フォロワー30人、投稿1件なのに「noteの書籍化」を達成した方法
いつか本を出したい!!
そんな思いで、noteを始めた人は多いんじゃないでしょうか。私もまったく同じ夢を抱き、noteのアカウントをつくりました。
その結果、自分のnoteは本当に書籍化されました。
▼書籍化されたnote
noteのアカウントをつくったわずか10カ月後には、駅前の書店で、近所の書店で、地元の書店で。自分の本が平積みされているのを見ることになったんです。
▼書籍化された本
この本はありがたいことにたくさんの方にお手にとっていただき、作家でもないのにサインを求められることが激増。サインがなかったので、「サインデザイナー」を生業とするプロにサインをつくってもらいました。
さて、書籍化が決まった時点での私のフォロワー、何人だと思います?
30人です。
そして、書籍化が決まった時点でのnoteの投稿件数、何件だと思います?
たったの1件です。
つまり、アカウントをつくって最初に書いたnoteが書籍化されたワケです。noteのフォロワー30人、投稿件数1件でも書籍化を実現できるんです。
出版社からそのメールをうけとった時、私はその場で「ぜひお願いします」とは返信しませんでした。
まず「お声がけいただいたことについてお礼のメール」だけ差し上げ、正式なご返信はいったん保留にしました。なぜならば、
と確信していたからです。実際、他の出版社からも声がかかりました。
なぜそんなことを確信していたのか?それは、自分の書いたnoteが
だったからなんです。
私は自分が書いたnoteを絶対に書籍化したいと思っていました。しかも、書籍化といっても自費出版じゃない。商業出版です。
でも、ぼんやりと「いつか本を出したいなぁ」と思っている程度じゃ絶対に夢はかなわない。夢は計画にすることで初めて叶う。
だから、出版企画書をつくりました。その企画書にもとづいて執筆したのがあの書籍化された最初のnoteだったわけです。
書籍化されたnoteは、サンプル原稿として書きました。サンプル原稿とは、
と、書籍編集者の皆さんにイメージしてもらうために書く原稿のことです。そして無事、その「サンプル原稿としてのnote」が書籍化されたわけです。
作成した出版企画書は「持ち込みOK」と書かれているいくつかの出版社に売り込む「つもり」でした。でも結局、「本にしませんか」と言ってくれたのは売り込み先以外の複数の出版社でした。売り込む前に書籍化が決まってしまったんです。
当然と言えば当然です。なぜなら「本にしませんか」と言われたあのnoteそのものが、出版企画書に基づいて執筆されたサンプル原稿だったから。だから、何人かの書籍編集者の目にとまったんですね。
そのため、「出版企画書を売り込む前に」書籍化が決まったんです。
売り込むための出版企画書を作っていなかったら、「書籍化されることを前提にしたサンプル原稿としてのnote」を書くことは絶対にできませんでした。
だってその出版企画書をベースにしないと、「書籍化されることを前提にしたnote」って書けないですもん。だから(結局売り込みには使わなかったけど)この出版企画書がなかったら書籍化決定にはならなかったでしょう。
もしも、私がつくった出版企画書を別の出版者に売り込んでいたら、どうなっていたでしょうか。
って絶対に言われてたと思うんです。私ね、そう言ってもらえる自信、ありますよ。
だって売り込む「前に」複数の出版社から「本にしませんか」と取り合いになるような企画書ですもん。売り込んだら企画が通る確率がめちゃくちゃ高いに決まってる。
そんな出版企画書の書き方、知りたくないですか?
この有料noteでは、
と思っている人に向けて、「フォロワー30人、投稿1件なのにnoteの書籍化を達成した方法」を2万文字という大ボリュームで徹底解説します。
タイトルには「noteの書籍化を達成した方法」とありますが、別にnoteじゃなくてブログでも大丈夫。出版企画書の書き方は一緒ですから。
さて、この有料noteでは、実際にnoteの書籍化を達成した私が「本を出すためにやるべきこと」を解説しています。
いざ本を出そうと思うと、皆さんこんな疑問が浮かぶと思うんです。
この有料noteを読むとこれらの疑問がすべて解決します。
この有料noteでは、私が実際に本を出すまでに行ったすべてを解説しています。めちゃくちゃ生々しく、裏話を交えながら。まぁいわばナイショ話ですね。実際に本を出した人間だけが語れるナイショ話です。
さて、「本を出してみたい」という夢を抱いている人は多いと思う。でもね、「夢はいつか叶う」と思っているだけでは叶えることはできません。
なぜならば、夢は計画にすることで初めて叶うから。
確かに、世の中には計画なんて立てずとも出版社から声がかかって書籍化を実現できている人もいます。
って驚きながら書籍化決定の発表をツイッターとかnoteでしている人、いるじゃないですか(あれうらやましいよね)。
でもさ、そういった人たちは人気のコンテンツを発信している「いわゆるインフルエンサー」と呼ばれる人たちばっかだ。誰に言われずとも「できてしまう」天才なんですよね。
だから、天才じゃない私は「計画と戦略で」書籍化を目指すしかなかった。
書籍化ってね、自分が思っている以上に大変なことだよ~!!(笑)
なんかさ、長年ブログとかnoteやってると「書籍化決まりました~!」って人が周りでちらほらと出てくるじゃない。
ああいうの見てると、なんとなく「いつか自分も」って思っちゃう。思っちゃうから、
なんてことが起きちゃうのよ。
たとえるなら、書籍化は富士山に登頂するようなもの。
みんなさ、「今から富士山のてっぺん目指すぞ!」ってなったらめっちゃちゃんと準備するでしょ。散歩気分でてっぺん目指したりしないでしょ。
こんなスゴイ山のてっぺんを目指すにはさ、ちゃんとした準備が必要じゃない。持ち物をしっかりそろえて、服装もがっつり登山用のものを用意し、いつ出発してどれくらいのペースで上りどのタイミングで下山を開始するのかなどなど、きちんと準備するでしょ?
なんてことは起こり得ないんだよね。これね、書籍化も同じなのよ。
なんてこと、絶対に起こらないんです。
だから、まず「富士山を目指すぞ」と決めてそのために逆算して今何をどの順番ですべきなのかを考えないといけない。
そうしないと、あなたの大切な時間がムダになりかねません。
となんとなくnoteを更新し続けて数年が経った。……って人が、この中にももしかしたらいるかもしれません。
その「なんとなく過ごした数年」で書籍化のためにできたことが山ほどあったはずなんです。
あの時出版企画書をちゃんと作って売り込んでいれば、今頃もうとっくに書籍化の夢がかなっていて半年に一回ちゃりんちゃりんと印税が入って数年が経つ、みたいな毎日を過ごしていたかもしれないんですよ。
だから、以下のようなことはしちゃダメなんです。
もちろん、毎日更新が悪いわけでは全然ないです。文章力も身に付きますし、書くという習慣ができあがる。ライティング能力をアップするにはベストな方法です。
しかし、書籍化を目指すのであれば上記のようなことはしてはいけない。なぜならばこの方法では「いつか本を出したい」という夢は絶対にかなわないからです。
冒頭で述べた通り、私はnoteをアップしてからわずか10か月後には書籍化を実現しました。たった10か月です。今この有料noteを読めば、あなたも10か月後には近所の本屋の店頭で自分の本が並んでいる光景を目にすることができるかもしれないんです。
本が並び、出版記念のサイン会だって開かれるかもしれません。
私も出版した際は知人や友人から「サインちょうだい!」と言われ、サインデザイナーに依頼して自分のサインをつくってもらいました。
このように、10か月後、自分の本が書店にならびしかもサインを求められている姿を想像してみてください。まさに「いつか本を出したい」と思っているあなたが夢見ている光景ではないでしょうか。
私は綿密な書籍化計画を立てたことで無事に本を出すことができた。出版社に売り込む準備もしましたが、出版企画書の送付先とは別の出版社(しかもなんと5社)から「本にしませんか」とお声がかかりました。
この時点で私のnoteのフォロワーさんはまだ30人程度。しかもこの時点で投稿したnoteの投稿件数はたったの1件。
この1件が、本になったんです。
その「書籍化のためにやった計画」のすべてを、この有料noteで公開します。購入してくれた方たちが絶対に本を出せるよう、再現性のあるものだけに絞って、包み隠さず、全力でこのnoteを書きました。いやほんと、マジで全力で書いたよ。一切妥協せずにマジで全部書ききった。
この有料noteのお値段は現時点で12,980円。飲み会2回分の額です。この12,980円をケチって数年間ぼんやりと「本を出せたらいいな」と何年も願い続けるのは本当にもったいないです。
飲み会2回分のたった12,980円で一気に書籍化の夢を現実にできる。
10か月後には自分の本を手に取れる。
書籍化が実現できれば、原稿料と印税で十分にまかなえる金額です。
ちなみに、書籍化における「原稿料」というのは、書籍に掲載するために書いた文章に支払われる原稿料のこと。出版社によってその原稿料は違うんですが、一般的には
と言われていますね。
が、正直周りで本を出している方たちの話を聞いていると、30万円だったケースはほぼないです。あまりに安すぎる。肌感覚ですが、その倍はもらってる印象ですね。
なので、この有料noteのお値段12,980円は書籍発売後の印税ではなく発売前にもらえる原稿料で一瞬にしてコスト回収できるというわけです。
また、書籍化した後は印税のほかにもさまざまな収入の柱ができてきます。なぜならば、書籍化をすると
など、さまざまなお仕事の依頼が来るんですね。そのお仕事が単発ではなく継続的な依頼ともなれば収入はさらに安定するでしょう。
さて、この有料noteはありがたいことに人気noterの方からうれしいレビューが届いています。
このほかにも、なんとnoteでレビューを書いて下さった方もいました!
▼本文より引用
▼レビューの一部を抜粋
みなさん、うれしいレビューを本当にありがとうございます!
以上のように、レビューでは
など本当にうれしいお言葉をいただいてます。そのため、この有料noteさえ読んでおけばもう書籍化するためにやるべきことの「すべて」を学ぶことができると断言いたします。
さて、このnoteはこんな人におすすめです。
▼こんな人にオススメ
一方で、この有料noteはこんな方にはおすすめいたしません。
▼こういう方にはオススメできません
このnoteは、「自分のnoteを本気で書籍化する」「10か月以内に近所の本屋で自分の本が並んでいるのを目にする」という目標をあなたが絶対に達成できるよう全力を尽くして書きました。
それでは、どうぞ!
(1)書店リサーチをする
どんな本が売れているのか、見て回る
まずね、最初に私がやったことは書店リサーチでした。書店に行って「どんな本が売れているのか」を見て回るんです。なぜならば本は「売れることがすべて」だからです。
私新卒で入った企業がかなりの大企業だったんですが、大企業であるがゆえに別部署に「出版事業部」があったんですね。で、その出版事業部に配属された同期がいました。書籍編集者であった彼女は、よくこう言っていました。
って。
これ聞いたときはギョっとしました(笑)。何もそこまで言わなくても……って思ったんですが、でも考えてみると当たり前の話なワケです。だって出版社ってボランティアで本を出版しているわけじゃないですからね。企業として、ちゃんと売上を立てなければいけない。売上を立てなければ社員にお給料も支払えないし著者に原稿料だって支払えない。本をつくる時に仕事を依頼したカメラマンやデザイナーさん、校正者の方たちに料金だって支払えないわけです。
だから、「売れない本は犯罪だ」というのは確かに考えてみると当たり前な話なんですね。
出したいという情熱だけでは本は出ない
本は「売れることがすべて」。だから、「本を出したい!」という情熱だけでは本は出ないんですよね。
すごく逆説的ですが「本を出したい!」と思っているうちは絶対出ないんです。だってそれ、自分の利益のことしか考えてないですから。
そうじゃなくて、出版社に利益がちゃんと行くように「『売れる』本を出したい!」という方向にベクトルを向けて初めて本を出すことができるんです。
これね、あんまり知られてないことですが、出版社の人たちは普通の会社員と同じように半期ごとに会社から目標を課されます。目標の内容は「本を〇冊出版する」とか「〇部売る」などさまざまですが、つまるところ
ってことが求められている。だから、著者の「出したい」という情熱だけでは本は出ないんですね。
そのため、いきなり出版企画書をつくるんじゃなくてまずは「どういう本が売れてるのか」を知るために書店リサーチが必要なわけです。書店リサーチをする際には、具体的に以下のことを調べます。
▼書店リサーチで調べること
これらのことをリサーチします。
書店リサーチでメモするべき9つのポイント
まずはね、家を出る前にメモを用意。スマホにGoogleスプレッドシートなどのアプリを入れておくとメモする時に超便利だからインストールしてみてね。インストールしたら、次の項目を入れていきます。
▼スプレッドシートに入れる項目
実際のスプレッドシートがこんな感じ。
見づらくてごめんよ~!画像をクリックして拡大すると、見やすいと思う!
さて、メモの準備ができたら実際に書店へGO。
1:トレンドを見て書籍化されやすいネタをチェック
書店に入ったら、まずは入り口付近の目立つ場所に平積みされている本を見てみます。
この場所ではトレンドをチェックするのね。
あのね、トレンドに乗ってるコンテンツは書籍化されやすいのよ。だから書籍化の可能性をぐっと上げるためにも、まずは「何が流行っているのか」を正確に把握する必要がある。
ここのねぇ、書店の入り口んところの平積みを見ていると
ってことがすごくわかるのよ。
たとえばさ、ひと昔前ならこの平積みされている場所には「山ガール」とか「モノクロインテリア」とかの本があったんだよね。でも、今はないでしょ。もうトレンドじゃなくなっている。だから今このネタで出版しようとしてもなかなか難しいのよ。
売れる本は、鮮度が命です。
なので、まずは出版業界全体のトレンドをおさえることが重要なのね。
自分が今から出そうと思っているコンテンツがトレンドから大幅にずれているならもう少しトレンドに寄せたほうが絶対にいい。また、「自分が今から出そうと思っているコンテンツがまさにトレンドの渦中にある!」と気づいたのならいち早く出版社に売り込んだほうが良いんだよね。だから、この平積みコーナーを見てトレンドを抑える。
ちなみにこれこないだ書籍編集者に教えてもらった余談なんだけどさ、新宿の紀伊国屋書店では毎日「その日に出された本」を並べるコーナーがあるんだって。
日本で一番トレンドをつかみやすい棚だよねきっと。新宿に行ったときにはここ訪問してみても面白いかもしれない。
2:自分が出したいジャンルでどんな本が売れてるのかを見る
さて、書店の入り口の所にある平積みコーナーでざっとトレンドを把握したら、次に自分が出したい本のジャンルのコーナーに移動します。
ここではそのジャンルで今どんな本が売れているのかをチェック。
チェックする目的は「自分の出版企画書に、類書を盛り込むこと」です。
出版企画書の書き方は後述するけど、どんな出版企画書であったとしても「類書」を書く必要があるのね。類書っていうのは、もう文字通り「内容が似ている書物」のこと。
なぜ、類書を書かないといけないのか?
それはね、もしも類書がないとなると、「売れないからどの出版社も出してないんじゃない?」と言われちゃうからなのよ(笑)。だから、そういうツッコミを事前に阻止するために類書を書く必要がある。
あ、あとね。類書を書くともう一つ良いことがある。それはね、
って感じで「差別化できてるよ~」とアピールできるんだよね。その意味でも類書は絶対に記載しないといけない。
さて、自分が出したいジャンルの棚に移動できたら、あらかじめ準備しておいた書店リサーチシートを出して類書を記入していきます。おさらいだけど、記入する項目は以下の9つ。
これを一冊ずつスプレッドシートに記入していきます。これね、マジで大変だけど最低でも15~20冊は類書を見つけること。それくらい類書をリサーチできていれば、あとで実際に出版企画書を書く時に超ラクだから。
3:担当編集の名前がもしあったら必ずメモする
でね、ここで一つアドバイスがある。
この「類書リサーチ」の時に、もし記載があれば担当編集者の名前もメモしておいてほしいのね。なんでかっていうと、出版企画書を売り込む際に出版社宛てではなくその担当者本人に売り込むことができるから。
って宛名で来る出版企画書よりも
って宛名で来る出版企画書のほうが、開封率もあがるしね。
最低でも5店舗は書店リサーチに行かないといけないワケ
でね、一通り書店の中を見終わったら、次の書店に行きます。
って思ったでしょ(笑)。そう、終わりじゃないんです。いやこれ大変だよ~!書店リサーチってね、最低でも5店舗行かないといけないのよ。理由は次の3つ。
こんなことを避けるためにも、書店って最低5店舗は行ったほうがいい。
いや、わかる。わかるよ。早く出版企画書を書いて出版社に売り込みたいよね。
だけど、その出版企画書が通るかどうかはもうこのリサーチにかかってんのよ。リサーチが9割、出版企画書の執筆が1割ぐらいの力配分にしたほうが絶対にいいよ。だから、ここは確かに超大変なんだけど必ず5店舗は行くこと。
できれば、場所も変えたほうがいい。近所の書店「だけ」をリサーチするんじゃなくて、
こんな感じでちょっといろんな場所の書店を見てみると抜け漏れがなくてとっても安心。
実店舗に行くのが難しいなら、Amazonランキングでリサーチ
とはいえ、いろんな事情で書店に足を運べないこともあるよね。仕事が忙しくてもうそれどころじゃないとか、子供がいるからリサーチに使える時間が平日の深夜しかなくて書店がもうしまってるとかさ。
その場合はね、Amazonの書籍ランキングでいいと思う。
もちろん、実店舗のリサーチが一番だよ。棚にずら~っと並んでいる本を見て「え!こんな本もあるんだ!」って発見があるからさ。ああいう「偶然の出会い」ってAmazonで本を探すだけだと中々難しいのよ。だからやっぱり、リサーチは実際の書店でやるのが一番。
だけど無理な場合は、AmazonでOK。リサーチする手順は、実際の書店リサーチと一緒よ。
具体的にはこんな感じ。Amazonのランキングトップにいってまずはトレンドを把握。
▼トップがこれ
▼その後、自分が出したいジャンルで類書をリサ―チする
こんな感じでやってみてね!
「出したい本」と「売れている本」と「書ける本」は違う
んで、無事にリサーチが終わったら、家に帰ります。私これね、5店舗実際にあちこち行ったからマジで一日かかったよ。
でも、その価値は本当にあった。書店が小さすぎて「そもそも片付け本のコーナーにある本が少なすぎる!」ってこともあったし、あとビジネス街のど真ん中にある書店に行ったら入口の平積みコーナーが完全にビジネス書とか金融の本ばっかりで全然参考にならなかったりしたし(笑)。
なので、やっぱり5店舗くらいはあちこちまわったほうがいいね。大変だけどさ。
さて、書店リサーチが終わったら家に帰る。そしたら、いったんそのリサーチした結果が書かれているスプレッドシートをとじてみて。
で、自分が出そうと思っている本のネタを眺めてみてほしい。多分だけどみんなnoteですでにいくつかネタは掲載してるんじゃないかな。エッセイでもコラムでもなんでもいいんだけど、すでに
と思って掲載済みのnoteをクリックしてほしいのね。
するとね、一つハッと気づくことがあると思う。それはね、
ということ。
これけっこう絶望するけどね(笑)。「出したい本と売れてる本が違う……だと!?」「じゃあ私が本を出すなんて夢のまた夢じゃん!」ってなるんだよね。
でも、「いつか本が出たらいいなぁ」と思って数年無駄に過ごすよりもずっといいよ。早い段階で絶望して、ちょっとだけ落ち込んだら
を考えたほうが絶対にいいからさ。「願っていたらいつか夢はかなうはず」なんておとぎ話を信じている小さな女の子のように「いつか本が出たらいい」と夢見るよりずっといいよ。
書籍化を本気で狙うからには、売れている本の傾向に「出したい本」のネタを寄せていく必要があるのよ。これはね、絶対に必要。なぜならば「売れない本は犯罪」だからだ。だから、売れている本の傾向に歩み寄ることは本当に大切だ。
ところが!!!
歩み寄っていくと一つ問題が出てくる。歩み寄った結果、「そのネタが本当に書けるのか」という問題が出てくるのよねぇ~!!(笑)
結局さ、「出したい本」と「売れている本」と「書ける本」は違うんだよね。
これマジでウルトラショックだけど、これが現実なのよ。だから、書籍を本気で出すと決めたのならこれら3つが重なる場所を死に物狂いで見つけなければいけないの。
▼この3つが重なる場所を見つけにいく!!
ここはね、もう100均のメモ帳とかにドバっとブレストして書いちゃうといい。たとえば、私だったらこんな感じだった。
こんな感じで絞り込むとめっちゃやりやすい。書店リサーチの結果が書かれたあのスプレッドシートとにらめっこしながら、メモにどんどんブレストして書いてまとめてみてね!
(2)マーケット規模を考える
「ニーズがあるよ」と著者自身が立証しなければいけない
さて、ここまででやっと
が見えてきたよね。「じゃあいよいよ次は出版企画書の執筆か!?」ってなるけど、ちょい待ち。まだ待って。まだやることがあるのよ。
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