NISA・つみたてNISAの始め方。誰でもできる株式投資、投資信託のおすすめ銘柄と注意点。
こんにちは!
会社員やってて、株を買ってはいるけれど、ちょっとプラスになったかと思いきや、どかんとマイナスが来て結局何やってるのかわからない・・・。
そんな状態の方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
かつての私もそうでした。
数点のポイントを抑えるだけで、ド素人でも、ある程度の運用率を上げることが出来ます。20年前に証券会社に預けたお金。今では5.5倍になっています。実際に売買していたのは1年に一度。放置していた2、3年ほどの期間も何度かありました。それでも、、、というか、その方が増えるのです。
※ド素人の見解です。
毎週足を運んでいるのが、本屋さん。
各書店の売上ランキング棚は、必ずチェックしています。特に、数ヶ月に渡って同じ表紙があると、読まなければいけない本のような気がして、手に取ってしまいます。
この本もそうでした。
厚切ジェイソン
「お金の増やし方」。
あれ?
芸人じゃなかったっけ?
そう思いながら、スルーしていた本です。
手に取って、ペラペラ捲った時。
目に入った文字がこれでした。
「株は売らない」
あぁ。信頼出来る。
その一言で、購入しました。
本を読み進めても、共感するばかり。
私はこの人みたいにストイックな倹約は出来ないけれど、数字が好きな人の思考は皆んな似ているなと感じました。
この本を読んで反省したのは、証券会社に預けたお金を一切運用していなかったこと。
完全に忘れていました。。
銀行に預けるよりはマシですが、何もやってなければ意味がないわけで。
「動かさなきゃ」
そう思い、ようやく重い腰をあげました。
1.どの制度を使うか決める
株式投資にはいくつかお得な制度があります。
利益が出た時、利益の20.315%が税金として引かれることになります。
日本の株式市場が低迷し、個人投資家を呼び込もうと作られた、お得な制度があります。
この中から選びます。
DCとiDeCoは、年金のプール金が充てに出来なくなってきたので、少しでも個人でなんとかしてもらおうと、優遇処置が取られました。私の場合、会社のDCはREIT(不動産)や米国株など、自分が不得意とするところの投信に比重を高く設定しています。
iDeCoとNISA。どちらから始めるかは自由です。
ただし、証券口座を分けることが出来ませんので証券会社は1つに絞りましょう。
また、NISAと積み立てNISAの併用は出来ません。
どちらか一つなので、NISAに使える株式と、積み立てNISAで使える投信の両方をご紹介します。(2024年から両方が使えるようになります。)
2.余剰金を用意する
株式投資に使う余剰金(なくなっても痛くないお金)を用意します。明日、明後日に必要なお金を、投資には回しません。極端に言えば、なくなっても惜しくないお金を投資用に用意します。
証券会社に入金したお金は、感覚としてお金ではなく「数字」になります。新しい何かを買うお金。そんな感覚がなくなってくるので不思議です。元々、投資用として用意したからなのか、ゲームセンターのコインのように、お金の感覚をなくしてしまいます。でも、それくらい心に余裕があった方がいいのです。株取引で一番邪魔なのは焦りとか、不安という感情です。
3.素人が勝てない理由
私が証券口座を開設したのは20代の頃。
当時、億トレーダーと呼ばれるデイトレードの達人がメディアに取り上げられ、大きな話題になりました。その男性はプロではなく、趣味が講じて日に億を動かすまでになった人でした。
当時をご存知の方は、ご記憶にあるのではないでしょうか。テレビのコメンテーター達が「汗水流さず、お金を稼ぐなんて!」と批判的だったことを。
彼らはきっと、やったことがなかったのだと思います。やってみるとすぐにわかります。知識だけでも難しいのに、プロを相手に先を読まなければなりません。
デイトレは毎日板に張り付きます。
リアルタイムで更新される株価をじっと監視するのです。
トレーダーの前に、いくつものディスプレイが並べてあるのをご覧になったことがあると思います。あの中に、注目すべき株式の板情報が含まれています。
機関投資家や、億単位の売買を行うお金持ちが登場すると、瞬時に板が湧きます。チャートが上下を繰り返すように動き、まるで底引き網漁のように、一呼吸置きながら買い漁って行くのです。どこを高値として、どこで終わるのか。せめぎ合いはわずか数分の間。板に張りついていた人達の勝負が終わります。
さて、素人がここに加わった結果は当たり前ですが、相手になりません。知識も経験も、太刀打ち出来ません。それでもやってみたい方はぜひ。面白い経験にはなります。高い授業料だけど。
4.誰もが知っている企業の株は買わない
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