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好きなインド映画は何ですか?
『きっと、うまくいく』?『ムトゥ 踊るマハラジャ』?
私が好きな2本は、同時期にシネスイッチ銀座で上映されていたものです。

めぐり逢わせのお弁当

まず、たまたまチケットが当たって観に行ったのがこちら。

ムンバイのお弁当配達の仕組みが凄いのです。
まず、夫を送り出した後にゆっくりお弁当を作って、家まで取りに来てくれて職場に届けてくれるシステム。家庭ではなく、レストラン等から届けてもらうこともできます。

そして、荷札などついていないのに、しかも途中で車や列車に積み替えするのに、なぜかきちんと届くシステム。誤配の確率は600万分の1だそうです。

その、600万分の1の確率で起こった誤配から始まる交流。
「最後どうなったと思う?」と映画仲間と話すのも面白かったです。

沢山のスパイスを使ったお料理シーンも楽しい一本です。

マダム・イン・ニューヨーク

これはもう、DVDを持っているのにもかかわらず、Gyaoで配信されているとそれも観てしまうという……。『めぐり逢わせのお弁当』を観に行った時の予告で、絶対これを観るわ!と誓った一本です。

インドに住むシャシは良妻賢母。得意のお菓子作りでちょっとしたビジネスもやっています。なのに、夫は「料理しかできない」と言うし、英語が苦手なことをインターナショナルスクールに通う娘がバカにします。

姉一家がニューヨークに住んでいて、姪が結婚することになりました。インド式の結婚式にしたいので、手伝いに来てほしいと頼まれます。

家族より先に行ったニューヨークでもまた、英語が出来なくて悔しい思いをします。そこで一念発起、外国人向けの英会話スクールに入るのですが、これぞ多様性というクラスメイト達に、癖のある先生。授業は楽しく、自分というものをきちんと認めてくれ、自信がついたシャシはめきめき上達していきます。

さてさて、結婚式はどうなりますやら。そして、シャシの英語は!?

2本とも、インド映画にありがちな「歌って踊って」はありません。
ですが、『マダム・イン・ニューヨーク』の挿入歌は楽しいですし、結婚式のシーンが少し「歌って踊って」ですね。

シャシ役の女優さんは、この時が確か50歳だったと思います。私もこんな可愛い50歳になりたい!と思ったものの、そもそも顔の造作が違いすぎることにはすぐ気づきましたよ、ええ。

シャシを支える大学生の姪(結婚する子の妹)ラーダがまた、聡明で叔母想いで素敵です。

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