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あてどなく好きなものを書く

秋って‥‥心がやばくなりませんか。
泣きたくなっちゃいませんか。
だんだん陽が短くなって、ひんやりした空気と色づき始めた木々に囲まれているとなんか急に悲しくなってきて‥‥


いやそれ普通に悲しいことがあるからだろ私、という話なんですけども。
前回悲しいことを書いたら更に悲しくなった気もする。(自業自得)
そんな鬱々とした気持ちを紛らわすために、あれこれ考えるのを一休みして、とりとめもなく好きなものを書き連ねることに致しました。
「聞いてないよ!」とツッコむまでもないぐらい平凡なことが並びますので、お忙しい皆さまにおかれましては遠慮なくスルーして頂ければ幸いです‥‥。



読書。
明治から昭和の中ごろまでの小説が好き。
特に好きなのはダントツで夏目漱石で、中でも好きなのは、明暗、門、道草、こころ、三四郎、行人。
短編だったら、文鳥、琴のそら音。
随筆だったら、思い出すことなど。
漱石の書いた手紙も大好き。
明暗は最後の小説だし、読み終わるのがもったいなさすぎてちょっとずつ読もうと思ってたのに、あまりに面白くて気づくと50ページぐらい進んじゃってて、
「わっ!あぶないあぶない、進み過ぎちゃった!」って思うぐらいだった。
水村美苗が書き継いだ「續 明暗」も、激しく語りたいぐらいよかった。
漱石って、今日の目から見たらいかがなものかと思われる所もあると言われるのもわかるけど、それを言い出したらキリがないし、それを差し引いてもなお面白いとしか言いようがない。(私にとって)

源氏物語も大・大・大好き。円地文子の訳が一番好き。
10代の頃は雅やかな恋物語として読んでいたけど、大人になってからは
「これは平安の女たちの恨み骨髄の物語だな」
と思うようになり、そこから一層好きになった。
読むと無性に京都に行きたくなるし、京都に行くとまた読み返したくなる。(だから今は読まない。行けないから。)
特に好きな巻は、若菜上・下、柏木、横笛、鈴虫あたり。

胸キュンな少女漫画も大好き。いくつになっても永久に読み続けたい。
でもあまりに少女っぽくて具体的に書名を書けないし、おじさまが部屋に来る時は隠しちゃうけど。(エロ本か)



落語。
好きな噺家の独演会や寄席に行ったりもする。
古今亭志ん生は、二人のおじさん(恋仲じゃないです)に、もういらないからあげると全集テープと全集CDをもらったので両方持ってる。
落語ファンだったら普通だと思うけど、まくらを聞いて「あ、今日は猫の皿だな」とかわかるようになった時は嬉しかった。
余談だけど、漱石の「琴のそら音」って落語みたいな話なので、誰かが高座に掛けたらいいんじゃないかなと思ってる。



音楽。
本当にNO MUSIC, NO LIFEだと思っている。
でも聴くものはマニアックでも何でもないので中途半端でお恥ずかしいのだが。
ふだん聴くのは洋楽ばっかりで、世の中で一番好きな歌手はエド・シーラン。
あの屈折した歌詞とメロディと声と歌い方‥‥最高。

邦楽なら昭和20年代から40年代ぐらいの歌謡曲が大好き。
これは、おじさん達に話を合わせたくてたくさん聴いている内に本当に好きになった。もしカラオケに行くなら「知りたくないの」「愛のさざなみ」は外せない。
切ない恋心の歌詞が私にドンピシャなのだ。
おじさんにも受けるし。(←不純)
ああ、早くまたカラオケ行きたいね、友よ。



NFL。
私はスポーツに詳しくなくて自分でも全くやらないのだが、NFLだけは大好きで毎年シーズンを楽しみにしている。
だからスーパーボウルも、ハーフタイムショーより試合の方を楽しみにしている。
NFLの話をできる人がまわりに全然いないけど。
好きなチームは、49ers、セインツ、シーホークス、カウボーイズ、‥‥
いや、やっぱり全チーム好き。それぞれ良い。
日本でももっと放映して欲しい。



映画。
映画は好きなものがありすぎて書ききれない。
なので昔の映画だけに絞ると、カサブランカ、汚名、麗しのサブリナ、レベッカ、ダイヤルMを廻せ、或る夜の出来事、は何度観ても大好き。
でもその頃の映画は、女優の洋服や小物が素敵すぎてすぐそっちに気を取られるので、内容がわからなくなりがちなのが困る。(私が馬鹿なだけだ)
ハリウッド的な大娯楽映画も、単館ミニシアター系もどっちも好き。
noteではエロ映画の感想しか書いてないけど、エロじゃないやつも本当は好きです。



友達と遊ぶこと。
女友達も、ゲイの友達も、男友達もみんな大好き。
早くまた会いたい。
電車の中で話に熱中しすぎて降りる駅を通り越して、引き返すため反対路線に乗ったのにまた話に熱中して駅を通り越して、笑いが止まらなくなったりしたい。
集まった全員に恋の悩みがあって、泣いたり笑ったりしてる内に夜が明けちゃって、外に出たら知らぬ間に雪が降ってて、24時間開いてる意外に混んでるカフェで始発まであったかいカフェオレ飲みながら、みんなで窓の外の珍しい雪をぼーっと眺めたりしたい。
早くまた会いたい。



彼。
連絡くれるたびに世の中のことがどうでもよくなっちゃうぐらい嬉しい。
言ってくれたことや、してくれたことを思い出すだけでトロけそうになる。
名前を呼んでくれるだけで「ああ、もうだめ‥‥」って思う。
このままうまくいくわけないってわかってるけど、いつか終わっちゃうってわかってるけど、出会えちゃったこと自体信じられないぐらい幸せに思ってる。
いつも自信がなくてうまく振る舞えないけど、心からお慕いしております。



以上です。
本当に平凡だったな。(自分でツッコむことで静かに処理)
スミマセン。どうもお退屈さまでした。


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