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ニュージーランドと公園

大きくて綺麗な公園が近くにある生活は良い。ニュージーランドのクライストチャーチに住んでいたとき、家の近くにあったHagley Parkに何度も家族で足を運んだ。Hagley Parkは面積165メートルもある広大な公園で、植物園で四季折々の花々や自然を楽しむことができる。ウォーキング、ランニング、サイクリングなどのコースも整っている。

物理的に狭い場所や人混みにいるときや、小さなスクリーンばかりを見つめてばかりいると、息がつまってしまい、疲れてしまう。そんなときは、自然が豊かな広大な公園に行き、ただ目的も無く歩いてみるといい。それだけで、肉体と精神が開放されたような気持ちになる。Hagley Parkを歩いてるときは、なんだかパソコンやスマートフォンのスクリーンから出てきたように感じた。スクリーンばかり見ている生活をしていると、広大なインターネットの世界にいるようで、実は狭いスクリーンの中に入ってるだけなのかもしれない。

家族やカップルと散歩してる人、友達とサイクリングをしている人、ベンチに座ってぼんやりしてる人、色んな人達が、この大きなスペースで自分の時間を楽しんでいた。僕は、子供を公園の中で遊ばせながら、奥さんと散歩することが多かった。子供が周りを気にしせず走りまわれる場所があると助かる。

アヒルも散歩

四季が無い国に住むと、四季があることをありがたく思う。当たり前に存在しているものは、それが当たり前じゃ無くなるまで、なかなか大事なものだと気づかない。

クライストチャーチでは日本ほど明確な四季は無いけど、季節ごとに異なる景色を見ることができる。Hagley Parkも季節によって、景色が異なる。

肉体的、精神的に窮屈だなと感じたら、広大で自然が豊かなところに行ってみると良い。何も考えずにその場所を歩いているだけで、なんとなく体も心も楽に感じる。狭い世界にだけいると、なかなか大きな気持ちを持てなくなってしまう。

身近に大きくて綺麗な公園がある生活は良い。


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