濱川学院 〜HammerAcademy〜

香川県高松市にある予備校、濱川学院です。 少人数制クラス、個別クラスで指導し、小学コー…

濱川学院 〜HammerAcademy〜

香川県高松市にある予備校、濱川学院です。 少人数制クラス、個別クラスで指導し、小学コースから予備校コースまでの一貫教育、「なぜ」を極める講義で、本当の知識=教養を身につけます。 第一志望の合格を目指し、自分の「力」を知るための「ベストな学び」を提供する予備校、それが濱川学院です。

最近の記事

大学入学までどう過ごす? 「TOEIC対策」

「TOEIC」最近大幅に増えてきた「外部検定入試」、また、大学入学後すぐほとんどの大学生が受験し、就活においてはそのスコアが選考基準にもなる英語力を測る試験です。大学受験で培った英語力が残っているうちに、早めに対策をはじめておいて損はありません。今回は、各パートごとの特徴を元に、その勉強法、対策法を指南します。 TOEIC対策 (Part1〜Part4)Part1 写真描写問題 20問 Directions: For each question in this part,

    • 小論文対策

      「小論文」で問われる4つの要素① テーマ文を完全に読解する ② 問題点をあぶり出す、 ③ 広い知見に基づいて多角的な考察をする ④ 説得力をもって論理的に論述する 読解力・思考力・論述力を問う試験 小論文試験は、読解力・思考力・論述力を試す試験です。課題文・資料を正しく読解し、その内容を的確に説明できるか【説明問題】、指示されたテーマについて自分の見解を考え、それを論理的に表現することができるか【論述問題】など、知識の総合的な応用力・教科を横断・超越した力が問われます。

      • 共通テストの英語Reading/Listening、こうやってマスターしよう②【濱川学院英語科】

        濱川学院:開講講座(2024)[講座] パラグラフ・リーディング(〜英検2級レベル) [講座] パラグラフ・リーディング(〜英検準1級レベル) ・パラグラフ・リーディングとは まず、パラグラフリーディングとは、文章を構成する段落(パラグラフ)の要点をつかみながら、あるいは推測しながら文章を読み進めていくこと(リーディング)です。 ほとんどの長文は序論、本論、結論から成っていて、例えば、序論の段落では問題提起や主張が要点となります。本論の段落では具体的な例示や実験内容などが

        • 共通テストの英語Reading/Listening、こうやってマスターしよう①【濱川学院英語科】

          ・英文の読解スピード 共通テスト英語Readingの総語数、2023年度の約6,100語から2024年度は6,300語へと増加しました。これを試験時間の80分で読解する場合、読解スピードは約78語/分となります。(高校生の平均英文読解スピードが約75語/分)しかし、この約78語/分というスピードは「読む」時間であり「考える、解く」時間は含まれていません。実際に「読む、考える、解く」を考慮した場合「約150-160語/分」のスピードが必要となります。ちなみに、共通テスト英語

        大学入学までどう過ごす? 「TOEIC対策」

          二次試験対策【英語】

          「英語」の2次試験対策は① 「出題者/採点者」の観点を知る+身につける ② 「和文英訳」と「英文和訳」を表裏一体として捉える ③ 「自由英作文」は「論理フレーム」に基づく多様な演習がカギ 近年の出題傾向 ・「出題者/採点者」の観点を知る+身につける マーク式の試験では、ぼんやり内容がわかる程度でも正解する確率はありますが、記述式の試験では、それは通用しません。まして、C判定、D判定の受験生が逆転を狙う場合、ただ量をこなしたり、闇雲に答案を作るのでは意味をなしません。 二

          二次試験対策【英語】

          二次試験対策【物理・化学・生物】

          「物理」の2次試験対策は➀ 「力学」「電磁気」は最優先で押さえよう ② 出願校の解答形式にあわせた記述力を身につけよう ➂ 各分野の代表的な問題を徹底練習しよう 近年の出題傾向 物理は、旧課程やそれ以前から学習すべき範囲が大きく変わらない科目の一つです。また、各分野の出題頻度も昔からそれほど変わらず、やはり定番は「力学」と「電磁気」です。しかし、近年のいわゆる「思考力」を問う時代の流れから、あまり見たことのない設定から物理的に考える力を試す問題が出るようになりました。

          二次試験対策【物理・化学・生物】

          二次試験対策【国語】

          「国語」の2次試験対策は① 難関国立大と国立大学、それぞれの特徴・特質を見極めよう ② 分野別の、正しい「読解・解法」を身につけよう ③ 「出題者/採点者」の観点を知る+身につける 分析と対策:難関国立大学(大阪大学、神戸大学、九州大学、一橋大学など、その他難関国立大学) 総合分析 ポイント① 現代文の難易度は平均的に高く、本格的な記述・論述力、思考力が問われる。一橋大は字数制限の厳しさと要約問題、 大阪大は評論文・小説の難易度の高さ、神戸大は時に5000字を越える文

          二次試験対策【国語】

          二次試験対策【数学Ⅲ】

          「数学Ⅲ」の2次試験対策は➀ 「グラフの概形→面積・体積」を最優先で押さえよう ② 極限、微分、積分の計算問題を徹底的に練習しよう ➂ 「まんべんなくする」は絶対にやめよう 近年の出題傾向 これまで「数学Ⅲ」といえば、「積分法」が最も出題されやすい分野であった。その傾向は今も変わらないが、昨年度はついに全体の5割を超えた。中堅国公立大学にて特に出題されやすいのは、面積・体積を求めさせる問題である。旧帝大などの難関大では「定積分と不等式」などからの出題が見受けられるが、そ

          二次試験対策【数学Ⅲ】

          二次試験対策【数学ⅠA ⅡB】

          「数学ⅠAⅡB」の2次試験対策は➀ 「数列」「ベクトル」を優先的に学習しよう ② 「答案の書き方」より計算力を高めよう ➂ 「まんべんなくする」は絶対にやめよう 近年の出題傾向 近年の「数学ⅠAⅡB」は、「場合の数・確率」(数学A)、「積分法」(数学Ⅱ)、「数列」「ベクトル」(ともに数学B)からの出題で全体の約5割を占める。旧帝大などの難関大では「整数の性質」(数学A)がよく出題される。一方で、「データの分析」(数学Ⅰ)や「図形の性質」(数学A)などは、共通テストとは違

          二次試験対策【数学ⅠA ⅡB】

          出願校決定における判断材料を徹底解説!

          受験生のみなさん、共通テストお疲れ様でした。一息つくのも束の間、次は出願校の決定です。自己採点の結果、志望校の判定結果をどのように受け止め、どこの大学に出願するべきなのか、不安も多いと思います。比較、判断のために何を調べれば良いかをまとめましたので、チェックしておきましょう! 自己採点が終わり、判定が出た後にすること⓪志望校の共通テストと二次試験の配点比率、二次試験の教科・科目・過去問を確認 ①志望校の判定結果(A〜E)・度数分布表での自分の位置を確認 ②志望校の学力分布(

          出願校決定における判断材料を徹底解説!

          2023年共通テスト傾向と分析・2024年予測

          今回で4年目を迎える共通テストですが、前回はこれまでと比較してどのような面が違ったのでしょうか。ここでは、前回とこれまでの傾向の違いや難易度の変化について解説します。また、センター試験から共通テストへ移行した際の変化もおさらいしておきましょう。 入試傾向の変化前回(2023年)の共通テストは、これまでと同様にセンター試験に比べて問題文の分量が多い傾向が続きました。そのため時間的な余裕がなく、全てを解ききることができなかった受験生も多かったのではないでしょうか。 つまり、セ

          2023年共通テスト傾向と分析・2024年予測

          共通テストを受験する時、ここに気をつけよう!

          大学入学共通テスト(以下「共通テスト」)まであと1週間ほどとなりました。 共通テストは「最大2日間の長期戦」「時期的に天候が荒れやすい」「とにかく緊張する」など、受験生にとって大変ハードな環境下で受ける試験です。でも、せっかくなら万全の状態で試験に臨みたいですよね。ということで、まずは共通テスト当日の注意点を3つお伝えします! 1. 1科目、1問に固執しない共通テストにおいて、みなさんを苦しめるものの一つに「時間配分」があります。特に、前身のセンター試験から共通テストに移

          共通テストを受験する時、ここに気をつけよう!

          共通テスト対策【現代社会】

          出題予想 共通テスト「現代社会」予想①教科書で学ぶ基本的知識が問われる問題 予想②資料を読み取り、整理、分析を行う問題 予想③複数の概念や主張を把握し、分析、判断する問題 過去3年間の出題内容大問1 大問2 大問3 大問4 大問5 予想に伴う問題形式ごとの予測・対策予想①教科書で学ぶ基本的知識が問われる問題 知識問題 今年度の共通テストも、従来型の知識問題が多く出題されると予想される。特に、正文・誤文選択問題の形で出題された場合は、短文で正誤を判断しなければ

          共通テスト対策【現代社会】

          共通テスト対策【化学】

          出題予想 共通テスト「化学」予想①グラフや表、実験結果を処理する読解力・思考力・解析力を要する 予想②説明や図、反応式の読み取りで対処可能な「初見」の物質等が扱われる 予想③暗記・理解に加えて情報処理のスピードを要する ①グラフや表、実験結果を処理する読解力・思考力・解析力を要する 共通テストではセンター試験に比べて、観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し、解釈する力を問う問題が多く出題されており、その傾向は今後も続くと予想される。 例えば、共通テス

          共通テスト対策【化学】

          共通テスト対策【倫理】

          出題予想 共通テスト「倫理」予想①史料と知識の総合的な設問が出題 予想②日本思想は「西洋思想との対比」を意識する 予想③「長い選択肢」の読解力がカギ 予想①資料と知識の総合的な設問が出題 思想家の知識を問う出題が少なくなく、資料や関連用語との結びつきも理解する必要がある。共通テストでは、問題を解く段階では知識に加えた力を求めている形式が主流である。特に第1問の東西の源流思想に関する出題においては、全体的な知識に加えて資料を正確に読み取れる力を試す出題傾向になっている。

          共通テスト対策【倫理】

          共通テスト対策【理科基礎】

          出題予想 共通テスト「理科基礎」予想①物理基礎は身近な現象を科学的に考える問題 予想②化学基礎は小問集合+総合問題 予想③生物基礎・地学基礎は考察問題の対策を ①物理基礎は身近な現象を科学的に考える問題 物理基礎は、日常生活や身近な現象を論理的に考えさせる問題が多く出題されるであろう。「物理らしい」問題ならば、公式を用いるなど科学的根拠に基づいた思考になるのだが、日常生活や身近な現象が出題されると、感覚で解いてしまう受験生は多い。しかしこれは完全に出題者の思うつぼで、

          共通テスト対策【理科基礎】