日常がほぼ戻った： 12歳以上のワクチン接種２回が83%の郡より

- 小中高大が一年ぶりに対面授業に戻った（小中高はオンライン授業が一年間続いた：2020年3月から2021年3月。大学は2020年3月から2021年6月まで）

- 図書館が一年強ぶりに全館オープンに（2020年3月から完全閉鎖、オンラインでの貸し出し注文が2020年9月に始まり2021年6月まで続いた）

- レストランや喫茶店の屋内飲食が一年強ぶりに全面可能に（2020年3月からロックダウンにより営業はテイクアウトのみ。2020年5月から2021年6月まで屋外飲食とテイクアウトが可能に。屋内飲食は人数制限があり2021年春頃から店舗面積あたり25％だった）

- 通勤・通学の交通渋滞が2021年8月から始まった（在宅勤務とオンライン授業が一年強続いたので道路は閑散。夏休みで人出は戻り、8月の新学年度を機に渋滞が完全に復活）

- 店舗内の人数制限が2021年6月に解除（ロックダウンにより食品以外を扱う店舗は一時閉鎖。2020年5月?頃から店舗面積に応じて店内に滞在できる人数が制限された）

- 屋内の演劇場や屋内コンサートの許可が2021年4月に（劇場もコンサートも一年間閉鎖され、その間オンラインで提供していた。4月に許可は出たものの実際に演劇の開始は今秋や2022年からだそう）

私が住む郡には193万人が住んでいます。上記のように制限をたくさん課せられ、お店に入る為に列びました。小中高大学生達が学校に通えず幼い子から若者まで精神的に追い詰められたのは紛れもない事実です。今夏になり制限が解除され人々は今こそ遊ぶのだと国内旅行をしたりスポーツ観戦にでかけたり飲食や買い物に時間を割きテレビ（オリンピック）は見ていませんでした。夏中、ワクチン接種済ならば屋内でマスク着用はしてもしなくても可でしたが8/2から屋内でのマスク着用が義務になりました。

(グラフ1：コロナワクチン投与された容量/日）

アジア人が多く住んでいる郡なので去年の早い段階からマスクを真面目に着用し、ワクチンも積極的に接種するアメリカでも特異な地域だと思います。コロナで亡くなった方が日に20人強だった2020年12月〜2021年1月に比べると8−9月は日に2名亡くなるか否かで死亡者は激増していません（グラフ2参照）。感染者数は7月からやや増加気味ですが感染者に対して死亡者数は少ないです。

（まあ、もちろん公の数字を信用するかどうかという点はありますが）

（グラフ2：死亡者数/週）

（グラフ3：コロナ感染者数/検体採取日）

今秋から冬にかけてどうなるかはわかりません。でも何が起きたかは記載済み。

いま日本総人口のワクチン接種2回は53％（9月16日現在）なので、もう少しだと思います。日本の皆さんは本当に良くやっていると思います。もう疲れた人がいっぱい、いっぱいいると思います。どうか頑張っている自分や家族を褒め、労ってほしいです。助けが必要なら声をあげ助けをもとめ、無理せずに希望をもって欲しいです。

9/19追記：ワクチン接種については個々に思いがあると充分に理解しています。上記は個人の意見ですのでご了承下さい。