津田花野
主に恋愛について、思っていることや思い出を書きます。 何かと悩みがち。
女の人もみんなセックスでイケるようになるといいなと真面目に思っています。自分のことを書いていますが、誰かの参考になったら嬉しいです。
全然レビューになってないやつです。
エッセイです。生まれて初めておじさんを本気で好きになって告白した時の思い出です。
親友のパパのことを好きになってしまった25歳の女の子の話。フィクションの官能小説です。(フィクションなだけに自分の好みをぎゅうぎゅうに詰め込めたので、書いた自分が一番喜んでいる)
これまでの人生で何度か、好きになったおじさまから、 「一人ですることあるの?」 と聞かれたことがあった。 私はおじさまの前ではエロ全開なので、聞きやすいというのもあるのだろう。 そんなことを親しくもない男の人に聞かれたら即座に心のシャッターを下ろすが、愛するおじさまなら話は別だ。 そういう時私はいつも、やや悪戯っぽくにっこり笑っておじさまの目を見つめながら、 「どっちがいいですか?」 と聞き返すようにしてきた。 おじさまの趣味に合わせて余白を残すためだ。 もし、して欲しくな
私はスポーツの類をまったくやっていない。 足が速そうだとかヨガをやっていそうだとか言われることがあるが、時間ギリギリのバスに間に合ったためしも無いし、身体もかたい。 そんな私なので、運転免許証を取ろうなどと大それたことは一切考えなかった。 今は無きディズニーランドのグランドサーキット・レースウェイとか大好きだったが、現実の世界というのは縦列駐車なのであり、車線変更なのであり、首都高なのである。 できる気がしない。 安全なレールの上を走るのとはわけが違うのだ。 今まで好きに
おりものシートって、知らない人は全く知らないものの一つじゃないかと思う。 生理じゃない時に使う薄いナプキンで、色々な要素で下着が濡れるのを防ぐためのものだ。 ちなみに私が愛用しているのはサラサーティ。(略してサラ) これまでにも書いたことがあるが、私は子宮筋腫により子宮を全摘しているので生理は無い。 だから生理用ナプキンはもういらないのだが、おりものシートは今でも必須だ。 子宮は無くてもおりものは依然としてあるし、おじさまとのあれこれを思い出してエロい気持ちになったらすぐに
今まで好きになったおじさま達は、私と別れた後、どんな人と付き合ったのだろう‥‥としみじみ考えることがある。 知りたいような、知りたくないような。 私の好きになる世代のおじさんというのはまずSNSの類いをやっていないので、一旦別れたが最後、よほどの事が無いと私生活のことなんて耳に入って来ない。 しかし一度だけ、はっきりとそれを知ってしまったことがあった。 会えなくなってから数年後、おじさまが再婚するらしいという風の噂が聞こえてきたのだ。相手が誰かということも合わせて。 面
世の中で一番どうでもいい話なのだが、noteに書こうと思っていた事のメモをうっかり削除してしまったことがある。 おじさまとの恋愛思い出メモを。 丸ごと全部。 しかも削除した瞬間、何をメモしていたかさっぱり思い出せなくなった。 悲しかった事はそこそこ思い出せるのに嬉しかった事がまあ思い出せない。 無かったのかな? もともと無かったんだっけ?嬉しい思い出。 仕方なくもう一度昔のメールやメモを掘り起こして思い出をかき集めた。 ◇ 私はnoteを始める時、まったく新しいGmai
大人になると色々ある。 なに不自由なく暮らしているように見えても、裏へまわればため息の種の一つや二つあるものだ。 それが恋愛ごととなれば尚更である。 10代の頃は恋の噂話というものに興味津々で「誰それが付き合ってるらしい!」みたいなことでたわいなくきゃっきゃしていたが、大人になるにつけそんな単純じゃなくなってくる。 自分も周りも、人に言えることばかりじゃなくなってくるのだ。 ◇ 昔むかし、一週間の内に二度同じホテルの同じバーに行ったことがあった。 別の場所で食事をした後
昔愛していたおじさまと家が偶然近所だったことがあった。 全く別の所で出会ったのだが、歩いて10分掛からない所に住んでいることが判明したのだ。 以前そのおじさまとの思い出を小説仕立てにして書いた時は『坂を一つ越えた所』と書いたが、実際には坂を登ったらもうそこにあるぐらいの位置だった。 しかも、以前から通りがかるたびに素敵だなと思っていたマンションだったので更に驚いた。 同じ区に住んでいるだけでも奇跡かと思ったのに、そんな近くの、よく知っている所に住んでいたなんて。 おじさまも
近ごろ、年の差恋愛って世間から白い目で見られているっぽいことを知って落ち込んでいる。 白い目っていうか、一言で言えば「きもい」みたいな? ‥‥‥‥‥‥。 ‥‥‥。 泣きたい。 私は20代前半から常に年の差のあるおじさんと恋愛しているが、せいぜい好奇の目を向けられるぐらいで、白い目で見られていると感じたことはなかった。 年の離れたおじさまの素敵さについて熱く語っても、女の人は無関心で、 「花野とは永久にライバルにならない」 「趣味が合わなすぎて逆にすがすがしい」 「無いわ〜
noteを書くようになって過去の恋愛を思い出すにつけ、 「なんか‥‥私って自分から行動起こしすぎじゃない??」 と気づいた。(気づいてなかったのか) 今までnoteに書いた話の中だけでも、 Kさん →話したこともないのに私が突然告白した Sさん →最初に連絡くれたのは向こうだが、先に踏み込んだことを言ったのは私 Tさん →とんでもないモラハラとパワハラを受けて心身を病みそうになった相手だけど、元をたどれば私から電話をしたのだった Rさん →初対面で『今度お食事に誘っ
仕事中などに誰かが「は〜疲れた〜」と言うと、すかさず 「疲れますよね〜〜!人生って!」 と言ってしまう。 「え、人生??そこまでは疲れてないんだけど‥‥」 「大丈夫?津田ちゃん」 などと返される。 わたし的には疲れているのだ、人生持ち出すレベルで。 そんな中、おじさまにまで冷たくされたりすると本当に壁に向かってうずくまりたくなる。 私が好きになるのはいつも2〜30歳以上年上のおじさまだが、自分が年下扱いされていると感じたためしがない。 それは対等な関係性だからとか私が大人
毎年、お正月に親戚一同が集まる新年会がある。 昨年集まった折、その春から中学に入学する女の子がいたので 「何か心配なことない?」 と聞くと、彼女はやや神妙な面持ちになり、 「友達ができるか心配」 と言う。その中学には知り合いが一人もいないから、と。 私が力を込めて、 「大丈夫!友達なんていなくたっていいんだよ!」 と言うと、周囲の大人全員から「いや、いた方がいいだろ」と総ツッコミを受けた。 ごめん、言い方間違えた。 『身近にいなくても大丈夫』と言いたかったのだ。 私自身も
「僕は、はっきり言ってあなたに惹かれてるんですが」 と正面切って言ってくれたおじさまがいた。 うんと若い頃の話だ。 20歳年上で、真面目な眼鏡をかけていて、スーツがよく似合って、冷静だけど優しそうで、私の好みのタイプを絵に描いたような人だった。 しかし、その恋は瞬く間に終わってしまった。 その彼は、共通の知人であるOさんが仕事上のことで引き合わせてくれた人だった。 Oさんというのは、社会的な貫禄はあるものの常に爆笑トークを繰り広げる面白いおじさんで、私のことを度々食事に連れ
最近気分が落ちていてすっかり性欲も減退気味だったのだが、いつもnoteで愛読している女の方々がエロ方面の話や可愛いイラストを開放的に書いているのを見て「私もこうしちゃおれん!」と謎のやる気が出た。 というわけで、以前書いたイキ方の話について、その後気づいたことを書きたい。 以前書いたもの↓ のっけから余談なのだが、2年半前にその1〜4を書いた時、当然のことながら(?)R18指定が付いた。 でも『こういう話、超・大切な事だと考えておりまして、少しでも多くの女の人達と共有し
実はけっこう長い間、小唄と三味線を習っていた。 いやいや「実は」だなんて、もったい付けたわけでは全く無く、単に堂々と言えるほどの腕前じゃないだけなのだが。 (あと、狭い趣味だからひょっとして身バレしちゃう??とも若干思っていたのだが、よく考えたらそもそも注目を浴びていないことに気づいた) 忙しい会社勤めのかたわら習い始めたのは、三味線の音が大好きだったからだ。 歌舞伎や落語に行くたびに「いいな〜」と思っていたのだ。 ◇ 私のお師匠さんというのは、花柳界が華やかだった昭和
私はおじさまを好きになる時「約束はいらない」と思っている。 未来の話はいらないという意味だ。 そもそも好きになるおじさまが約束なんぞできない相手だという場合もあるが、たとえそうじゃなかったとしても、永遠に続くものなんて無いと思っているのだ。 テイラー・スウィフトとNFLのスターの1人トラヴィス・ケルシーが付き合い始めたらしいという話を聞いた時、私は2人とも好きなので「超・大ニュース‥‥!いいじゃん!」と思った。 だけど、先日ケルシーがテイラーと過ごすために9億円の家を新たに
私‥‥実はジブリの映画に全然詳しくなく、観たことがあるのがナウシカと、火垂るの墓と、耳をすませばと、千と千尋と、コクリコ坂と、風立ちぬと‥‥えーと‥‥という感じなのだが、しかし『君たちはどう生きるか』があまりにも良かったので、僭越だけど自分の心の記念に書いてしまいたい。 ※ネタバレというか最後の方のシーンについて書いちゃってます。 ◇ 私は、そもそも吉野源三郎の小説『君たちはどう生きるか』が人生の10冊に入るぐらい好きだ。 それとこの映画は関係ないらしいと聞いてはいたが