#112 つらい時こそ成長できる! 「レジリエンス」
最近、
つらかったことや落ち込んだこと、
ありますか?
「仕事で大きなミスをした」
「傷つくことを言われた」
「友達や大切な人に裏切られた」
など、生きてると、
「人生もう嫌だ」って思うこと、
ありますよね。
1度そう思うと、
ネガティブなことばかり考えてしまって、
なかなか立ち直れなくなります。
そういうときに、
ぜひ知っていてほしいのが、
✅ つらい時こそ、私たちは成長できる
ということです。
つらい時は、思考量が増える
落ち込むと、
「あれが良くなかったかな」
「何がダメだったんだろう…」
と、いろんなことを考えますよね。
うまく行ってるときには
考えなかったことにも、
目が向くようになります。
すると、
新しい情報を集めようとしたり、
試行錯誤することが増えますよね。
それが、
これまでできなかったチャレンジをしたり、
新しい知識を得るきっかけになります。
つまり、
✅「つらいとき」「落ち込んだとき」は、
成長するチャンスでもある
と言えるんじゃないでしょうか。
つらい時こそ 「レジリエンス」 が高まる
科学的にも、
つらい経験は私たちを強くすることが
分かっています。
「レジリエンス」という言葉、
知ってますか?
簡単に言うと、
✔️ つらい状況でも、立ち直って成長できる力
のこと。
心理学の研究では、
✅ 失敗や挫折、苦しい経験をした人ほど、
レジリエンスが高い
ことが分かっています。
ニューヨーク州立大学の心理学者、
マーク・D・シーリーの研究では、
過去に辛い経験をした人ほど、
してない人よりも幸福度が高く、
うつ状態になる確率が低かったそう。
さらに、
健康上のリスクも低かったそうです。
警察官を対象にした調査でも、
警察官になる前に苛酷な経験をした人は、
死亡事故などのトラウマ体験をしても、
「命の大切さが身に染みた」
と、前向きに考える傾向にあったそう。
これは、きっと誰しも
心当たりがありますよね。
「部活がつらかったおかげで、
大変な仕事もわりと耐えられる」
みたいな経験、きっとあると思います。
つまり、
✔️ つらい経験をすることで、
「レジリエンス」が高まって、
心も体も強くなる
というわけです。
「成長できる」と思うと、本当にそうなる
また、
「つらい経験で成長できる」
「逆境にも良い面がある」
と思うこと自体にも、効果があります。
心臓発作を経験した人を調査したところ、
「命のありがたみを痛感した」
「家族との絆が深まった」
など、
「 心臓発作にも良い面があった 」
と思った人ほど、再発率が低かったそう。
また、
「ストレスは役に立つ」と考えただけで、
✔️ 免疫機能を高める・脳の成長を助ける
脳内物質「DHEA」が増える
ことも分かっています。
つまり、
「今はつらいけど、これで成長できる」
「このつらさで、レジリエンスも高まる」
と考えるだけでも、
ストレスが軽くなって、
早く立ち直れるようになるのです。
まとめ
つらいとき、落ち込んだときには、
✅ つらい今こそ、成長できる
✅ これでレジリエンスが高まって、強くなる
と考えてみてください。
そう考えるだけで、
ストレスを味方につけて、
成長する力に変えることができます。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓
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