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自由律俳句、尾崎風。
わずか9音の中に言いようのない寂寥感と、何をしても腰に響く、咳よオマエもだったかという嘆きを秘めています。本当です。あの ↑ 鳩の後ろ姿に滲み出ているでしょう。

腰から下が痛いのは鳩ではなく私で、まだコルセット生活が続いておりますが、リハビリに力を入れている整形外科に通っているので、
「そろそろ積極的に動かしていきましょう。少しずつだけど」
とお達しがあり、理学療法士さんのヒアリングを受けました。

一方で、痺れが取れないのでMRI検査を受けてきました。X線で写らない何かを確認するためです。通う整形外科にMRIは無いので近隣の提携機関で受けますが、そこは頭痛でもMRIやMRAを撮っているところ。慣れたものです。

前日の夜に予約を入れたので労災の書式を用意できず、一旦自費で全額払いました。今度は16号の4と言われ、帰って調べたら転院の様式でした。
なるほど~、6号(業務災害の方の転院の様式)とほぼ同じですね。
しかしこういう書式の会社押印をなくして良かったのでしょうか。労災隠しはなくなるでしょうけれど……。

検査の手練れとしては、いつものように着替えの要らない服装で臨みましたので、ボーンの入ったコルセットを外すのみで、素早く更衣室から出て検査室に移動できました。前のオジサマより多分早かったです。

検査台に横になると、一旦頭を持ち上げてヘッドフォンをつけるように言われました。上体を起こすだけで腰が痛いんですよぉ……。

「よく映るように台を入れますので、足を上げて下さい」
こう?と思って膝を立てると
「いえ、足全体を上げて下さい」
「無理ですぅ……痛くて」
渋々(多分)持ち上げて、足の下に台を入れてくれました。

大人の足じゃ重いですよね。
かつての同僚に、お嬢さんが医者の卵という人がいたのですが、整形外科の実習の時だけは女性は男性と組むのだそうです。それは、大柄な大人の足など重くて持ち上がらないから。

でしょうね~と聞いていたのですが、今の整形外科の先生は珍しく女性です。先生、鍛えてらっしゃる……?

終わった時もちょっと足を持ち上げて台を抜いてくれましたが、起き上がる時には抱きかかえてくれそうな勢いだった大学病院よりだいぶアッサリしていたな……と思いました。まぁ、それが狙いじゃないので良いのですが。

最近のMRIは音が静かになりましたよね。
以前はヘッドフォンから流れてくるオルゴールやピアノの音楽が聞こえず、だったらヘビメタでいいじゃないと思っていましたが、最近は「あ、ジブリのオルゴールのだ」なんてわかりますもの。

でも、色々な機械の音と音楽の隙間に、誰かのダイイングメッセージみたいな声が聞こえたら怖いな~と思いました(しかしこれもデスメタルを流せば解決)。直前にミステリー小説を読まない方が良かったかもしれません。

ちなみに写真の鳩ですが、人間がいても我関せずとばかりにウロウロしていたのに、カメラを向けたら途端にくるりと背を向けました。ナゼカシラ。
撮りたかったのは手前のお花だったんですけどね。

《着替えの要らない服装》

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