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歯磨きで毎晩暴れ泣いていた子が自らするようになった方法!

発達っ子の歯磨き…
毎朝、毎晩と苦労してるお母さん多いですよね。

かくいう私も、過去は悩みの一つでした。
シール作戦なんかにのる子じゃありませんでしたし、毎晩泣き叫んで→夫が怒り出す、のパターン。こういうお家も多いのでは…?

そこで、この闇(笑)から抜け出した方法を書いていきます。

まず、結論から

最初に結論を書くと

①本人が気がつくまで待つ
②ねずみタイマーで視覚化
③口の中を視覚化
④楽しい雰囲気重視の歯医者に通う


本人が気がつくまで待つ

時間はかかりますが、人生の習慣にするには一番効果がある方法です。

息子が3年生頃の話です。ある日、先生と近くでお話したときに口のニオイが気になったそうなんですね…。別に歯磨きしてないとかではなく、給食後でツナのニオイがした…ただそれだけのことだったそうです。

それでも息子には大きな衝撃だったらしく、

「歯、ちゃんと磨くわ…」

と言って、それから夜は自ら磨くようになりました。

長い目でみる必要はありますが、人生100年時代。
自分で気がついて、自分の歯を大事にする

何かのキッカケがあるまで他の方法も試しながら見守るのをオススメします。


ねずみタイマーで視覚化

見守る…そうは言っても何かしら対策はしたい!
しかも「楽しくさせたい!」ですよね

ぴったりのアプリがあります

ねずみタイマー

https://app.litalico.com/mousetimer/jp.html#

歯磨きを嫌がる理由のひとつに

時間の見通しがつきにくい

ということもあるかと思います。
子どもからすると、

どれくらい磨いたら終わっていいのかわからない
・もっと磨けってママがいうけどいつ終わるの!

こんな気持ちもあるかもしれません。

ねずみタイマーはねずみにりんごがかじられて消えていくので「もう終わり!」のタイミングがわかりやすいです。

息子はタブレットを洗面所に持ち込んで見ながら歯磨きしていましたよ~。朝・晩と毎回やらなくても時間に余裕のある晩だけとか、休日だけでもいいと思います。


口の中を視覚化


発達っ子の中には視覚優位で「見ることで理解できる」タイプの子がいますよね。ウチの子も耳より視覚優位なので検査をするときは「見せて説明」をよくやります。You Tube様様です(笑)

耳からの情報だけで、とにかく

「磨きなさい!」

だけでは指示が通らない場合、

You Tubeや本などで、口の中にどれだけ菌がいるか見てもらったほうが理解が深まることもあるのです。

もし可能なら歯医者さんで
口の中にファイバースコープを入れてもらい、みてもらうとよいです。

歯磨きをしなければいけない、のではなく
口腔の衛生をキープするのが目的なので
真の意味を理解してもらうのが大事なんですよね。

逆にこの方法をオススメしないのは

・強迫性障害の子
・潔癖症の子
・思い込みが激しい子

菌を見てしまい日常生活にも影響が出そうなタイプの子には、かわいい絵本などソフトなものがいいですね。


楽しい雰囲気重視の歯医者に通う

4つ目は
歯医者さんに通うなかで歯のケアは楽しい!と身につける方法です

息子は先に書いたように、毎晩歯磨き時に暴れてたのですが、6歳になったとき歯がグレーに色づいて心配になりファースト歯医者さんを探すことになりました。

耳鼻科で医師を蹴り飛ばした、あの日のことがリフレインされます…なるべく楽しい雰囲気の小児歯科を探しまくり。恐怖感が強い子は
「まずは技術より雰囲気重視」コレ絶対です!!!

結局は地元のガチャガチャがある歯医者さんに行ってみて気に入ったので、そのまま15歳になった現在も定期検診に通っています。

少し遠くてもがんばって雰囲気が明るくご褒美などのお楽しみが用意されてる歯医者さんを見つけてくださいね。


最後に…心配しなくても大丈夫(^^)

・歯磨きしなくて虫歯にさせちゃったらどうしよう
歯医者さんが苦手だから嫌がっても歯磨きさせなきゃ!

そんなお母さんへ

日本人は虫歯ゼロの人はほとんどいないです。
小学校のときにありませんでしたか?虫歯ゼロの子の表彰式。あれってほんの数人でしたよね?

もし虫歯ができてしまったら治療は必要になるけれど、それは子どもにとって「きちんと磨かないといけないな」と学びになります。

息子もとうとう恐れていた虫歯ができたことがあったんですね。
「麻酔するのか」「耳鼻科みたく暴れたら…」
と本人より親の私のほうが不安に駆られたことをよく覚えています。

結局、軽く削るだけで済んだのですが親子ともによい経験に。

ウチの息子みたく治療で暴れてしまう子は、虫歯の治療も難しい…だから虫歯にしたくない気持ちは痛いほど解ります。ですが、成長していく上で何でも先回りして予防していては何もできない子になってしまう。子が40歳、50歳になっても歯磨き!歯磨き!と言い続けますか?治療するときはしないといけないです。

ちょっと厳し目になっちゃいましたが…
もし治療になったら笑気とか鎮静という方法がありますので通ってる歯科医院やこれから行こうと考えている歯科医院でできるか調べておくのがいいと思います。ちなみに息子は採血がダメで鎮静かけた経験があります。

それと最後に一つ。
磨かない日があっても大丈夫!
ウチでもどうしても泣き叫んで磨かない日は

お茶だけ飲んで!もう寝て!

と私も叫んでいました。
毎日のことですから疲れ切っていたのかもしれません。

お茶で潤すだけでも違うと思いたかった(笑)

あと前歯1本磨いて
「できたね!おしまい!」の日もありました。

ぐぬぬ…本当はもっと磨きたいいぃぃー!!!
と思うこともありましたが…1本と言いつつ隣の歯もシャッとなでることもあったな(遠い目)

そんなんでもいいんです!( ー`дー´)キリッ

まとめると、

✅極力虫歯にならないようにする
✅磨かない日があってもイイ
✅虫歯になってしまったら治療するしかない!それがいい勉強になる

頭の片隅に置いておいていただけたら嬉しいです

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