見出し画像

長期の留学経験や海外勤務経験がなくても外資系企業に勤務しているわけですが、英語を学んで良かったことは沢山あります。

異文化に触れるのが楽しい

海外旅行先の現地の人や訪日観光客と交流できる、というのがまず楽しいです。お互いに英語圏でなくても話ができるというのは、なかなか凄いことですよね。

動詞の活用が人称によって6つもあったり、モノなのに性別があったり、そういう言語に比べると英語の方が簡単なのかもしれません。

ツアーではなく早くから個人旅行をしていたため、オランダやニュージーランドなど、観光案内所にはかなりお世話になりました。
翌日また同じ人が窓口にいると、相手も覚えていて
「昨日はどうだった?ちゃんと行けた?面白かった?」
と気にしてくれたことがありました。

そんな、ちょっとした会話が楽しいです。

自分の意見が言えるようになった

「あなたはどう思う?」と、英会話スクールではよく聞かれました。
反対意見だったとしても、前の人の意見について
「なるほど、そういう考え方もありますね。私は~」
と自分の意見を言う分には、別に他の誰も否定しているわけではない、という言い方は英会話から学んだ気がします。

グループレッスンでも必ず「あなたはどう思う?」What do YOU think?と、スルーするのを許さない感じで聞かれたので、他の人が答えている時に自分はどうかなと考えるようにもなりました。

原文で読める(聞ける)

例えば、宝石鑑別の世界的なディプロマは米国・英国の機関で取得できますので、最新情報は英語です。GIA(Gemological Institute of America)の場合、日本語訳を待つと半年ぐらいかかっていました。

英語のままですぐ読めるので、情報が早く得られますし、表現方法も学べました。
宝石学の用語は一般の辞書に載っていない言葉も多いのですが、幸か不幸か日本語訳のテキストは誤訳が多く、英語のテキストも見ながら勉強していたので、器具や現象の単語がわかるとまあわかりました。

ジャパンジュエリーフェアや国際宝飾展など、GIA本部から誰か来て講演することもあります。もちろん逐語通訳が入るのですが、通訳さんは宝飾業界の人ではありませんし、時間の制約もあってか端折られている部分もあり、スピーカーの言う英語がわかった方が情報量が多いです。

学生時代から英語で書かれたものを読むのは好きで、観た映画のノベライズのペーパーバックなど好んで読んでいました。

半ば憧れで、THE JAPAN TIMESを購読していたこともありました。読み終わったら、オシャレな包装紙や緩衝材にもなりますし……。
図書館でたまには新聞を読もうかと思っても、日本語の新聞はオジサン達で奪い合い。そんな時、英字新聞なら好きなだけ読めますよ!

食いっぱぐれない(かも)

生活に直結するのは、やはりこれでしょうか。

転職したり派遣先が変わったりした時に母に言うと
「なんだかんだ、あなた仕事が途切れないわね」
と半ば感心されました。

それは、人事実務経験と英語のコンビネーションだと思います。
いくら英語が上手くても、日本の制度を理解して説明するのは厄介です(そのぐらい、日本の税や社会保険や給与制度は変!)。いくら人事経験が豊富でも、英語できませ~んという人も多いです。いわば隙間産業です。

派遣では、英語が使えると同じ仕事でも時給が200円ぐらい高かったので、英会話スクールに通っても元は取れます。時給が高ければ賞与はなくても別に生活には困らないので、雇用形態に拘らずに仕事ができました。

転職回数や年齢で選択肢が狭まる日本の労働市場で、外資系企業で働くという選択肢が増えたのが良い点だったと思います。


外資系企業にチャレンジしたい、外国人と働くことに戸惑っている、などキャリアコンサルタント(国家資格)に相談してみませんか?

#英語 #学び #英語がすき #仕事 #旅行 #毎日note #エッセイ #スキしてみて

2022.5.2
2022.5.2
2022.5.23

この記事が参加している募集

スキしてみて

英語がすき

スキ、コメント、シェアも大歓迎! いただいたサポートは、カウンセリングルームを開く際の資金にします!