見出し画像

ASD、境界知能の私がなんとかなった仕事

今に至るまで色々な仕事をしてきて、転職回数はかなりの数になる。どうにもならなくてすぐやめたこともあれば、それなりにできて続けられた仕事も
あった。

今ままでの仕事で多い職種は事務の仕事。正社員で仕事をバリバリとこなす能力がないのは社会人になってすぐ気づいたので、派遣社員や契約社員でデータ入力など難しい仕事は選ばないようにしていた。

「マニュアルの通りにやって」と言われればそれなりに仕事をこなすことができたが、「成果を出せ、やり方は自分で考えろ」と言われると何をしていいのかさっぱりわからずなにもできなかった。

一番長く続いたのはコールセンターのオペレーターで、きっちりマニュアルがある上に、周りの人達と足並みをそろえる必要がなく、自分のペースで進められるのがよかった。派遣社員で入社して最後は正社員にまでなれたのでわりと向いていたんだと思う。

田舎で働くところが少なく、当時はコールセンターくらいしか求人がなかったので、しぶしぶ面接を受けて内定をもらった。話すのが苦手なのにコールセンターか・・と入社時は思っていたが、マニュアル通りにやってくれ、臨機応変な対応はいらない、マニュアルにないことを聞かれたら上司に聞いてという感じだったので案外できた。クレームの少ない窓口に配属されたというのも、なんとかなった要因のひとつだと思う。

スーパーでの品出し作業も合っていた。決まったところに決まった商品を出せばよくて黙々とできるので合っていた。レジもやったことがあるが、おつりを間違えたりとミスが多くて全然合わなかった。最近はおつりが自動で出てくるレジがほとんどなので、今ならまだいいのかもしれない。スーパーは、パートの人がキツイ人達だと大変な目にあうので要注意である。

工場、寿司屋の裏方、ゲームセンターでの裏方作業や病院での食器洗浄等色々やってきた。やってみて、合わなければ迷わず辞めればいい。大体のことはなんとかなる。身体と心を壊さないよう自分に合った仕事、働き方を見つけていくことがなにより大事だと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?