「そのための道具」って大事って話
こんにちは、はなこまちです❀
ここ数日の作業風景の写真をお届け。
実は最近仲間入りした刺繍道具があります。
それがこちら↓
図案を写すために使うトレーサー。
「今まで持っていなかったんかい!」と言われそうですが、持っていなかったんです。
じゃあどうしていたかというと、透明なボックスを裏返して、その中にiPhoneのライトをつけて入れて。という風に、光で布を透かして図案を描いていました。
もしくはフリーハンド。絵を描くように図案を描きます。
チャコペーパーも持っていたんです。でも上手く使いこなせなくて、全然図案が写らない。
だったら他の方法を探そう。ってことで、光で布を透かす方法に落ち着いていました。
でも最近、ネイビーやグリーンの色が濃い布に刺繍することも増えてきて。
そうすると透かす方法は使えない(なんたって図案も黒いから、透かしても同じ色で布に馴染みすぎて見えない)。
じゃフリーハンドで、ってなると安定した図案は描けないという問題にあたりました。
どうしようかな~、困ったな~と思ったおり、ふと手芸屋さんで目に入ったトレーサー。
実はトレーサーって使ったことがなくて。
よく「ボールペンで代用できます」って言うじゃないですか。
で、トレーサーの先端とボールペンの先端ってほぼ同じじゃない?って思いまして。
ずっとボールペンでゴリゴリ図案をなぞって、布に図案映らないなーってやっていました。
だってトレーサー800円くらいするから。
800円あったら布でも糸でもそれなりの量買えちゃうし、ボールペンは家にあるから、ボールペン使おう♪って。
そんな感じでやってきたのですが、先日ふと手芸屋さんでトレーサーを見て
「トレーサーちゃんと買えば図案写るのかな。せっかくいろいろな布に刺繍したいと思っているし、いい機会かもしれない」
と、購入を決意したわけです。
そして、早速家でトレーサーとチャコペーパーの組み合わせを試してみました。
そしたら、線がくっきり!!!!
そりゃもう、はっきり写るわけです。びっくり。
(右がボールペンでなぞって、左がトレーサーでなぞったもの。
右側うっすらとしか見えませんが「あ」って試し書きしています。)
「全然ボールペン代用になってないじゃん!!チャコペーパーにはトレーサーが必須じゃん!!!」と衝撃を受けたわけです。
ボールペンは筒の中に芯が通っているので力を入れて図案をなぞるとペン先ぐらぐらしていたのが、トレーサーは抜群に安定して力が伝わりやすい。
トレーサーの先端は程よくとがっていて、程よくまるみもあるので図案の上に敷いているセロファンも破れない。
もっと早く買えばよかったーーー!と、膝をつく始末。
よくよく考えれば、「そうだよね、ボールペンって用途違うもんね。」
と思うけど、「代用」ってあくまで一時的なものであって、ボールペンはトレーサーの「代わり」にはならないんだなって感じました。
あれだけ苦労していたチャコペーパーを使用した図案写しがちっとも苦にならない。
800円、図案を写すためにはちょっと高いと思っていたけれど、刺繍すればするほど図案は大切だと感じる今は高いとは思わなくなりました。
トレーサーは言うなれば「図案を写すためだけ」の道具なわけですが、実は○○のためだけの道具って、それを使うだけで何かが楽になったり改善されることがあるのだなぁ。と思いました。
今までは「道具は今あるもので」と思っていたけれど、今年一年の活動を振り返り、来年ももっと色々刺繍したいと思っている自分を見ていると、自分に必要な道具は揃えていってもいいんじゃないかな。って思うようになりました。
必要な道具で言えば、今欲しいものは裁ちばさみ。
小学生時代の裁縫セットから拝借して使用している裁ちばさみですが、大きすぎて小物を作るとき(特にブローチを作るとき)ちょっと扱いづらい。
うん、裁ちばさみは購入を検討しよう。
使っている道具は年々変わっていくだろうから、美容系YouTuberさんが今年のベストコスメを紹介しているみたいに、年末に今年たくさん使った道具たちを紹介するのも面白いかもしれませんね。
なんて、少々話がそれましたが図案写しが難しいと思っている方はトレーサー買ってみると案外スムーズに図案写せるかもしれません。
ということで、本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた(^^)
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