SNSの反応を気にしていた私が、初心に帰って自分のために書くと決めた話
アオイです。8月27日、デジタルハリウッドSTUDIO自由が丘のイベントに参加しました。
このイベントに参加しようと思った現在の私の現状を、下にまとめました。
「アオイ」としても、本名で会社員として働いている私のどちらも、書くことへの悩みを抱えていた状態でした。どうにかしたいと本を買ったり他人の執筆テクニックnoteを読んだりしておりましたが、他のやることが多すぎてなかなか行動に移せず、モヤモヤしながら生活を送っております。
そんな悩みを抱えている時に、フリーランスライターのいしかわゆきさん(以下、ゆぴさん)のイベントを見つけて、久々に参加してみました。ちなみに私は、かねてからのゆぴさんファンです。
このイベントに参加して、タイトルの通り私は初心に帰ることができました。以下、イベントの内容と私の感想を書いていきます。それではよろしくお願いいたします。
何だって公開したもの勝ち
・発信していない=オンラインに存在していない
オンラインに存在していない=見つけてもらえない
まずはこの言葉が刺さった。Twitterで発信できてない日が続くことが多かった。私は存在していなかったんだ……。
・「何者」でなくても発信してよい。1日1ツイートでOK。Twitterは生存確認。
「Twitterは生存確認」。以前にもゆぴさんのイベントで聞いた言葉だ。最近は発信まで手が回らなかった。アウトプット習慣が無くなりつつあるのか。
・誰かにとっていいねと思えるような発信できたらOK。100フォロワーでも仕事がもらえる人がいる。
いいねの数にこだわり始めた私の目を覚めさせる言葉だ。
・フリーランスに求められるものは、「あなたと仕事がしたい」と思ってもらえること。商品は「自分」なので、自分の強みを知ることが大事。
・ただの会社員を強みにするのも可。
私の強みは……、やはり人より少し京都に詳しいこと?
・何だって公開したもの勝ち。
一番刺さった言葉。公開しないと、私の強みも相手には分からない。どれだけ京都が好きでも、公開しない限り他人は分からないのである。
キーワードを3つに絞って発信する
・自分を表すキーワードを3つに絞ると、どんな人かが分かりやすい。多すぎるとゴチャつくそうだ。
ゆぴさんの場合、「フリーランス・ライティング・ポンコツ」だそうだ。
・今の自分が好きでない場合、「こんな風に見られたい」「こんな自分になりたい」とイメージから発信してもOK。
・自称〇〇ではなく、言い切るのが大事。
例えば「自称京都好き」ではなく「京都大好き人間」のように。私は京都のすべてを知らないし、知識もそんなに無い。だが、京都が好きなことは紛れもない事実である。
・趣味の発信も大事。意外とゴチャつかない。
・反応が悪かったらキーワードを変える。または自分が成長したら変更する。
では私の場合、キーワードを3つに絞ったらどうなるのか?
3つ目が難しい……。もう少し、端的に書けたらいいのに。自由な暮らしを手に入れたいのと、気持ちを言語化して発信して人の心に寄り添いたいという夢がある。端的に書くと、「究極の京都暮らしが夢」「言語化の鬼」とか?
1つ目の仕事・属性も、私は会社員であることをあまり売りにしていない。属性方面で、「繊細な人」や「生きづらさを感じまくっている人」でもいいのかもしれない。ネガティブすぎるのもどうかと思うが。
自分で考えたキーワードをチャットに書き込むと、ゆぴさんからコメントがもらえた。しかし、今回のイベントは本名参加でないといけなかったので、私が「アオイ」だとバレたらどうしようと思って書けなかった。気にし過ぎである。
Twitterでの発信
上の中では、「ポジティブなツイート・コメントを心がける」が印象的だった。実は私は、自分がネガティブであることを売りにしたいと思っていたからだ。自分のネガティブ感情を言語化して、それを読んだ人が「私は一人ではないんだ」と思えるようなものが書きたい。
しかし、Twitterでネガティブを出していると、「仕事を頼むとこう思われるのか」「今は調子が良くなさそう」と、仕事を依頼したい人から思われてしまう。私には仕事依頼の視点が足りない。ネガティブの配分が難しい。
・プロフィール画面は自分の顔。Twitterのプロフィールには以下のことを書くと良い。
ちなみに私は、昨年ゆぴさんのイベントに参加してこの情報を知り、プロフィールを変えていた。
・名前の横にアピールしたいこと
「アオイ」という名前のみ。「何者でもない一個人のツイートである」ということを示したくて、あえて書いていない。横に何か書くことで、自分がすごそうな人だと思われたくない。実際すごい人でもないのにそう思うのは、うぬぼれなのかもしれない。書いたほうがいいのだろうか?
・自分を一言で表す
「京都が好きすぎて移住した人」。「アオイ」を一言で表すならそうなるだろう。
・発信内容
「POSIWILLCAREER卒業→サポートプラン受講中/自己内省・京都巡りなどを、ほぼ毎日発信しています」。キャリアコーチング受講のアウトプットや、自己内省・京都巡りが私のツイートジャンル。
・好きなもの・趣味
発信内容に内包されている。分けても良いかも?
・実績・権威性(数値的なものだと分かりやすい)
実績は特になし。強いて言うなら、noteを少なくとも月1で書いているとか、スキが100を超えたnoteがあるとか、今日の注目記事に京都巡りnoteが入ったことがあるとか?……意外とあって驚く。私にも実績があったんだ!
・ポートフォリオのリンク
noteのリンク。
・ヘッダー(広告枠)
鴨川。鴨川が好きだから皆さんにも知ってほしい。ある種の広告なのか?ちなみにこの画像は定期的に変わっているので、その都度確認してくれたら嬉しい。
その他、京都巡りモーメントのリンクも貼ってある。しかし、最近更新していない。そもそもモーメント編集が使いづらい。他のも文章を入れてもいいかもなぁ。
・lit.linkでnoteやInstagramなどのリンクを一纏めにする。
InstagramとThreadsのアカウントも作ってある。しかし更新していない。
・固定ツイートでプロフィールを補足する。経歴・売りたい本・イベントなどを書く。何を書けばいいのか分からない時は、似たような人の固定ツイートを観察してみる。
私の固定ツイートは下に貼ってあるものだ。
一番読んでほしいnoteを固定にしている。noteの固定記事もこれである。固定ツイート効果なのか、このnoteはよくスキがもらえる。皆さんありがとうございます。
「アオイ」を一言で言えば「京都が好きすぎて移住した人」なので、このnoteを固定にするのも少し違うような……。とはいえ、このnoteは京都移住するまでの私の話でもある。プロフィール同様、変更を検討してみようか。
・イベント実況はリアルタイム発信。講師もRTしてくれる。
・個人的な勉強まとめをツイートする。その情報を知らなかった昨日の自分に教えてあげる感覚で。
・その際、主語は「勉強していること」に変える。例えば、「〇〇スクールで✕✕の勉強をしております。……」のような書き出しだと、〇〇スクール関係者以外の人には読まれにくい。
・今やっていることを報告する。例えば、「#今日の積み上げ報告」など。頑張っている感を出して、応援してもらう。
・自分の「考え」を発信する。すると、自分の考え方にファンが付く。思考回路を発信する。自己内省にもなる。
この考え方も忘れていた。人に読まれるためにはどうすればいいのか、ということばかりに囚われていた。
・興味範囲を伝える。興味のあることは「おすすめスタイル」で伝える。例えば、どこの何というサウナなのか?どこのホテルで値段はいくらなのか?名前・場所・金額・期間など、情報を過不足なく調べる。
私は京都巡りツイートをしているけれど、「おすすめ」という視点では書いていなかった。というより勧めていない。日記のような感じで書いていた。「おすすめ」となると、また別の頭を使うんだよなぁ。
・発信することは、誰かに何かを与えること。勇気やポジティブな感情を与えている。
・コメントが来たら、返信&いいねをする。返報性の原理を意識して、自分から相手に取って嬉しいことをする。返信が返ってこなくても気にしない。
返報性の原理を意識しても、何も返ってこない時もたまにある。見返りを求めがちな私なので、気にしないようになりたい。
・本の感想はあらすじなど全て書くのでなく、「ここが刺さりました」とかでいい。全部拾わなくてもいい。
本の感想noteが書けなかったことがあった。全て書こうとすると、なかなか難しいのである。このイベントレポートも、全てを拾って書きたかったものの難しかったので、割愛した部分もある。
noteでの発信
・noteもプロフィール設定をする。プロフィール記事、仕事依頼記事を作る。
noteを書く時のマインドセット
1.長めのTwitterとして書く。文字数にこだわらない。100字でも500字でも投稿してみればOK。長ければいいわけではない。10000字はかえって読まれにくい……。
私は短文のnote投稿に抵抗がある。内容が無さすぎて公開してもいいのかと思ってしまう。私は10000字超えのnoteも何作か書いてある。幸いなことに、よく読まれてはいる。端的に書けないのが欠点だ。
2.休みながらでも確実に続けることを目標にする。毎日人のnoteをチェックしている人はほとんどいない。
週1でnoteを公開したい私だけれども、最近は週1投稿すら難しい。最近の投稿ペースは、2〜3週に1回くらい。もっと投稿したいのに。
3.noteに書くのはメモ感覚でいい。
4.スキにこだわらない。閲覧数を見る。1人でも見てくれたらいいという気持ちでいる。
スキや閲覧数に踊らされていた私だった。私も最初の頃はそう考えていたのに。とある読んでほしい人が読んでくれるだけで、それだけで良かったのに。
5.コミュニケーションを取る。コメントしてくれた人のnoteは覗きたくなる。
交流を活発にしていた頃は、よく読まれたり相手のnoteで紹介されたりということもあった。その後私の身に色々あり、コメントや交流も滞っていた。自分のことしか考えられないつらい時期があった。交流には、心身の健康も必要だ。
noteを書くことのTips
・Twitterで書いた内容をより詳しく書く。Twitterは実験場、皆に読まれたらnoteに詳しく書く。
・見出し画像があると目を引くので、設定するとお得。みんなのフォトギャラリーを活用する。
・ハッシュタグを付けすぎると頑張っていると思われるので、3〜5個に留める。
言葉の扱い方
・1行を短く、3行を目安に改行する。
・中学生にも伝わるレベルで書く。分かりやすさ、簡潔さを意識する。
・文章のリズム感を意識する。
・「知るかボケ」を前提に書く。読者は自分の前提条件を知らない。
・たった1人に向けて書く。たくさんの人に伝えるとかえってプレッシャーになる。特定の1人に伝えるように書く。
ゆぴさんがイベント内でおすすめされていたnoteクリエイターの方で、このようなnoteを見つけた。
端的でかつ伝わる文章でなおかつ面白い。そしてシンプル。私は見事にハマってしまい、Twitterもフォローした。
・本音や感想を入れて書く。考え方にファンが付く。
このあたりのことは、『書く習慣』でも読んだ。再読するのもありかも。
・普段自分が使っている言葉で書く。できないなら音声入力機能を使って書く。
音声入力は未知の領域だ。私は話すのが得意ではない。考えたことをまとめて言語化するのが苦手なのではないのかと、最近指摘を受けた。まさにそう。目から鱗だった。私は苦手なことすら言語化できなかった。
ゆぴさんおすすめの本はこちら⬇
イベントを終えての感想
最近私がスキや閲覧数にこだわるようになった理由は、とにかくお金が足りないからだった。早く伝わる文章を書けるようになって、副業ライターになってお金を稼がないといけない、稼がないと生きていけないと焦っていた。
そもそも私がライターとして活動したいのかも分からないのに、ただ目先の得意であることを仕事にしようと短絡的に考えていた。
ライターになるかどうかは分からないが、書くことを続けたい気持ちはある。自分の気持ちの整理や、感情の言語化、そして共感してもらえるnoteを書いて、過去の自分や同じ悩みを持つ人を救いたい。これは私の使命だと思っている。ライターや使命のことは、また別のnoteに書く。もう下書きを作っている。
今回のゆぴさんが話された内容は、既に出版した本に書かれていることや、昨年聴いたことがほとんどだった。だけど、心に響く。ゆぴさんが何度も伝えることだから、それほど書く上では大事なことなのだ。
私はSNSを再び頑張ってみようという気持ちになれた。自分のために書く。初心に帰れた。
このnoteも、イベント終了後は「必ず公開するぞ」と意気込んでいた。だけど書いているうちに、「こんな私情だらけで誰かに伝えられているか分からないnoteなんて、果たして読まれるのか」「時間の無駄なのではないか」と考えてしまっていた。
イベントレポートだけど、イベント未参加者に読んでほしい内容でもあるけど、何よりゆぴさんに、私の心が動いたということを伝えたい。
改めてイベントを開催してくださり、ありがとうございました。これからも私は自分のためにnoteを書き続けます。
ゆぴさん関連note
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