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2年間お世話になっていたキッチンゲートを撤去してみて、わかったこと。

子どもの成長を感じる場面というのは、些細なものから大きなものまで日常に溢れている。

笑った!寝返りした!と怒涛だった乳児のときに比べると、幼児にとっての「大きな変化」は、だんだんとそのタイミングは減っていく気がしている(そしてだからこそ、見逃さないように、忘れないようにするのに必死!)

そんななか、最近我が家であった大きな変化がある。

それは、「キッチンのゲートを撤去したこと」だ。

次男がずり這いし始めてから、我が家のキッチンには子どもが入らないようにゲート(後付けの柵)がつけてあった。

今の家に引っ越してから半年くらいのときにつけたので、ゲートがない期間より、ゲートがある期間のほうが長くなっている……。
キッチンに入る前にはゲートを開ける、というのがもう慣れ親しんだお決まりの動作。子どもたちも、ゲートに張り付いて「あけて〜」と言ったり、「出られない😭」と閉じ込められたり。

私としては、冷蔵庫を勝手に開けてしまうのではないか?次男がコンロいじったら大変!(前科あり)その他いろいろ、危険なことをするかも…などと思い、まだまだゲートと共に生活するつもりだったのだが、「変化」は突然起きた。

次男と長男がゲートに力をかけ、連日のように外し、夫が「そっちの方が危ない」と判断して取り除いたのだ。

「ゲートがない!!!」


2年ぶりに見る、ゲートのないキッチンはなんだかぽっかり穴が空いたようであった。

こんなに広かったの…?
やけに開けて見える。
スッキリして嬉しいし、ゲートを開けなくてもキッチンに出入りできるのは正直めちゃくちゃ楽。

でも、本当にゲートをとって大丈夫なのだろうか。

「なくて平気だよ」と言うのは長男。

長男と次男は冷凍庫を勝手に開けてアイスを漁ることがあったので、「冷凍庫から勝手にアイス出したりもしない?」と聞く。

「うーん、それはまぁ、やるけど……?」

やるんかい。


(4歳のこういうところ本当に可愛い)

まぁ、もう次男も2歳半。
必要だと感じたらまたつければいいか。


「ママ〜、ごはん、ちょーだい?」

キッチンにヒョイと顔を覗かせてごはんを所望するのは、ごはん大好き次男坊である。

驚いたことに、ゲートはもうないのに、次男はキッチンに入ってこなかった。

見えないゲートが…ある……?!

ずっとキッチンには1人では入らないもの(入れないもの)だったから、それが染み付いているのだろうか?!

長男にしても、用もないのにキッチンに入るようなことがそもそもないし、入ってきてもイタズラは全くしない。

えっ。すご。信頼してなくてごめん……。

次男は御飯時になると「だっこだっこ」と言ってだかさった状態であらゆる棚を開けさせ、冷蔵庫を開けさせ、おかずやお菓子を探そうとするが、それはまだある。笑
(逆に言うと、抱っこされてないとキッチンには入らないので安心)

冷凍庫を勝手に開けるのも、ないわけではないけど、現状大きな被害はない。

子どもたちから完全に目を離すタイミング(留守番とか)も今の所まだないので、本当にアカンときには止めに入れる……。

とりあえずこのままでいいか。となったとき、しみじみ思う。

「成長したんだなぁ」

やんちゃ坊主な長男にも落ち着きが出てきた。
赤ちゃんだった次男とも会話ができる。

こうやって、大きくなっていくんだな。

目に見える「ゲート」がなくなったことで、しみじみと実感した出来事でした。


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