見出し画像

「おばさんが若者ベンチャーで働く」ということ

この夏は暑かった!

この夏は、しんどかった。生きていくので精いっぱいだった。
毎年そんなことを言っている気がするが、それにしても今年の夏はいつまでも暑く、汗かきのおばさんは、生命維持活動だけで精いっぱいであった。

前回の投稿から4か月。
随分と間があいてしまったが、おばさんは汗を流す以外にも実は身のある活動をしていたのである。

身内だけでなく、外の人ともお仕事してみようと思ったのです。

何かを成し遂げたいと思いながら気づけば3児の母となり、時間だけが過ぎていく日々を見送り、はや幾年、、、。

「ここでなら働けるかも!?」

そんな折、「ここでならイケるかも?」という求人を見つけたの。
時短勤務やリモートワーク応相談など、魅力的な労働環境。
採用後に始める仕事の詳細から、その後に広がる仕事の順番など、伝える努力を怠らない真摯な姿勢。
「子育て応援企業」と名打たれており、一緒に働く(ことになるかもしれない)社員さん自身も小さなお子さんをお持ちとのこと。
そして何より、写った社員さんの雰囲気がいいっ!

しかし、ここで最大の懸念事項が・・・。
根本的に、取扱う業務内容が私から縁遠すぎる、、、、。
ゲーム、システム、そんなところだろうか。

やばい、、、興味がなさすぎる、、、。
しかし、求人の内容とその雰囲気は、子持ちが働くには魅力的すぎる。

悩んだ末に応募して、なんと採用して頂き、晴れて勤務開始となったのだ。

そして、思い知った。
「ここは、彼岸だ・・・。」と。

ここは「彼岸」・・・

彼らは(私から見たら)独特のコミュニティを持っており、独特の言語で話す。
口頭で会話するときにはなんの違和感もないのだが、文字ベースのやり取りになると途端に異文化の渦に飲み込まれる。

業務内容については、私の知識がなさ過ぎて「わたし一人が外国人」。
会議では貝のように口を閉じる。

やばい、この年から、とんでもない冒険に出てしまったぞ。

そう、ここは「彼岸」だったのだ。
普通に生きていれば一生見ることのなかった、「岸の向こう側」なのだ。

「彼岸」上等!一旗揚げよっ!

しかし、わたしはここでなんとか自分なりの活躍の場を見つけたいのだ。
現時点で存在しないのならば、作り出せばよいとも思っている。
だって、採用面接の際に「やってみたいことはすべて仕事になりますよ」とおっしゃって頂き、わたしはそこにときめいたではないかっ!?
ひくな、ひるむな!
自分の無知に、落ち込むな!

ずーっと何かを成し遂げてみたかった。
「私はこれをやっています」と胸を張って言えるようなライフワークが欲しかった。
しかし具体的に何をしたらよいかわからず、出産を経るたびに生活に追われ、この年になってしまった。
そんなおり、「ここでチャレンジできますよ」と神様から舞台を用意して頂いたのだっ!、、、と、、、思う、、、多分。。。
たとえそれが縁遠い彼岸でも。

とはいえ、利益を上げて進んでいくのが一般企業。
私がやりたい「情報発信」という業務は、「売上増加」のように具体的な数字として貢献度を測りにくい。
まずは、社内である程度信頼されるべく、与えられた仕事をきちんとやり遂げよう。
その上で、粛々と準備を進めよう。

せっかく渡った彼岸だもの。

ここで一旗揚げるのぢゃっ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?