忙しくても読書時間を
少し前のお話。
ちょうどこれくらいの時期かな?
なんだか5月中旬ごろから、忙しい毎日が続いていた。忙しいっていうか、余裕がない。時間にも心にも、とにかく余裕がない。時間に余裕ができても”ひとりでゆっくり過ごす”ということを忘れてしまったような、そんな感じ。今も。
最近の私に何が足りないのか?と考えてみた。すると、読書をしていないことに気づいた。読書は好きだ。一方で、時間に余裕があるからこそできることだと思っていた。だから、余裕がないとき、本を読むことができていなかったのだ。
足りないのは読書時間だと思い、本屋さんに行った。購入したのは、くどうれいんさんの『うたうおばけ』。慌ただしい物語よりも、心がほっとするエッセイを読みたかった。そんな私に、最適な1冊だった。
ゆっくり、大切に読んだ。
読み終えたときには、終わっちゃった。って思った。
読書時間は大切だ。
余裕がない毎日でも、ちょっと心が休まる。
もちろん選書も大切だと思う。最近の私には、ハラハラするお話は合っていないだろう。もともとの好きなジャンルである「心温まる系」がいいんだろうなあと思う。
忙しくても読書時間を。
でもこれはあくまで私の話で。読書じゃなくてもいいから、心休めることができるなにかのための時間は、確保すべきだと思う。忙しくても。余裕がなくても。
あわただしい生活を送っているあなたに届けばいいな。
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