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小学校・どんどん増えていくクラスメート

私の子供が新一年生になったときの話。

学校が始まってから驚いたことがあった。

「くじ引き」でクラスが決まったとき、私の子供のクラスの人数は22人だった。その一週間後は、28人。増えている。​

「くじ引き」でクラスを決める方法はこちらで。

学校登録

トルコの公立小学校も日本と一緒で「校区」がある。しかし、親の仕事場の近くの学校に入れたい人や、評判の良い学校に入れたい親は裏技で、「校区内」に住んでいる人に住所を借りて学校に登録する。

このシステムはバレたら罰金と聞いたが、暗黙の了解なのか、遠くから通う子供たちのためにサービスバス会社がいくつかある。

本当なのか??そんなことが可能なのか、「校区外」の人の中には、担任の先生を選びたい場合、先生がどのクラスを担任するか決まってから学校に登録するとも聞いた。それで、学校が始まってからクラスメートの人数が増えたのだろうか?

担任の先生で学校生活が変わる。良くない先生の話も聞くので、子供の小学校4年間、クラスも担任の先生も変わらないので、自分の子供の学校生活を良くするために親も必死なのだろう。

そうなると、私の子供のクラスの人数が増えていくということは、担任の先生が良かったとも考えられる。

転校する

学校や先生が合わなかったら転校するという考え方もある。転校はめずらしいことではない。

子供の仲の良い友達も途中から転校してきた。前の学校では先生と合わなかったそうだ。毎日学校に行くのを嫌がり、食が細くなっていったらしい。転校してきて、今は元気いっぱいに遊んでいる。

転校して子供たちの学校生活が良くなるかどうかは賭けだが、転校する前にその学校の校長先生や担任となる先生と話し合うことができる。いきなり「くじ引き」で決まった先生に担任してもらうよりは、少しは不安が改善されるだろう。

そのような理由からか、学年が上がるたび私の子供のクラスの人数は変わっていき、三年生になったときは32人となった。一年生最初の日から10人も増えたことになる。

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