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酢にんじんは髪にいいらしい(個人差があります)

うまいうますぎる、でおなじみの我ら埼玉県では、
今、人参の収穫が最盛期を迎えている。
やはり、とれたてのにんじんというのはみずみずしさが違う。
これが4月を過ぎ、5月になると、もはやにんじんは
あの頃のみずみずしいにんじんではなくなってしまう。
スーパーに行って、指がカサついて、ビニール袋がめくれない、
あの苛立ちと哀しみを、にんじんに感じることになる。
そんなことから、我が家で、にんじんが食卓に上がるのは
11月末から4月くらいまでの、約5ヶ月の間だ。

酢にんじんが髪にいいという情報を見たのは、ネット上。
まぁ、Google先生がそう言うなら、にんじんは入手しやすいので
やってみようではないか、ということになった。
ののじサラダおろし、という文明の利器を使用し、
ザリザリザリとにんじんを細長く切る。
我が家でこの、ののじサラダおろしは、ほぼ酢じんじんの作成にのみ
使用されている。酢にんじんには欠かせない、有用なアイテムである。
細く切れたら、そこにリンゴ酢をドボドボ流し入れる。
酢がにんじんに浸かるくらい入れるので、結構使う。
我が家では、業務用のリンゴ酢を購入している。

ここで、多くの方が、「リンゴ酢じゃなくてもいい?」
と言われるのではないかと思う。
リンゴ酢のフルーティーな香りは、にんじんの匂いを消し、
酢にんじん自体が食べやすくなるのだ。
しかし、正直、おいしい!というよりも、
健康のために毎日小皿一杯食べるものだと思うので、
続けられるかどうかは、酸味に強い味覚であるか否かで変わってくる。

もし、味の方も美味しい酢にんじんが食べたいなぁ、という方は
キャロットラペや紅白なますのような味付けで漬けるほうがいいと思う。
キャロットラペは、マスタードが必須になるので、
その分、手軽さは無くなるが、これは白ワインに合う。
洋食のサイドメニューとして最高のアイテムだ。
やったことはないが、酢にんじんを先に作っておいて、
後から、ツナやマスタードなどと和えてもいいかもしれない。

どちらかと言うと、私は、
にんじんを食べて残った、にんじん酢の方の恩恵にあずかっている。
疲労回復、二日酔い防止の為、
おちょこ1杯分を寝る前に、クイッとそのまま飲み干す。
この効果は絶大で、飲み忘れると疲労が回復されないまま、
朝を迎えることになってしまう。

わざわざ普通の酢でなく、リンゴ酢にしているのも、
リンゴ酢のほうが、そのまま飲みやすいからだ。
にんじんの甘みが加わるので、一層飲みやすくなる。
私は息をふぅーーーーと吐ききってから、気合で一気に飲んでしまうが、
これは危険な方法なので、飲んでみようとお考えの方は、
ぜひ、水で割って飲んで下さい。

こういう野菜に付けた酢のことを、ベジタブルビネガーというそうだ。
横文字になるだけで、急におしゃれになるのはなぜなのか。
藤原紀香も飲んでいそうだ。

不思議なことに、酢にんじんの時期は、
落ちている抜け毛が少ない気がする。
この「気がする」というのには大きな心理的効果がある。
だから、毎年、酢にんじんを作っている。
ちなみに、我が家では食べきるまで冷蔵庫で保管。
酢以外のものは入れていないので、1週間以上は日持ちしている。
効果に個人差はあると思うが、
抜け毛、白髪、発毛、肌荒れなどにお悩みな方は
試してみるのも悪くないと思う。



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