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【はなまめと本】『吉岡徳仁 光庵ーガラスの茶室』

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【はなまめときょうの一冊】

📕 ▷『吉岡徳仁 光庵 ガラスの茶室』

🖋 ▷ 吉岡徳仁(監修)

まだ一度も本物を見てないのだけど、
先に写真集を手に入れてしまった。
今年の4月から
六本木の国立新美術館で展示されているのに
まだ観に行ってない。
パリのオルセー美術館にコレクションされている
ガラスのベンチ「Water Block」も
併せて展示されているそう。
絶対に行く。

オルセーで本物の「Water Block」に座れた時は
その目の前に展示されていた
マネよりも
『いま「Water Block」に座っている、、、!!』
ということの方に
感動してしまったのだった。。。

吉岡徳仁の静謐で美しい作品群を眺めるのが好き。
わたしはかなりバタバタした存在なのだが、
美しさとシンプルさを極限まで高めた作品群を
眺めると落ち着く感じがする。
感じがするだけで自分のバタバタした中身は
変わらないのだけど、
少しでも綺麗なものを観て
自分の中に取り入れられたらな、と
いつも思っている。
六本木ヒルズが出来た当初も
雨に消える椅子を観に行ったし、
まだ画素数があんまりないデジカメで写真を撮った。


でも、あの虹の教会は観に行けなかったなぁ。
忙しさに飲まれて観に行くところまで
辿りつけなかった。


友達がポストカードを送ってくれたので、
しっかり取ってある。
TOFUという名の照明器具が似合う部屋に住むという
昔の野望はまだ叶っていない。

この本は、
SNSに投稿された四季折々の
光庵の姿をとらえた写真集。
《ガラスの茶室ー光庵》のデザインは、
第54回ヴェネチア・ヴィエンナーレ
国際美術展Glasstress 2011にて
日本文化を象徴する茶室建築プロジェクトとして
発表された。
この発表を観た時、
『すごい事考えるなぁ、ほんと』と思いながら
記事を読んだことを覚えている。
構想から5年後の2015年春、
京都市街を一望する
標高220メートルの大舞台に建設された青龍殿と、
光が瞬く透明なガラスの茶室が、
自然とデザインが融和した
類のないインスタレーションとして
公開された。
その時も「嗚呼、観に行きたい。。。』と思ったのに
行かなかったのよね。。。
クリスタルプリズムの彫刻から放たれる光は
虹となり「光の花」が現れるらしい。。。
やっぱり本物を見なきゃ。
今度こそ絶対行く。
(2回目)

ʕ ・ω・ )
「吉岡徳仁さんの本は、下の2冊も持っていて
時々出しては眺めたり読んだりしています。
資生堂で行われていた展覧会の時の
ポストカードもお気に入りなんです。」

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