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社会人5年目。格闘技を習いたい。

今欲しいものは何かと聞かれれば、間違いなく“強さ”と答えるだろうな。それぐらい強さを渇望しています。最近は暇さえあれば近所のジムや道場を検索する日々を過ごしている。俺をここまで突き動かしているものは一体何なのか。答えは明白、玉木宏の存在に他ならない。
昨年9月にロサンゼルスで開催された柔術の世界大会に俳優の玉木宏が出場していた。その試合動画を偶然目にした俺は、柔術の、そして玉木宏の虜になったのである。胴着を着た玉木宏のかっこよさには目を見張るものがあった。俺も玉木宏になりたい。玉木宏になって、迫りくる暴漢を組伏せたい。腕絡み投げを習得したい。“技”を身に付けた人間の心理状態は一体どうなっているのだろうか。一度きりの人生で味わってみたいのである。

格闘技を始める動機として、不純極まりないのは重々承知している。もちろん玉木宏への憧れだけではない。運動不足解消や、ガリガリの自分に自信をつけたいといった理由もある。こんな時代、いつストリートファイトに巻き込まれてもいいように、備えておいても損はないだろう。その副産物として、健康な肉体と精神を手に入れられるのなら、どんなに不純な動機だとしても、自信を持って、自分の背中を押してやれる気がするのだ。
柔よく剛を制す一年にしたい。



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