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わたしのうつは、薬が効く。

こんにちは。はなぶさりあむです。


ここ数日体調が悪かったので、更新にもあまり力が入りませんでした。

PCを立ち上げるも、何も浮かばない日々。

朝も起きるのが億劫で、家事も滞ります。

どうも、うつでした。


原因ははっきりしています。

減薬したからです。


それまで好調だったため、飲んでいた薬のひとつを減らすことになりました。

ちょうど2週間ほど前のことです。


しかし、それ以来体調は右肩下がり。

気持ちの落ち込みはあまりないものの、どうも何をやっても疲れてしまい、全然動けません。


いろいろと原因を考えてみたり、自分でできる対処法は試したのですが、一向に良くならず、主治医に相談しました。

服薬量を元に戻し、一晩寝てみることに。


すると、朝普通に目が覚め、起き上がれました。

簡単にキッチンの片付けをし、洗濯機を回す。

ベッドを整え、窓を開け空気を入れ替える。


あれ、わたし、元気になってる。


そう、わたしのうつには薬が効くのです。

怠けとか、気合が足りないとか、そういうものじゃない。

薬を飲めば、明白に改善する病気なのです。


暗いトンネルの中では、自分を責めてしまい忘れがちですが、これはわたしそのものではなく、わたしの症状なのです。

わたし=うつではなく、わたしを覆い隠すベールがうつと例えると分かりやすいかもしれません。


でも、こうも考えます。

薬で良くなるというのなら、薬を飲まないわたしが、本来のわたしなのでは?

元気がなくて、起き上がることもやっとで、悲しい気持ちの、そんなわたしが本当のわたしなのでは?


その問いには、こう答えます。

そもそも「本来のわたし」とはなんなのでしょうか。


メガネをかけていない、目が悪いわたしは本来のわたしです。

でも、視力矯正をして日々生活するわたしも、わたしです。

どちらかというと、その時間の方が長いのです。

そして、視力矯正をして不便を感じずに生きているわたしが、わたしが認識するわたしです。

それならば、どちらが本物であるかなんて、大して重要ではないのではないか。


うつにも同じことが言えるでしょうか。

服薬をしないと、動けないわたし。

服薬をして、普通に活動できるわたし。

どちらも本当のわたしであって、どちらかが偽物ということはありません。

少しでも楽に生きていける手段があるなら、そちらを選ぶし、今も選択しています。


向精神薬の長期服用に関するデメリットやリスクも、もちろんあります。

ですが、今のわたしには薬が効くし、それによって助けられているのが事実です。

これからも症状改善のため、再燃防止のため、主治医の指示に従って服薬を続けます。


少し話が逸れましたが、元気なわたしも、元気でないわたしも、わたしであって、どちらが本物でも偽物でもありません。


ただそれだけのことですが、そのことを肯定する元気が、ようやく戻ってきました。


これからも「わたしのうつは薬が効く」ことを忘れないでいたいです。

うつはドクターが勝手に治してくれる病気じゃない。

わたし自身がうつを理解して、ドクターの手助けを元に、治していく病気だ。


このことをまた改めて感じたのでした。


ようやく前向きに、負担にならずに、noteを書き始められました。

また、これからもよろしくお願いします。


それでは、また明日ね。

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