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【与え続ける人は光る】理由


「人生悔いない」

これは私の大好きな親戚のおじちゃんが
よくつかう言葉です。

私には、岩手(祖母の家)に帰るたび
孫のように可愛がってくれるおじちゃんがいます。

会うたびに一瞬で人を笑顔にしてしまう
わたしはこの人の生き方が
「人に与えること」
を体現していて、ものすごく好き。

今日はそんなわたしの
「世話焼きおじちゃんに憧れた話」
したいと思います。

「与える人は光続ける」
そう思ったお話です。

1、「人生悔いない」理由


おじちゃんが口癖のようにつかう
「人生悔いない」という言葉

私はこんな言葉を日常的に口にできる
おじちゃんが大好きです。

おじちゃんが「悔いない人生」
と言えるのは理由があって、
「全力投球で生きてきたから。」

それは近くで見ているとよく伝わってきます。

小学5年生でカメラに目覚め、
カメラ小僧になったおじちゃん。

家にあるお父さんのカメラを持ち出しては怒られ、社会人になってやっと自分のカメラを買ったとき以降嬉しくてカメラを片手に毎日歩き回っていたそうです。

そして学生で岩手独特の伝統芸能
鬼剣舞に打ち込みます。


(鬼剣舞が分かる動画)


数々の賞を取り、全国各地
海外でもその踊りをたくさん
披露してきました。

今でも鬼剣舞のことを語らせると
もう止まりません。

そのくらい、
好きなことに脇目も振らず
打ち込んできたおじちゃん。


今でもその姿は健在です。

私と妹を観光につれてってはカメラを片手に
私たちを撮り続けます。
自分は写ろうとせず、私たちが楽しんでいるところを本人以上に嬉しそうにシャッターを押す。

そして写真は翌日の朝イチで現像し、
写っている人の家にすぐ持って行って渡します。

「旅の思い出だよ〜」

私も現像したての写真を朝イチで
持ってこられたことが何度もありました。笑

こんなに人のためだけに
朝早くから動ける人がいるのでしょうか?

最初とてもびっくりしました。

そんなおじちゃんは80歳になった今でも
とってもパワフル。

現役で旅行会社の添乗員をしながら
「誰かが喜ぶこと」をいつも考えています。

「人生悔いない」

今も全力に仕事に打ち込む姿からも
その言葉がしっくりきます。

2、与えることが生き甲斐


おじちゃんの生きる糧はきっと
「与えること」

添乗員の仕事も
「お客さんの笑顔を見たい」
という動機ではじめました。

仕事以外でもおじちゃんは
歩けなくなった自分の小学校の先生(96歳)を車に乗せて色々な場所に連れて歩いたりします。

ちょっとびっくりじゃないですか?
80歳が96歳を乗せて歩くって…


私が岩手に帰る話をすると、
どこの観光地を回るか考え、
ついた頃にはプランが決まっています。

異常なくらい早起き(笑)のおじちゃんは
朝4時に起き、裏山に山菜を取りに行き、
朝には摘んだ山菜を近所と親戚に配り尽くします。

震災の時には支援物資の提供と
自身のトラックを貸すために
何度も被災地に通いました。

普通の人がしないようなことを当たり前に
してしまうおじちゃんとその周りは
いつも笑顔で溢れています。

みんなが喜んでくれたら嬉しい。
それだけだ!

といって
いつもニコニコしています。

3、与えるから与えられる


おじちゃんは決して裕福な暮らしを
しているわけではありません。

でも日常から人に与えているからこそ

ここぞというピンチの場面では
「○○さんのためなら」
必ず誰かに助けてもらえます。

わたしは小さい頃から
そんな場面をいくつも見て来ました。

そんなふうにおじちゃんの家や日常には
いつも「与えた人」からのお礼が溢れています。

楽しくて与えたことが結果的に
与えられて戻ってくる

本人が気づいているかはわかりませんが

最高の循環が
おじちゃんの住む世界には
存在していると思っています。

4、与えながら生きる

おじちゃんの生き方は
今の私の憧れです。

私はおじちゃんほど
人の幸せのため「だけ」に生きている人を
今のところ見たことがありません。

常に周囲の人が喜ぶことを考えては
次の瞬間、行動をしてしまいます。

おじちゃんにとっては
与えることが自分のため。

わたしにも似たような想いがあるので
何となく気持ちはわかりますが、
でも決定的に違うことが
ひとつだけあります。

それは、
絶対に自己犠牲を伴わない ということ。

私は人のために行動しようとしても
気付かぬうちに我慢をしてしまったり
無理をしてしまう、
ということもしばしばあります。

気づいていないため
それが積もり積もるとしんどくなるんです。
(適応障害になったのもこれが理由かな?)

でも
おじちゃんは人を喜ばせるときに
自己犠牲の精神が全くない。

どんなに早起きして山菜取りに出かけたって
無償で人を遠くまで連れて行ったって、
写真を朝早くから現像して配り歩いたって

それはおじちゃんにとっての
楽しみ。

完全なるwin-winなのです。

人の幸せ=自分の幸せ

この方程式が完璧に成立している
おじちゃんの中では、
与えることはただの「幸せ」で
与えること自体がおじちゃんの人生なんだと
感じさせられます。

5、与える人は光続ける


もう一つ気づいたことがあります。

おじちゃんはいつも「光っている」

ということ。

遠くからみても
「あ、おじちゃんだ!」

と分かるくらいに明らかに光っています。

80歳になった今でも
ツヤツヤで常に満面の笑顔。

そんなおじちゃんを見て
わたしは思いました。

「与える人は輝くんだ」と。

皆さんの周りにも1人はいませんか?
与えることが大好きな人。

そしてその人は
輝いてませんか?

きっと周りからの感謝の気持ちと
人を笑顔にできた嬉しさで
ピカピカと光るんだと思います。

わたしはまだ
おじちゃんほど眩しくはなれません。

でもいつか
おじちゃんみたいに
与えながら光って生きる。

それが今のわたしの目標です。


皆さん身近にも与えるのが好きな人はいますか?



もし居たら、
できるだけその方の近くで行動や言動を自分に
インストール出来たら良いかもしれません。

それは
必ずあなたも周りも幸せにしてくれます。

素敵な循環で皆さんと皆さんの周りが
ポカポカ暖かくなりますように✨


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