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ローデンツ東京202406反省会②主な反省と今後の課題編

こんにちは!
ハムを愛しハムの尻に魅せられし者、はむちーずのちひろです🐹

6/22に無事終了したローデンツ東京202406の反省文を書いています。

今回は全体的な反省と今後の課題編。
引き続き超長駄文だよ。

前回の反省文はこちら。


需要がいまいち読めてない

東京ハンドメイドマルシェはくるみボタンヘアゴムが女児人気めちゃ高かったんだけど、今回は若い女性にちょっと刺さってたくらいでお子様人気No.1はマスコット類だった。

前回ほとんど売れなかったポストカードと缶バッジ、ラタンボールは予想よりも出た、特にバッジ。
前回同様一番売れたのはハムケツブローチだった。

そして今回一番売れなかったのはマスコットで、わたしとしては新作わりと上出来だと思ってたから地味にショックだった🤣

前回と今回で来場者の興味のベクトルが全然違うっていうのは想像してたけど、余計需要がわからなくなったような。。。

ただひとつだけ言えるのは、どちらも共通して最も興味を引いたのはハムケツだってこと。
ハムケツもっと力入れようと思う。

実用性の視点が欠けてた

おじさまに「これ(マスコット)ってなに?飾るだけ?」と言われた。
そういえば前回も「マグネットだったら」の声があった。

確かにそうだ、言われてみれば実用性の低いものしか置いてない。
というか、前の反省文でも「かわいいだけで買う理由がない」って書いたじゃないか。

たとえばミニマスコットじゃなくストラップの方がいいのかもしれない。
ただ羊毛ってすぐ毛羽立つし、耐久性がすごく不安なんだけど…

既存種のクオリティアップもまだまだ頑張らなきゃだけど、羊毛だけにこだわらずに普段使い出来るような実用的新作も何か考えたいところ。

そもそもの話、ハムしかいないのは相当難あり(長文自分語り注意)

まあローデンツなにもかも初だったのでね。
小型哺乳類・齧歯類イベントだからハムスターなんてめっちゃ人気でしょ✨と思ったら甘かった。

チンチラ・デグー・モルモット・ラット系があんなに人気だって知らなかったよ。。。
ハムよりマイナーペットだと思ってた、ごめんなさい。。。。。。

もちろんね、小型哺乳類・齧歯類に強い関心のある来場者ばかりなわけで、その中には当然ハム好きも含まれてて、結果東京ハンドメイドマルシェより断然反応よかったし、規模と来場者数の差のわりに売れ行きもだいぶよかった。
でも見向きもされない、歩きながらチラ見でスルーも前回と同じくらいされた。

わたしだってローデンツで足を止めてちゃんと見るとしたらハムスターと、もしかしたらウサギ(飼育経験あり)。だけ。
他であったとしたらやっぱり飼ったことある動物(セキセイインコ、亀、ヤギ)と幼児期大事にしてたぬいぐるみの動物(ラッコ、レッサーパンダ)、つまり深い思い入れのある子たちである。

そしてあまり物を増やしたくない性格なので、買うなら「よっぽど好みのテイスト」かつ「間違いなく使うものor嵩張らない鑑賞物」という大前提が付いてくる。
実際、作風は好きだけどハムいないんじゃなぁ…と涙を飲んだところも実はある。

だから今回わたしは(離席する勇気なかったのもあり)絶対行きたかった1箇所を除き他は全部スルー失礼させていただいている。
自分自身がそうなんだから「興味ない・好みじゃないならしょうがないよね。。。」って、わたしのブースをスルーした人々の気持ちはものすごくわかるのだ。

作風テイストが刺さらないのはどうにもならないからともかくとして、それでもより多く足を止めてもらうとしたらやっぱりハム以外もいないとだなぁ…としみじみ感じた。
ハム好き人口思ってたほど多くなかったし、間口が狭すぎるのだよ。

でもでもだって、言い訳してもいいですか?(長文自分語り注意)

実は「ハムスターしか興味ないの?」的ド直球質問も受けた。
「チンチラとかデグーとかは?」とも言われたので今思えば恐らく「他の齧歯類は扱わないの?」という趣旨だったのだろうけど、ちょっとびっくりして「いや、亀も飼ってます、インコも好きです」とかいう超頓珍漢な返答をしてしまった。
変人か。いや変人だ。(開き直り)

わたしはひとりで動物園入り浸ったり水族館のふれあいコーナーで腕突っ込みまくるくらいには基本的に生き物なんでも好きなので、ハム以外だって別に嫌いじゃないよ。
だけどペットショップや動物園くらいでしか実物見たことない動物と、実際飼ったことあるなど思い入れのある動物とじゃどうしたってとてつもない愛着の差が出てしまう。

実のところ、チンチラもデグーもモルモットもラットも、ローデンツで扱われる他のみんなも、ごめんね、ハムたちほどかわいくてたまらない!グッズとか欲しい!とは思えてないのですよ…。
だってよく知らないし。

めっちゃ好き!飼いたい!とかまでは思えてない、あんまりよく知らない動物たちは失礼すぎて作れないよ。。。
薄い愛情で作ったって絶対かわいくならないもん、そもそものスキル不足もあるけども。
「好き!」のパワーが足りないからモチベも続かないと思うし。

そういうわけなので、あんまり利益が出なかろうと大勢にスルーされようとハムスターメインのスタンスは曲げないつもり。
好きなものに好きな分だけの熱量込めて極めたい。

とか言いながら取扱種増やしたい気持ちも多少はあるので一部はゆくゆく手を出す可能性あり。
にしても、ハム9:その他大勢1(しかも好みの動物に大幅偏り)くらいしか出来ないと思う。

羊毛作品の値段と価値、クオリティが買い手目線で見合ってるか問題

マスコット値段見て止めたよねってわかる方がいらしたり、お子さんがマスコット欲しいってはっきり言ってくれても親御さんNGがあったりした。

確かに値段はかわいくしてない。
材料費と掛けた手間暇思い入れ、相場を踏まえつつ「このくらい」と思う金額にすると安くはならない。

しかし世の大半の人は作品それ自体を見て価値を判断する。
その時それを作るための諸々のコストは想像しない。
何かしら自分で作ったことある方ならお高めでも「このくらいするよね」とわかってくれることが多いけれど、それは少数派。
その上ハンドメイド業界にはある程度の品質なのに安売りしてる作家さんも少なからずいる。
だから余程の出来でなければ大多数の人々が即座に「高い」と感じやすいのはちょっとどうしようもない面があると思っている。

そしてマスコットは質問された通り単に飾るだけのものであって、他の使い道は特にない。
それだけのものにその値段で買う価値がわたしの作品にあるか、その値段でも欲しいと思わせられているかというと、正直まだ自分でも自信はあまりない。

それでも躊躇なく喜んで買ってくださった方はいらっしゃって、全然見合わないほどバカ高いってほどでもないかとは思うけど、実際のところどうなのだろう。
それに相場の範囲内・適正価格だとしても、結局は好みじゃないとか、失礼ながらお財布事情とかもあるからどうにもなぁ…

ちゃんと自信を持って値段付けられるクオリティに出来てればこんなことでは悩まないんだよね。
買う側だって刺さって相応の価値だと思えば時に無理してでも買ってくださるわけだし。
難しいね😇頑張るしかないね😇

アウトレットの線引きが難しい

マスコットは明らかな差があるものが多かったのでそこまで悩まなかった。
一方ハムケツブローチは作り始めのキンクマの尻だけは著しく出来が悪いものの、他3種は「不格好だけど個体差の範囲か…?」とかなり悩んだ。

実際「これって何が違うんですか?」と聞かれて「歪んでるとか足が大きすぎるとか、出来が悪い、お尻に見えないかなと感じたものをアウトレットにしてます」と説明しても「そうなんですか?あんまり違いわかんない」と言われた。

とりわけ、マスコットの顔や造形がかわいいかどうかはそれぞれの主観による。
かわいくならなかった、形が悪いとわたしは思ってても、むしろそこがいい等と言ってくださる方が時々いらっしゃった。

個体差が売りの(わけじゃないけど均一に作れないから結果として売りになってる)作り手のわたしがかわいく出来なかったと思うからと言ってアウトレット扱いしたら、その子やそのテイストを好む方に失礼じゃないかとはっとした。

正規の値段で出すのは気後れするほど他と著しい差がある、一部汚損などがあるなど明確に難ありでもない限りはアウトレット扱いしない方がいいかもしれない。

服装を微妙にミスった

せっかくの対面イベントなので「わたしらしく!」と思い、お気に入りの丈長め水色ワンピースを着て行った。
はむちーず感を出すため、そして会場は22度設定と聞いて寒がりのわたしには必要だと考え、パステルイエローのカーディガンを持参した。

設営始めて思い出した。
前回も長いスカートがしゃがむ時めっちゃ邪魔だったことを。
設営・撤収は時間との戦いなのに、しゃがむたびスカートをまとめる動きが加わり、地味なタイムロスを生んでいた。

イベント始まってしまえば基本立ってるし、在庫補充もほぼ棚裏か机上の牛乳パックからなので気にならない。
とはいえ椅子低いから座ると裾着いちゃうのがプチストレスだった。
これも前回実感してたのに忘れてた。

周り見ても出店者様は皆様パンツ、スカートはおひとりだけ見かけたけど短めで動きやすそうだった。
当たり前。
わたしみたいなロングスカートなんかいるわけない。

そして終始会場の温度感がだいぶぬるい。
長袖の春服着てる寒がりの自分の感覚でちょうどいい〜ちょっと暑いかもだったので、普通の人は半袖でちょうどと感じてそうだった。
小耳に挟んだ話だと、わたしのいた入口に近い方はまだよくて、風が通らず人も多い奥の生体ブースのあたりは結構暑くなっちゃってたらしい。

そんなこんなでカーディガンの出番はなかった。
ただでさえ夜逃げ状態なのに、余計な荷物になってしまった。
まあでもこれも現地じゃないとわからないからしょうがないね。

そもそもの話、アパレルとかアクセサリーの販売ならともかく、ただのハム狂なんだから別にそこまでお洒落してなくていいのだよな。
次のデザフェスはブース狭いから動きやすい方が絶対いいのでちゃんと考えようと思った。
そりゃ着たい服着たいけども。

出店者様はお店のロゴとかご自身オリジナルのTシャツ着てる方が多くて、クラT思い出して懐かしくなったりした。(?)
ああいいうの、歩いてるだけでアピールになるしいいなぁと思う。
エプロンは前から作りたいなと思ってるんだけど、予算がね😇
Tシャツ・パーカー類SUZURIで出してるけど、予算ry

クレカ同様PayPayもいらなかった

前回クレカ決済まだいらなかったと実感してすぐ止めて、その代わり念のためでPayPayも使えるようにはしたんだけど、これも結局いらなそう。

QRコードの看板持って行っておきながら、Xで出したお品書きでは現金でって書いちゃってたし、現地でも使えますの案内出してなかった。
現金以外使えるか聞かれなかったから別に困らなかった。

ちょうどスクラッチ開催期間だったらしいのでPOPでも出してればもしかして声掛かることもあったかなと思う。
でもだからって「PayPay使えるから」が購入を後押ししたかは不明。

次のデザフェスでは終盤の現金使い切っちゃった方には救済になるかもしれないという浅い考えで一応案内は出してみようと思う。
デザフェスでも出番ないようならもうずっと現金のみで行こうかと。

お釣りのお札が一時ピンチになった

前回千円札11枚で間に合ったので同じく用意して余裕ぶっこいてたら、まだ序盤のお札がまったく増えていない時に早速1万円札いただいてしまって一気にピンチになった。

その後続々と1,000円札をいただけたので乗り切れたからよかったものの、ヒヤヒヤした。
念のため15~20枚はあった方が精神衛生にはいいね。

接客スキル終わりすぎ(2回目)

褒めてくださったりとかで話しかけてくださった方には普通に嬉しくて結構お話出来たりしたんだけど、自発的には時々こんにちはbot再来したくらいで相変わらずまともな接客は出来なかった。

見てくださってる方をただ見守ったり見て見ぬふりしたりの無言の時間みたいなのも多くて、かえって居心地悪くしちゃったかもって反省してる。
店員がお客様にビビり散らかしててどうすんだという話である。

いやでもほんと、どうしていいか一生わからん。
だってわたし買い物中店員さんに声掛けられたくない人なんだもん(泣)
なんて声掛けたらいいんすか?🥲

交流したいくせにチキりすぎて無礼だった

お客様だけでなく他の出店者さんとも交流出来たらいいな✨と淡い期待を持っていた。
しかしながら、いざ皆様を目の前にしたら「ハイレベル作家・ブリーダー様方へ声を掛ける勇気」+「ブース空ける勇気(過疎ってても)」+「声掛けておきながら何も買わずに帰る勇気」などぼっち参加接客スキル終了素人丸出し作家もどきにあるはずもなく、全然自分からいけなかった。

見に来てくださった出店者さんもたくさんいらしたのに、ほとんどの方には挨拶すらまともに出来なかった。
マジ失礼。

出店者さんだって気づいたんなら「お疲れ様です」ぐらい言えばよかったんだよ。
緊張なんかしてる場合じゃない。
気が利かなすぎる。
恥ずかしい。
このためだけにでも一日やり直したい。

大量に持ってけばいいってもんじゃなかった(2回目)

前回これも心に刻んだはずが、荷物減らせない系の性よ…😇

「いやでも小動物特化イベントだし…前回よりはそれなりに売れるはずだし…足りなかったら困るし…」ってまた諸々ありったけ持ってったのはアホでしかない。
自戒のためにもう一度言う、諸々ありったけ持ってったのはアホでしかない。
場数踏まないとわからないところでもあるんだけど、程度ってもんがあるだろうと。

ショップカードとサンキューカード、ポストカード、くるみボタン、缶バッジの必要数は大体掴めた気がするので、そのへんはまたローデンツ出る時はちゃんと減らせると思う。

でもな〜デザフェスは規模感も来場者の熱感(?)も全然違うから読めないよな〜🙃(フラグ😇)

余裕をもって事前準備出来なかった

ローデンツは羊毛フェルト始める少し前に知ったイベントだった。
羊毛楽しかったんで調子こいて東京ハンドメイドマルシェに申し込んだら当選しちゃって、でもなんかやれそうだからどうせならローデンツも出てみたいなと思って、2月の募集開始早々に申し込みをした。

だから参加決定から当日までは約4ヵ月、東京HM終了からは1ヵ月半ちょっとの準備期間があった。
わりと十分な時間があったはずだった。

ところが東京HM終了後は気が抜けてしまい、だいぶ在庫が残ってしまったのもあって、しばらくのんびりしてしまった。

チーズを持たせた大きめのマスコットを新作で出すつもりでいたくせに、試作に取り掛かったのがGW。
羊毛だけやってればいいものを急に粘土造形に興味を持ってしまい、陶器風マグネットの試作をして失敗、フェイククッキーに挑戦して失敗。

この時点でもう5月が終わりそうになっていたので粘土は諦め、新作に集中することにした。(初めからそうすべき)

しかし。

6月頭に家族が変な風邪でダウンしたと思ったら間もなくわたしに感染った。
食事もまともに摂れないほどの喉の痛み、微熱とだるさと頭痛で1週間寝込む羽目になった。
翌週もずっと調子が悪く、本腰入れて準備に取り組めるようになったのは開催1週間前だった。。。

いやもう、焦ったなんてもんじゃない。
新作最低でも35匹は作ろうと思ってたのに15匹しか出来てない、POPのデータ作りかけ、値段決めてないし写真撮れてないからお品書きも出来てない、ガーランド作ろうと思って作ってない、什器類だいぶ変えたのに設営練習一度もしてない状態で残り1週間て。
しかも体調も戻りきってない。
なんなら今でもまだちょっと本調子じゃない。

もうマジで頑張った。
設営は幸いダウンする前に用意してあったものだけでうまくいったから、完成形を写真に残して一度だけで練習終了。
POPなどは超特急で作って、新作も+15匹(合計30匹)どうにかした。気合い。
マスコットの仕上げは当日現地でやることも覚悟したけど、前日22時になんとか作りきった。

人生何があるかわからないので、直前1~2週間に何も出来ない事態になっても焦らないよう早め早めに準備すべきだと身に染みてわかった。
でもあれだけ追い込まれるとすごい集中でこれだけのことが出来ちゃうんだってこともわかってしまった。笑

あとあの風邪はなんていうか体調管理とかいう問題じゃなかった気がするんだけど(風邪ひいたりあんな悪化するような要素別になかったので)、日頃から体調を万全にしておくことも危機回避として大事だよねとは思う。

もっと早く着くべきだった

12時スタートで10時半着なら、開場前に軽く見回って軽食も摂れるくらい余裕だろうと思ってた。
気づいたらとりあえず一通り設営終わって受付済ませたの11時40分過ぎだった。。。
どうして。。。

前回と違って配置はちゃんと頭に入ってたし、棚の組み立ても慣れてきたし、物を並べる作業はスムーズだったと思う。

それでもあんなに時間かかってたのは、詳しくはまた別で書くけど、テーブルクロスをうまいことやるのに手間取る、テープが剥がれて何度もやり直すといった無駄な手間が多かったせいだと思う。
とにかくずっとテープと格闘してた記憶。(にしても時間かかりすぎでは?なんでだろ?)

受付の後はいろいろ再点検してサンドイッチ1個急いで詰め込むだけでタイムアップだった。
ここの余裕があれば生体見たり他の出店様に挨拶したりも出来たんだろうにと反省と後悔まみれ。

ディスプレイ反省会は次回

主な反省はこのあたり。
ディスプレイについては未だ課題山積なので、その話はまた次回。

続きはこちら。


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