生のローゼル(食用のハイビスカス)が手に入った時の写真を発掘しました。
摘んだ形でパック売りされていました。右は市販のドライのハイビスカスです。銀座のわしたショップ(今や「有楽町の」わしたショップですが)で買った気がします。枝付きも見たことがあります。
ガクを外して熱湯で抽出します。ふわぁっと色が出てきます。
ローゼルの名を知ったのは、タイのバンコクでした。日中は恐らく40℃あったであろうその日、Roselleと書かれた赤いドリンクをよく知らずに求めて飲みました(当時はスマホなんてありませんからね)。Herbとも書いてあったような気もします。
どう?と旅仲間に問われて「ちょっと酸っぱくて美味しい」と言ったことでしょう。多分。暑さで疲れた身体に、ビタミンCとクエン酸とアントシアニンを補給できて良かったと思います。
この時の旅行先はカンボジア。まだバンコクからアンコール遺跡のあるシェムリアップへの直行便がなかったので、バンコク→プノンペン→シェムリアップと乗り継ぎました。バンコクがこの暑さでカンボジアはどうよ…と戦々恐々としていましたら、石造りの遺跡には意外と涼しい風が吹いていました。
帰国して読んでいた雑誌にちょうどローゼルが載っていて、おおこれかと思ったのでした。
ドライのハイビスカスだともっと濃い赤になりますが、生はマイルドですね。味もマイルドでした。
この色、何かに似ているなと思いましたら、これでした。
ヒントは……黒太子のルビーかな!コランダム(ルビー、サファイア)と比べると彩度が低めで出てくることが多いです。
ドライのハイビスカスだとこんな色です。
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