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子供のクラスメイトがコロナに感染したので学級閉鎖になりました

子供のクラスが学級閉鎖になりました

これまで、クラスメイトの家族や親戚など、交流のある人がコロナに感染したため、その子はしばらく学校に来られないとか、他のクラスや他の学年でも学級閉鎖になったとかいう話はチラホラ聞いていました。だけど、クラスメイトが実際になったのは今回が初めてでした。

トルコでもオミクロン株が急激に広まり、感染者が2万人前後をウロウロしていましたが、いっきに6万人を超え、最近は7万人も超えている状況です。

とうとう家にも?!

1月5日(水)、子供の荷物が多いので学校まで一緒に行き、外に出たついでに帰りはアレルギーの薬をもらいに病院に行きました。しかし、帰宅すると玄関に子供の靴がありビックリ。何かあった?体調不良?と思いながら家に入ると、子供はシャワー中。(コロナが広まってから基本的に学校から帰ったら用心のためいつもすぐにシャワーをさせています。)在宅していた夫から、クラスメイトの二人にコロナの陽性反応が出たため学級閉鎖になって帰って来たと聞きました。

とうとう家にもコロナが来るかもしれない。

用心はしていましたが、昨年の9月から新学期が始まり、学校ではオンライン授業ではなくて、対面授業が続けられていたので可能性はあると覚悟していました。

それにしても、子供たちが学校に行くまでに連絡できなかったのか。早朝に感染がわかったのか・・・お知らせがトルコ的だなと思いました。我が家は子供が一人で学校まで行き来できる距離なので良いのですが、少し離れたところからサービスバスで来ている子、市バスを利用して来ている子、親が出勤するときに送ってきてもらう子がいて通学スタイルは様々です。たまたまこの日は夫が在宅していたので助かりました。トルコの学校システムでは私の子供は中学生となりますが、日本では小学5年生です。普段は私が家にいるので鍵は渡していません。帰宅時に、もしたまたま何かの都合で私がいなかったら、他に身内がいないため、いつもお世話になっている同じアパート内に住む管理人さんの家に行くか、近所の交流のあるお店屋さんで待たせてもらってね、と言っています。でも、今回のようにコロナで学級閉鎖となるとさすがに頼むことができません。

その後の学校の対応は

外出していてWhatsAppのメッセージを見ていなかったのですが、確認すると15件もメッセージが入っていました。

担任の先生から学級閉鎖になりましたという連絡。
保護者たちからはGeçmiş olsun!(お大事に)のメッセージ。
その日の各教科担当の先生からの今日の授業についてのメッセージ。

午前中の授業担当の先生には、「今日は準備が間に合わないので明日からオンライン授業します。」と言われ、午後からの授業担当の先生からは「オンライン授業します。詳細はまた連絡します。」と連絡が来ていました。次の日からも各教科の先生から連絡が来てサクサクとオンライン授業で進められていきました。

コロナが広まった2020年。トルコの学校では2021年の夏休み前までは殆どオンライン授業でした。オンライン授業の期間が長かったので、ここでの学校の対応は早くて助かりました。​

※オンライン授業のバタバタについてはこちらに書いています。
お時間があれば、こちらも読んでいただけると嬉しいです。⇩


ただ、特に英語の授業が多いのに、子供のクラスは他のクラスより授業が進んでいたらしく、早く終わったり、授業の始まる時間になってから今日は授業しませんと連絡が来たり、更には体調不良でできませんとか、停電で授業ができませんということが続きました。そのため、保護者の一人が何か宿題を出してください、とメッセージを書きましたが先生からの反応はなし。大丈夫かな?この先生、と思いました。もともと、産休の先生の代わりに入っている先生。それでも、もうちょっとやりようがあると思うのですが。

実際、授業中に停電があり、停電してる地域の子供たちはしばらく授業に参加できなかったりしました。ウチも停電組でした。すると、その次の授業の理科の先生からは、「停電中の人は何人いますか?3人以上だったら授業時間を変えることができますよ。」とメッセージが来ました。先生により、イロイロです。

トルコのコロナに関するHESコード

トルコではコロナに関して、HESコードというものの登録が義務付けされています。コロナに感染していないか、濃厚接触者ではないかの管理がされているのです。それを学校にも届けています。そのため、保健省から私の子供はリスクのある人と接触したので1月15日(土)まで外出禁止です、とメッセージがきました。(子供のクラスが学級閉鎖中に、オミクロン株は発症までの期間が短いとのことで、10日から7日間に隔離期間は変更されました。)

学級閉鎖中には保健省からと、登録している町医者から体調確認のための電話がありました。

学級閉鎖後、5日目くらいからクラスのお母さんたちからPCR 検査をしたけど陰性でした、とメッセージが届くようになりました。知らなかったのですが、5日後にクラスメイト全員がPCR検査を受けて問題なければ再開できる、というようなことがあったようです。学級閉鎖中に隔離期間が短縮されたので、1 月12日(水)から学校が再開されるため、体調に問題なければ全員がPCR検査を受ける必要はないと言われました。

学級閉鎖終了

幸いにも私の子供はコロナに感染せず、学級閉鎖後、元気に学校に行きました。最初に感染していたた二人のクラスメイトの他には、感染していたクラスメイトの隣に座っていた子が一人だけコロナに感染していたようです。最初に感染していたクラスメイトも本人は陰性反応が出ましたが、家族が感染してしまい、まだお休みでした。子供たちは軽症でオンライン授業に参加できていたので、彼らにとってはオンライン授業が続いていた方がよかったかもしれません。

オミクロン株がデルタ株に比べて重症化しにくいということで、少しずつコロナも終息を迎えつつあるのかも、と一部では言われているかもせれませんが、まだまだ何が起こるか分からない世の中です。マスクを外し、子供たちがお互いの顔を見て話ができるようになるまで、油断せず気を付けていかなければならないと思える出来事でした。



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