やっぱりそういうことになるよね、と思った話(オンライン授業)
ギリギリに連絡事項が来るトルコ。夏休みが明けて、小学校のオンライン授業が始まって2日日目の夜に担任の先生からクラスのWhatsAppグループにメッセージが来た。
オンライン授業での変更
「明日からの授業では、国家教育省(Millî Eğitim Bakanlığı)によって作成されたEBA(教育情報ネットワーク)のシステムを使用して授業を行います。」
それまでに担任の先生からは、
・オンライン授業が始まる2日前「初日は13時半から授業をします。」
・初日の授業後「月曜日から木曜日までは10時から11時半。金曜日は13時半から15時まで授業をします。」
というメッセージが来ていた。
そして3日目からまたまた変更である。このシステムは、新型コロナウイルスの影響で学校が休みになったとき、使用しようとしたシステムである。しかし、トルコの小、中、高校が対象だったため、登録しようとしてもエラー続きで登録できないなどシステムに問題が発生して、結局子供のクラスでは別のアプリを使用しての授業が始まった。
しかし、このアプリでも度々問題が発生するので、担任の先生は再びEBA(教育情報ネットワーク)のシステムを使用することにしたようだ。
夜になってから、登録できていない人たちが登録についてメーッセージのやり取りをしていた。幸い、私の家では最初の頃に登録が出来ていたので問題なかった。
そして3日目のオンライン授業
オンライン授業は10時からの始まりだった。
授業に参加するために、知らなかったので直前にダウンロードしなければいけないものなどがあったが、私の家ではすんなりと授業に参加することができた。
授業には数人しか来ていない。しばらくして、クラスの保護者たちからメッセージが飛び交う。
「授業に参加するために試しているがエラーが出て参加できない。」
「どうやったら入れるのか分からない。」
「授業に参加するためには何をすることが必要?」
「授業に参加できたけど、音が出ない。」
等々。
結局、最初の30分の授業に来れたのは、32人中、12,3人だったようだ。授業がまともに出来なかったので、担任の先生からメッセージがまた来た。
「今日は授業が進まなかったので、前と同じアプリで13時半から再び授業を行います。」
そして、13時半から1時間半、休憩なしで4教科分の授業が行われた。
最初はみんな参加できなくても、徐々に参加していく。最初から完璧に計画通りいかない。それでもどんどん進められていく。もしこれが日本だったら、計画を立てて何度も事前にテストしてからようやくスタートできるのだろうなと思う。
トルコの良いところ?とりあえず、「えいやっ」とやってみる。それから考える。
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