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香りと循環、繋がりに想いを馳せる思考。


市販されているハンドクリームに、あまり季節感を感じたことがない。夏には檸檬のようなすっきりした香りのものが前面に出てはくるけれど、とはいえ通年で同じものは大体売っている。コフレみたいなものだと季節毎のイベントが多少イメージされて創られているものもあるけれど、ハンドクリームの香りで『嗚呼、もうそんな季節なのか…』と季節感を感じたことはほとんどない。


昨日、久々に完全にダウンしたわたしのからだは、10時間を超える睡眠を必要としたが、今日は少し良くなったので様子を見ながら仕事をこなし、少し動きたかったので散歩に出かけた。(noteでもそうでないところでもご心配くださったみなさま、本当にありがとうございました…。)お氣に入りのボディクリームがなくなったのでドラッグストアまでと決めて歩く道中、金木犀の香りに癒される。香りには好き嫌いがあるけれど、金木犀の香り、わたしは好き。


この香りは、あとどれくらい楽しめるのだろうか。












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四季と共に生き、四季を見つめているはずなのに、いつの間にか、置いていかれてしまったように感じることがある。


雨に散った桜を嘆く、春の雨上がり。
蝉の合唱を聴かなくなった、夏の終わり。
足元で絨毯になった紅葉に氣づく、秋の夕暮れ。
吐息が白くなる、冬の朝。


いつの間にか、終わってしまったんだ、と。瞬く間に置いていかれたような氣になってしまう。次の季節を迎えるのに心の準備なんてあってないようなものだけど、変わり目に氣づかないで見逃して、五感に訴えかける季節に、少々狼狽える。













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見逃したものの数を数えることはできないけれど、見つけたものの数を数えてみたらきっと、断片的だった世界はくるりとひとつに、まあるく繋がっている。はっきりとした変わり目はないのに、グラデーションを持って変容する空のような世界で、どこか一点をランダムに選んで抽出して並べてみればまったくの別物だ。でも、全体を俯瞰してみれば必ず、繋がっている。


まるでミステリー小説。伏線を回収して楽しんでいくのが人生なのかな。あの日、あの時、あの場所で、なんて。世代関係なく有名な歌のようなことを考えては今日に繋げてみる。どんなに些細なことでも、昨日の涙、今日の笑顔、明日の希望に繋がっている。


あの日、あの場所にいたから。
あの日、あの人に出逢えたから。


自分のために用意された必要なものは、必ず差し出される。


何一つ、無駄はなく。
寸分の、狂いなく。


すべては、完璧に。










たとえそのとき、わからなくても。











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どこか、遠いところにいる、あなたへ。
きっとたくさん、悩んだでしょう。
きっとたくさん、耐えてきたでしょう。

笑顔にしたい人を想い浮かべては自分を奮い立たせ、楽しみながら、時に泣きそうになりながら、いやもしかしたら嬉し涙も冷たい涙もたくさん流して、ここまで歩いてきたのでしょう。

その苦労も、喜びも、想像の域を出ることはありません。でもあなたがたくさんの人に贈った愛は、たくさんの愛になってまた、他の誰かに届きます。地球で行うこと。それが愛ならば、必ず地球は、宇宙は、応援してくれます。そうして巡り巡って、愛はあなたに還っていく。

あなたが起こしたい優しさの連鎖。
実はもうとっくに始まっているよ。

あなたがいつも見上げている月は、いつだって美しい。どこからでも同じように見ることができ、満ちても欠けても輝ける月を、わたしもずっと見ていた。

月に投げかけた視線をどちらともなく、月を通して受け取っていたから、あなたに出逢えたのかもしれません。

あなたが生きる優しい世界は、遠く離れていても繋がっている。

あなたが贈る、あたたかい愛で。








金木犀の香りに、あなたを想い浮かべながら。




オープンおめでとうございます♡^^♡
夢を確実に叶えるあなたはステキです。
これからも応援しています。
出逢ってくれて、ありがとう。



flag *** hana



今日もありがとうございます♡





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