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読書にコンプレックスがあった話

こんにちは。
タイトルに書いたようにわたしは「読書」にコンプレックスを持ってました。

長い期間、重い呪いのような。
それが本を読み進めていくうちに呪いが解けたような、コンプレックスではなくなりました。

そんなことを今日はnoteに書きたいと思います。


私はこうして読書コンプレックスになった

小学校〜中学校時代は本を読んでいましたが、なんでか忘れちゃいましたが、高校生で一切本を読まなくなりました。

高校で就活(?)面接対策みたいなのを、ほぼ毎日やっていて、最近読んだ本は?という質問があり、小学生の頃や中学校で読んだ本を思い出して話したりもしました。
そこでやはり、本を読もう!となり久しぶりに読んだりしました。

社会人一年目には、社会人一年目はこの本を読め!というものは、ほぼ読みました。ただ読んで終わり。
あとは初めてできた同期との遊びが楽しくて本を全く読まなくなりました。


社会人三年目に、専務から「本を意識的に読みなさい」と言われ、毎日1分でもいいから本を読みました。半年くらいかな・・・1年くらい、通勤の電車の中、朝起きたら、土日の掃除や私用が終わったら。主に小説を読んでいました。

小学生の頃は、リアル鬼ごっこでお馴染みの山田悠介さんの本が大好きでほぼ全部読んでいました。
「スイッチを押すとき」とか好きです。
この頃は、「蜜蜂と遠雷」や、「線は、僕を描く」が特に好きでしたね。あとは、住野よるさんの作品をめちゃくちゃ読んでました。


会社の親睦会の帰り道に、専務から、最近本は何を読んでいるんだ?と聞かれ、読んでいる本をお伝えしました。

「どんな話?」

この問いに対して、答えるのがとても苦手で、面白かったを、より具体的に人に伝えるのが出来ずに苦戦していた記憶があり、今思うと「読めていなかった」と悲しく思えます。

専務から何言ってるか分からない、それは仕事に役立つジャンルなのか?それを読んでどう仕事に活かせたか?と言われてしまい。

仕事に活かせない本は、趣味だからこれは「本を読め」の中に入らないんだと、家に帰るまでの帰り道、トボトボと歩き片手にハイボールを持ちながら、深く考えてしまいました。

そこから、本を読んでも楽しくなくなり、本を読まなくなりました。

3年の月日が経ち、それまでに色々な本を読みました。
本を読んでいる時間は時がゆっくりに感じて、
言葉が自分の中に入ってきて、自分の感情がより掴みやすくなった気がします。
仕事で気になったことがあったら関連書籍を読み、オススメされたもの読んでいました。

そのくらいの時期に当時の上司に

「普段本は読まないの?」

と聞かれました。「読んでいる」と答えました。
そこでも、本を読んでいる仕事ぶりや、性格とは、思えない。
どれくらい時間かけて読んでいるのか?そんなに時間かける内容でもないし、そこまで時間かけるなら違う本を読んだ方がいい。

人として残念だから、私のおすすめを読みなさいと言われました。
(酷くない!?今思うとモラハラ)

自費だし。笑、今思うと文句ばかり。

というか、読んだことあるし!!!!
と思ったけど、せっかく上司が私のこと思って勧めてくれたんだろうな、と、安易な考えで購入しました。

読んだらしっかりと、その人の考えに一致した内容を伝えないと、怒られるんだろうなと感じてしまい、一切読みませんでした。(ゴメン)

2度目の挫折のような感覚。


本を読むことで得られること、その時が楽しい時間であること、新しいことをしれてどんどん視野が広がる感じがとても好きでした。

両者どちらも悪気があったわけではないし、多分それは「本を読めていないよ」と言うことを伝えたかったのかなぁなんて今は考える。でも当時は分からなかったなぁ。


こうして私は読書コンプレックスになりました。


本を読んで得た感情や思考は誰かに否定されるものではない…のではないかなぁ(弱気)

克服というか、徐々にコンプレックスが薄れていった要因は、本が好きな人の意見や、本好きさんを、目に入れたからかも知れません。


はっきりと分からないんですけど、読書をコンプレックスと思わなくなっていったのは、読了?とかハッシュタグつけてるツイート見たり、noteで読書感想文を見る度に、「おもしろい!気になる!読もう!!!」

という気持ちが増えて言ったからかなぁ、なんて思います。


本を読む行為って、誰かに強要されるものでも無いし、いやいや読むものでもないし、そこで生まれた感情や思考を、誰かに否定されるものでもないんですよね。


そう思えたので、私は読書感想文のnoteを見たり、ツイートを見るのが好きです。


「素敵な本だった」を伝えられるようになるにはアウトプットが大事

今思うとあの時感じた挫折は、
自分がその本の内容や要約を適切に話せなかったことが原因なのかな。と。

あの時、うまく言えていたら、話せていたら、なんてたらればが、もやもやしています。

今本を読んだ後に、外部にアウトプットすることは、たま〜〜にやります。アウトプットした方が本の内容をより覚えている気がします。。

あとアウトプットできていなくても、メモ帳に響いた箇所だったりはメモをしています。これは結構良い。

アウトプットする時にも、要点だったり気になった箇所が書かれているので、「あぁ、そうそう。」となりやすくなります。
あと、誰にも見られないのでね、何も言われないので、好き勝手書けます。

これは、ずっと続けていることです。
できれば、アウトプットもしたいよね〜。

ビジネス本は似たような本を何冊読んでもいい

ビジネス書だったり心理的な本って似たようなタイトルでたくさんありますよね。
私は結構似たり寄ったりじゃない?という本をたくさん読むのですが、

友人から「それって無駄な時間じゃない?」と言われたことがあります。

そうかな・・・。え〜〜、そうかな。。と結構弱気になっていたのですが、
最近読んだ本に、「似たような本は何冊読んでもいい」と書いてありました。

え!私の悩み知ってた???と思うくらいびっくりしました。
同じ本でも、似たようなことが書いてあっても、人っていろんな人がいて、色々な考えを持っている人がいます。

それと同じように、ちょっと似てるかなって人もいるし、途中まで同じでも「ここ」は違うんだな。みたいな。

自分の視野が広がるとともに、視野が深くなると思うので、私も、好きな本や気になる本、これは似てるな〜って本も直感で「ビビッ」と来たものはすぐに買って読みます。

全く同じ!ってものはないので、「時間が無駄」とも思ったことないですし、買わなきゃよかったも思ったことないので、これからもいろんな本を読みたいです。

本を読むことで実感したこと

わたしは、結構自己肯定感が低いのですが、本を読むことで、何故か自己肯定感が上がる気がします。

強くなった感じ。笑
レベルアップみたいな、なんだろう、ドラクエで言うとMPを増やして使える魔法が増えるイメージ。(違うか)

同じ本をずっと何度も読み続けてもいいし、新しい本を手当たり次第に読んでもいいし。

視野が広がるし、視野が深くなって、大袈裟かもしれないけど、人生の選択肢が増えるし、考えるきっかけにもなると思うから、本は継続的に読みたい。

てか、本を読むぞ!!

最近読んでいる本は「コワーキングスペースの始め方」と「PDCAの本」あとは、「本の読み方的なやつ」「インボイス勉強」。

難しそう?面白いよ〜。ワクワクする。

Kindle派なんですけど、紙もいいですよね。たま〜に本屋に行って偵察するのも好きです。あと、漫画も大好きです。少女漫画は多分どの漫画も語れます!!


気になった方は、毎日1分でも、1ページでもいいから本に触れてみてほしい。
なんて言ったらわからないけど、楽しい。

今年は何冊本を読めるか楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

では。




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