しみがわからなくなってきたこと "
という感じになります。


だからといって僕の活動が何か変わることはありません。
メンタル関連の依頼は大歓迎ですし、苦しみ、治療の仕方、周りの家族や友人・恋人として何が出来るか、そんな依頼はこれからも受けていきます。


ただ、「うつ病で話を聞いている」だけの人ではこれからなくなります。
それについてはまた次の記事でご報告したいな〜と思っています!


ではまた!





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