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ブログやってて良かった

「あのね、ちょっと伺いたいんですけど。ラオスの南の方って行かれたことあります?」
ソフトな大阪弁で話しかけて来たのは、隣の部屋に宿泊しているTさん。今回の旅行中、日本以外の土地で日本語で話しかけてきた、初めての日本人です。

場所は、ラオス、ルアンパバーンからバスで4時間の小さな村、ノーンキャウ。私たちはそこに2泊して、さらに北部のムアンゴイという村に移動しました。一方、Tさんはこれからラオス南部を旅行して、シーパンドンからカンボジアへ抜ける予定なのだとか。

どうもやっぱりラオスを旅行する人たちは、北部から入って南下するパターンが多いみたいですね。ヴィエンチャンやルアンパバーンといった観光都市が北部にありますので、そのへんからスタートするのが人気なのでしょう。

私たちはその反対に、ベトナムのフエからボーイ国境を抜け、西進してサワンナケートへ、パクセー、シーパンドン、ターケークを経て首都ヴィエンチャンに入りました。そのあとルアンパバーンからノーンキャウへとやって来たのです。

Tさんは、翌日ルアンパバーンまでバスで戻り、その翌日の飛行機でパクセーに飛ぶといいます。それでパクセーの情報を探していたらしいのですが、古い情報しか見つからないとか。これ、ラオスに限ったことではなく、どこの国の旅行情報もーーー考えてみれば当たり前ですがーーーコロナ以前の古い情報しかないのです。それもかなり少ない。

「パクセーもシーパンドンも行きましたよ」
と、さっそく情報交換したんですが、あとからあとから伝えてあげたいことが溢れてきて、話が止まらない…、と、ふと気づいたんです。ーーー私、ブログに書いとったわ。

さっそくブログのリンクをシェア。彼はタブレットでそれを確認して、「おーすごい、すごい。ほな、読みますわーこれ!」とおっしゃってくれました。

翌朝、早起きしてノーンキャウの托鉢風景を撮影していた夫(上のリンクはムアンゴイで撮影)が、Tさんとばったり会ったそうです。彼が朝一開口一番に言ったのが
「あのブログ、素晴らしいですね~」
みたいなことらしい(英語で)。

その日、私たちはボートでムアンゴイへ(ボートが出なくてけっきょくソンテウ移動になったけど)、Tさんはバスでルアンパバーンへと、お別れの日でした。彼は最後の最後までブログのことを褒めてくださって
「あのブログ、むっちゃ助かります!」
「一年間フォローさせてもらいますわー」
「今度日本に来るとき、声かけてください!」
って。

あらためて、ブログやっとって良かったわー

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