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完璧主義の私は、完璧を求められる仕事が向いてない話

私は完璧主義だ。何をするにも、こだわりを求めてしまう。完璧主義であることは仕事において向いていると思っていたのだが、あまり向いていない気がしてきた。特に、完璧を求められる仕事では。


私はとにかくこだわりが強いので、1つの業務を1人でやり切りたいと思ってしまう。やり切ったら達成感が得られるからだ。なので、誰かに頼った方がいい時も一通り自分で試した上で、それが難しい時に初めて誰かに頼る。

しかし、それではいけなかった。当然だが、仕事には納期がある。ある程度のスピードで仕事を進めないといけない。でももちろん、ミスはできない。完璧さとスピードが求められる。

組織の中で1人で仕事をしていたら、時間がかかってしまうことも多々ある。誰にも頼らず1人で試行錯誤していたら、知らないうちにミスに繋がっている時もある。ミスからのリカバリーを1人でしている時も、どんどん事態が悪化している時もある。

組織にいるのならば、周りにいる人を頼って仕事を完璧に、かつスピーディーに進める必要がある。……実は私は、周りを巻き込んで仕事をするのが苦手だ。迷惑なのではないかと思ってしまう。

そして、1人でじっくり取り組んで完璧にしていきたいと思うのに、それができないのはもどかしい。私はチームプレーより、圧倒的個人プレー派なのだろう。

完璧主義な私の仕事スタイルは、山奥でひたすら物を作っては納得がいくまで作り直す、まるで職人のようなスタイルなのではないかと思った。完璧な物ができるまで、作り続ける。昔ながらの頑固職人のような私である。


完璧に近づくためには、1人でそれを目指すのではなく、皆で目指さないといけない。とはいえ私は人に頼るのが苦手で、1人でじっくり取り組みたいため、あまり向いてないな……と感じたのだった。

それでも、組織でもフリーランスでも相手がいないと仕事が成立しないため、「人と仕事する」という意識は外さない方がよいのではないか。独り善がりな仕事スタイルでは、完璧を目指しているうちに、こだわり追求ばかりして、完璧から離れていっている時もあるかもしれない。


「完璧」の定義も、仕事や人によって違う。私の「完璧」は相手の「完璧」ではない時も多々ある。難しいな……。


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