おいしくなぁれ（ハラスメントは無くならない）

森氏の発言の第一印象｢誰やねんこのおじいちゃん。口の達者なおじいちゃんだな、ウケる！（真顔）｣以上。

（今回のはメディアの情報の切り取り方にも悪意が感じられるが、それも知った上で、今回の発言は全体的に差別を孕んだ思考だな、という所感）

思っていることが事実か事実ではないかは置いておいて、思うことを口に出すか出さないかは、雲泥の差。雲か泥か。おじいちゃんは泥。思っていても口や態度に出してはならないことが山ほどある。

こういった類のモラハラ人間、巷にめっちゃおるくね？！もっと悲惨なのめっちゃおるくね？！？？

このおじいちゃんは、有名で偉い人だからニュースになっちゃったけど、ニュースにならん腹立たしい発言は日々飛び交っている。そういった人達はこのおじいちゃんの発言の何が悪いかわからん、と思っているかもしれぬ。

もう、差別やハラスメントは脳みそに刻まれてしまっているので、もうね、仕方がない。個性性格文化の違いないしは治らない病気と思って接するしかないっすね。傷つく時間と労力がもったいない。他者を泣かせたり批判されたり怒られたり悲しませてしまったとしても、何が悪いかはよく分かっていないんだと思う。

｢めんどくさい時代になったもんだ。すぐにパワハラセクハラモラハラなどと叩かれる。生きづらい。悪意はないのに。何が悪いんだ。面白いだろ？思ったこと言っただけだ。まぁ怒られたし叩かれたし、裁判とかになったらめんどいし、とりあえず謝っとこ〜（ぺこりんちょ）｣って感じだろうな。

それを言ったらどうなるのか、相手がどう思うのか、人はどう思うのか、考えてもいないだろう。本人は、（自分面白い！）とか、（だれも言っていない正論言える自分はしゅごい！）とでも思ってるんだろうな。微塵もおもろくない。あなた以外誰も本心で笑っとらんよ、と。

正しかったら何を言ってもいいわけではない。偉くても若くても年寄りでも弱くても強くても。全ての正論をやたらと武器にしてはならない。1度口から出た言葉は、謝ったところで消えはしない。撤回など出来ぬ。悪い言葉も良い言葉も、人の記憶に残り続ける。

その一方で、こういった存在が殲滅してしまったとしたら、甘々すぎて正直つまんないとも思うんだよね。

甘い食べ物を作る時には、ほんの少し塩を加えると、甘さが引き立つ。そんな感じ。あなたの甘さをひきたててくれている素晴らしい存在なのかもしれない。

でもね、塩が多くなりすぎると全然おいしくないからね。体にも悪いし。美味しくなくて、苦しくて仕方が無いのなら、無理に食べなくて大丈夫です。塩分濃度が高くなりすぎて死んじゃう前に。1度塩を入れすぎたら戻すのにはたくさんの甘味がいる。たくさんの良い甘味を無駄にしないで。そんな労力を払うよりも、残してしまう方が良い。食べ物は残したくないけど、これは残してもいいよ、私が許可する。

美味しい人生を。良い塩梅でね。ビバ！