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社内報ライターがnoteでまなびを共有するまで

はじめまして

やりがいの種を植える社内報ライターhana*Hitomiです。

企業の中で、社内コミュニケーション活性化を行う部署に所属しています。
その一環でWEB社内報も運営しています。
企業内コミュニケーションや、社内報に関するまなびを共有するため、noteを立ち上げることにしました。

まずは、自己紹介に代えて、どうして社内報ライターになったのか、どうしてまなびを共有するのかをお伝えしたいと思います。

なぜ社内報ライターになったか

社内募集

「社内コミュニケーション活性化のため、WEB社内報を導入します。担当者を募集します。」
それが与えられた情報のすべてでした。

コロナ禍による在宅執務の導入で、人もまばら。
薄灰色の雪が降りつもったかのようなオフィスで、そのメールを読みました。
そして、自分の仕事かもしれないという想いが芽吹きました。

やりがいをもって働くことへの想い

長年、同じ会社で働いています。
多くの同僚が、心を病んで退職していく姿を見送りました。
そういうと、ひどいブラック企業に勤めているようですが、そんなことはありません。

残業は多くないし、危険な仕事でもありません。
オフィスはきれいだし、福利厚生は整っているし、比較的職場環境は整っています。
それでも彼らは、人間関係など、それぞれの悩みを抱えて去っていきました。

どうして明るい気持ちで、日々の業務時間を過ごせないのだろう。
もっとやりがいをもって、前向きな気持ちで働けたらいいのに。
そんな想いが、ずっとありました。

社内コミュニケーション活性化が、解決の糸口になるかもしれない。
薄灰色の雪に、光が反射して、一瞬きらめきました。

なぜnoteでまなびを共有するのか

なぜ会社は社内報を導入するのか

担当者になったあと、最初に、経営陣がどうして社内報をやりたいと考えたのか、何を発信したいのか、説明してもらう機会を設けました。
しかし、結果としてわかったのは、やりたい理由を言語化できる人がいないという事実でした。

漠然と、会社内に問題があることを感じていて、
漠然と、解決策としてコミュニケーションを活性化したくて、
漠然と、流行りのWEB社内報が良い気がしているのです。

こういう書き方をすると、そんなまさかと笑ってしまうかもしれませんが、多かれ少なかれ、どこの会社でも起こりうることです。
社内コミュニケーションが大切かを問われたらYesでも、
会社にとってどうして大切なのか、もし理由を問われたら、あなたは即答できるでしょうか?

コミュニケーション活性化は手段

少し脱線しますが、「コミュニケーションの活性化」は手段であって目的ではありません。
これは後日記事にしたい題材の一つです。

コミュニケーションを活性化した結果、どういう問題を解決して、どういう会社にしたいか、それが本当は重要です。

けれども、それを理解できたのは、もっとあとの話。
当時は、漠然とした経営陣の説明を、漠然と理解し、決められた期日にWEB社内報をスタートするため、必要な事務作業に追われました。

その結果、無事にWEB社内報はスタートできましたが、ずっと引っかかるものがありました。
どうして会社はそれをやりたいのだろう、どうしてわたしはそれをやるべきだと直感したのだろう。
どうして、どうして、どうして…

1年間のまなびの日々

そこからは、まなびの日々でした。
WEB社内報を導入した会社は、一般的に、何を目的として導入するのか知るために勉強しました。

力になったのは、WEB社内報ツール提供会社が開催してくれる無料のセミナーです。
社内報の意義を毎回30分程度にまとめて、わかりやすく教えてくれます。
エンゲージメントや、Well beingという言葉との出会いは、この中にありました。

社内コミュニケーション(インナーコミュニケーション)関連の本も、たくさん読みました。
インナーブランディングという言葉には、この中で出会いました。

WEB社内報を導入している他社との交流会にも、足を運びました。
ここでは魅力的な事例をたくさん目にしましたし、同時に、WEB社内報の形が会社によってまったく違うことも理解しました。

わたしは、日中は仕事をして、夕方は子育てをします。
自由にできる時間は、子どもが寝たあとのみなので、よく真夜中にのそのそと起き上がって本を読んでいました。

そうすることで、コミュニケーション活性化は手段に過ぎないということを、自分の言葉で話せるようになりました。

だれでもまなびは必要か

セミナーに参加したり、本を読んだり、そんな学びをしなくても社内報は作れます。
よくある記事のネタを検索して、セオリー通りの型で記事を書き、あくまで事務的に日々の業務をこなすことは可能です。

でもそうして作られた社内報は、一貫性がなくて、めざす方向がちぐはぐな内容になるでしょう。

では、忙しいビジネスマンが、忙しい父や母が、自分の希望とは関係なく社内報担当者になった人が、果たしてプライベートな時間までさいて、勉強をつづけることができるでしょうか。

わたしには、同僚たちの心の中に、仕事へのやりがいの種を植えたいという長年の想いがありました。
自分の気持ちと合致したので、積極的にまなぼうと思えました。

けれども、こんな頑張りをすべての社内報担当者がしなければならないとしたら、理不尽な話です。
だから、忙しい人にもできるだけわかりやすく伝えたいと感じ、noteでまなびを共有することに決めました。
会社の中だけでなく、外のみなさまにも、やりがいの種を広く届けられますように。

いきごみ:2年目の視点で、わかりやすく

WEB社内報とはなにか、知らなかったころの自分でもわかるように書きます。
研究者や、専門家ではなく、2年目のわたしだからこそ語れる言葉で。

また、社内報担当者だけでなく、こんな人にも届けたいです。
・社内のコミュニケーションを活性化したい人
・やりがいをもって仕事をしたい人
・Well-beingに興味がある人
・インナーブランディングが何か知りたい人
・社員を幸せにしたい経営者

なにかしら、あなたの心にも響くはずです。
やりがいの種、不定期お届け便ですが、よければフォローして、これからの記事を受けとってください。

(グラレコ) やりがいの種を植える社内報ライター noteでまなびを共有するまで
©hana*Hitomi

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