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相談の口コミ(クチコミ)のはなし。


口コミって見ると、「ろこみ」って読んでしまう私です。今日はクチコミの話。


noteを毎日書き始めて、相談室バオバブには新規のお客さんがいつもより多い頻度でいらっしゃいました。ありがとうございます!

いっぱい書けば誰かの目にとまる機会が増えるし、そしたら「この人と話してみようかな」と思ってもらえる。嬉しい循環です。

今回、「どんな風に聞いてもらえるのかわからなかったので、いろいろ調べるのに時間がかかってしまいました」とニコニコおっしゃった方がいました。

「note読んで、ラヂオ聴いて、動画見て、Twitter見て、またnote読んでから来ました!」

みたいに言っていただけると、発信活動をしていて良かった〜と思いました。と、同時に、バオバブってクチコミ的なものを持っていないなと。


アンケートもとったことないし、誰かに「(私とお話してみて)いかがでしたか?」と尋ねたことがないのです。「良かったら感想を書き込んでね!」みたいなこともやったことがない。

思うのですが、相談の良し悪しの判断って難しい。本質的に良いか悪いかより、どちらかというとタイミングだと思うのです。あとマッチング

タイミングというのは、「よし、誰かに聞いてもらおう!」と思った時に、目の前にいた人が選ばれる可能性が高いということ。そしてその選んだ相手に、そのまま聞いてもらい続けるだろうということ。

目の前どんなにいい人がいたとしても、ご本人のタイミングと違えば意味はない。そして一度話した人に、そのまま聞いてもらうことが多いと思う。聞いてもらう人を変えると、また最初から話さなければいけないから時間もお金もかかるし。

そしてマッチングというのは、話をする人と聞く人の雰囲気とかテンポがマッチするかどうか。

雰囲気やテンポって相性があると思います。友人が「クチコミ評価がすごく高いカウンセラーさんに話してみたけど、ちょっと違った」と話していたのですが、いくら経験や技術がすごくても、なんだか合わないってある。それでいいと思います。両者、何も悪くない。


でもそれは聞く側に「聞く技術」や「伝える技術」があるのが大前提なんだけど。

そして私はソーシャルワーカーなので、使える資源などの情報をきちんと持っておくことも心がけているし、人の権利について真剣に考えているし、環境と人との相互作用みたいなものを念頭にいれながら物事を見るとか、大事にしていることはたくさんあるのだけども。


でもお客さんにそこまで伝わる(伝わらなくても全然いい)のは、タイミングとマッチングが合った後なのかな〜と考えます。あ〜でもタイミングを合わせるためにクチコミがあるのかな。そう言われるとそうだなぁ。書きながら迷ってしまった(迷うんか)。


まあでも、そんなわけで、相談室バオバブはクチコミがないのです。


誰かとタイミングが合えばいいな〜と、思いながら日々過ごしています。でも、定期的に来てくれる方がもう十分いるので、穏やかな気持ちでその時を待っています。誰かと出会えるのはいつだって嬉しいけど。

主宰者近影(窓拭きしようね)


余談ですが、カウンセラー登録をしているオンラインカウンセリングでは、すごいたくさんクチコミをいただいています。多分、運営さんがお願いしているのだと思います。いい言葉をいただくと、とっても嬉しいですね!励みになります。

ちょっとくらい内容を紹介しようかなと思ったのですが、違う場所のクチコミをバオバブに利用するのはダメかしらと思い、やめたのでした^^

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2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。


対話のカケラ(マガジン)
お客さんとの対話で、心に残ったことをもとに記事を書いています。


ハマダユイ
ソーシャルワーカー12年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

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