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日本の給与担当が香港にいます。
給与計算そのものは日本のベンダーにお願いしていますが、本国からくる指示をベンダーさんに伝えたり、給与仕訳を経理(これも別の国)に流したりしています。

今の担当の前任者(現地にいた日本人)があまり給与や社会保険がわかっていなかったらしく、私が何度も言ったのに1年以上もきちんとした仕訳を経理に流さず、給与や社会保険のアカウントがエライことになっています。

しかし、こういうのって毎月キレイにするものですよね?
しかも、四半期の締めとか、年の決算とか、何をやってたんでしょうね、この会社。グループ会社ですが本社が私の所属とは違う国なので、その辺がよくわかりません。

それで、今の給与担当が過去のカオスを綺麗にするべく、他国の経理の人に手伝ってもらってやっていますが、なぜか私も会議に呼ばれます。
上司(同じく香港)なぞ、私の英語力や不必要に複雑な日本の税や社会保険制度のせいかもしれませんが、何度説明してもわかってくれません。
(このような説明に疲れて辞めてしまう人がいるのも、外資あるあるです)

そんな上司から届いたメール。
「社会保険が月遅れになっているから、退職者がいると仕訳がずれるんだ(違うし)。はなえみさん、厚生年金と健康保険料を当月支払いに変更するように言って」

衝撃のあまり、日本の経理の人に愚痴りました。
「って〇〇(上司)が言ってますよ、今度は!」
よしよし、となだめてくれました。
「健保組合の傷病手当金の支払いが遅いって休職者からクレームが来た時なんて、健保組合を変えようなんて言うし!会員制クラブじゃあるまいし、出たり入ったり簡単にできるものじゃないのに。
厚生年金の支払い月を変えろだぁ!?まったく、私を誰だと思ってるんだって話ですよ。そこら辺の社員が日本年金機構を動かせるかぁっ!」

月遅れの根拠が厚生年金保険法84条と健康保険法167条とわかったので、英訳を送りつけてみようと思います。過去の経験からすると、「法律だ」と言うと、一応黙ります。

良いサイトがあるのですよね。本当に役立っています。

手伝ってくれている他国の経理の人には
「退職者の当月分の社会保険料をとりあえず入れておく、仮勘定みたいなものはないの?そこに入れておいて、翌月の給与から控除した社会保険料と一緒に払えばいいだけなんだけど」
と伝えると、私にはアクセス権のない過去データを確認してみるということでした。彼女は国は違えど経理の人なので、上司よりは的確な解決方法を探してくれそうです。

いつ終わるんでしょうね、これ。
そしてまた、金曜日の会議に呼ばれています。トホホ。

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