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#109 悩み・落ち込みも解決できる! 「イフ思考」

悩んだり落ち込んだとき、


「もう、どうしたらいいか分からない…」
ってなりませんか?


ネガティブなことで頭がいっぱいだと、


「とにかく自分が悪いんだ」
「何してもダメな気がする…」


って思ってしまいますよね。


こんなときに助けてくれるのが、

「もし、あの人だったらどうする?」

と考える、「イフ思考」です。


「イフ思考」 とは?

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「イフ思考」は、

✅ 自分のトラブルを他人事のように考えること

です。


例えば、

「友達が同じように悩んでたら、
 どうアドバイスする?」
「家族が落ち込んでたら、どう励ます?」

という風に、
他の人が自分の立場だったら、どうする?
と考えるのです。

例えば、
あなたが仕事でミスをしたとします。

「なんであんなミスしたんだろう…」
「自分にはこの仕事、向いてないのかな…」


と、ネガティブな考えが押し寄せて、
冷静に考えられなくなりませんか?


すると、問題の解決策も、
なかなか浮かばないですよね。


私たちは、
自分の問題となると、
冷静に考えられなくなる
ものです。


そこで、

「もし、ミスしたのが友達だったら?」
「もし、悩んでるのが家族だったら?」

と、「イフ思考」をしてみてください。


そしたら、

「いや、ミスは誰でもあるし、
 普段はミスも少ないじゃん?」

と励ましたり、

「こうしたら、ミスも減るんじゃない?」

と、アドバイスが浮かんだりしますよね。


「他人事」にすることで、
客観的に考えられるようになる
のです。


「自分事」 にはバイアスがかかる

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この「イフ思考」は、
科学的にも効果が証明されています。


ウォータールー大学の実験で、参加者に
「最近起きたトラブルを思い出してください」
と指示して、
次の2つのグループに分けました。

① 自分のトラブルとして、解決策を考える
② 親しい友達に起きたトラブルとして、考える


それぞれの解決策を
第三者に伝えて、
「どのアイディアが良いか?」
を採点してもらいます。


すると、②の
「親しい友達のトラブル」
として考えたグループの得点は、

2倍近くも高かったそう。


これは、

「自分事」として考えると、
さまざまなバイアスがかかってしまい、
判断をゆがめてしまうから。


例えば、
マイナス思考になりやすい人の多くは、
「ネガティブバイアス」を持っています。


ネガティブバイアスは、
ネガティブなことに目が向きやすい心理
のこと。


これがあると、
失敗が強く印象に残ったり、
ほんの小さなミスを
大きくとらえてしまいます。


すると、
実際には失敗の数も少ないし、
大したミスもしてないのに、


「自分は失敗ばかりして、ダメだ…」

と感じやすくなるのです。


いろんな人で 「イフ思考」 してみよう

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悩んだり落ち込んだときには、
バイアスによって、
現実がゆがんで見えてるかもしれません。


そんなときは1度、

「もし、友達だったら…」
「もし、大切な人だったら…」

と、イフ思考をしてみてください。


「他人事」として考えることで、
冷静に判断がしやすくなります。


ちなみに、イフ思考の対象は、
「尊敬する人」や
「キャラクター」でもOK
です。

✔︎ 大学の先輩だったら、どう考える?

✔︎ スティーブ・ジョブスだったら、
     どう行動する?

✔︎ 『スラムダンク』の安西先生だったら、
     どう声をかける?

など、行動の指針になってる人や
好きな人で、考えてみてください。


まとめ

悩んだり落ち込んで、

「どうしたらいいんだ…」
となったら、

✅ イフ思考

をしてみましょう。

✅ 尊敬する人だったら、どう行動する?
✅ 大切な人が悩んでたら、どう声をかける?

と考えることで、
バイアスを取り払って、
客観的に判断できます。


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この記事は、こちらの本を参考にしました↓


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記事紹介


ミネラルで健康長寿を目指そう!さんと、
ユウマさんに、
記事を紹介して頂きました!

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本当にありがとうございました🙏

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